![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150903/00/koryun2014/3f/04/j/o0500015713414192715.jpg?caw=800)
☆9月新商品アップしました!ご旅行や敬老の日のプレゼントにいかがですか?
今月から始まりました「私の石物語」、2回目です。
今回は、「天然」ということについて書いてみたいと思います。
端的に、「天然」であるところにフォーカスした場合
純粋に「天然」を感じることが出来るのは原石です。
水晶のクラスターのように、一目瞭然のものは分かりやすいですが
アメジストドームや翡翠のように、美しい面が表に出ない石もあります。
外側だけを見たら、なんだコレ?みたいなものもたくさんあります。
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20150913/21/koryun2014/98/d4/j/t02200165_0480036013424030742.jpg?caw=800)
<非売品・メノウのジオード。外側もうっすらブルーが入って綺麗。
市場に販売されるときは大体こんなふうにカットされているので確かめて買うことができる。
でも採掘する方は、二つに割るまでは中がどうかは分からないから、当たり外れがでちゃうので大変(^^;)。>
自己啓発本などでも例えられるように、
ダイヤモンドであっても磨かなければ輝きません。
ジュエリーに加工されるジェム(宝石)の多くは、
色の美しさを高め、輝きを増すようなカットを施して
その価値を高めたものですが、
どんな石でもカットさえすれば輝くわけではありません。
原石の状態で質を見極めたうえで選ばれて加工されていくわけです。
加工の技術はカット以外にもいろいろありますが
色の調整をする技術の一つに加熱処理があります。
加熱処理というのは、本来持っている色を引きだすため行われることが多いです。
サファイアやルビー、レッドタイガーアイ、シトリンなどで一般的に行われています。
加熱すると色が良くなるというのは、
宝石の研磨工場が火災に遭ったとき、色がよくないために分けられていた原石が
火災後、美しい色に変わって発見されたことをきっかけにして開発された技術だそうです。
最近のサファイアやルビーは9割近くが加熱処理を施されています。
加熱処理は、本来の石が持つ成分に対して熱をかけることで発色を引きだす処理なので
ある種、採掘以前の地中で地熱が足りなかった部分を補う処理です。
一部のカラーダイヤモンドでも行われるそうですが、
この処理はどんな品質でも加熱すれば色が良くなるかと言うとそうではないそうです。
元が良くないと、加熱によって品質自体が劣化してカットに耐えられないようなものや
むしろ色も質も悪くなって捨てるしかなくなるようなものについては加熱処理を施しません。
それに、加熱といっても簡単ではないので、それなりに技術も必要だし
コストもかかるわけです(お湯を沸かすレベルじゃないので結構大変(笑))。
香りゅんで扱っているようなルビー、サファイアのビーズは
加熱処理をかけてない【非加熱】のものになります。
不透明だけれども色がある程度出ているから
加熱しないほうがいいと判断されたんだろうと思います。
ちなみに、加熱処理されていない方が丈夫なのだそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150105/15/koryun2014/2e/3c/j/t02200165_0480036013180826814.jpg?caw=800)
香りゅん☆サファイア特集はこちら→http://www.ko-ryun.com/SHOP/128735/list.html
9月の新商品の中に、シトリンのカットビーズを使ったものがあります。
シトリンというのは黄水晶ともいいますが、
これも一般的には加熱処理がかかったものがほとんどです。
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20150910/23/koryun2014/e4/61/j/t02200165_0480036013421387955.jpg?caw=800)
本にもよりますが、アメジスト(紫水晶)を加熱処理したものと
スモーキークオーツ(煙水晶・茶水晶)を加熱処理したものとがあるそうですが
上の写真の左側は【非加熱】の天然シトリンということです。
(鑑別鑑定書は付きませんが、採掘から加工までの経緯がハッキリしていて加熱加工の痕跡はないことが明らかということです。)
こうして見ると、黄色というより茶色に寄ってますね。
正確にはスモーキーシトリンというべきなのかもしれません。
華やかさというより、シックなモノトーンファッション的な使い方になるかなぁと思いますが。
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20150910/23/koryun2014/e1/87/j/t02200165_0480036013421387931.jpg?caw=800)
こちらは加熱処理によるシトリン。
黄水晶といも言われる言葉のイメージの色はこちらでしょうか。
水晶は割とこういう山形の模様が出ることが多く
それがくっきり出ているものはファントム(幻影水晶)として珍重されたりもしますので
こういう色ムラも天然石の証明として楽しむのもオススメです。
ちなみにファントム(幻影水晶)の山形というのは、
結晶が出来る時に木で言う年輪のようなもので、
止まることなく成長を続ける、ブレイクスルーを重ねた水晶と言われてます。
アメジストでもみることができるので、
見つけたらラッキー♪みたいな。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150913/22/koryun2014/4e/db/j/t02200165_0640048013424136721.jpg?caw=800)
こちらはシトリンのクラスターです。
加熱処理による発色とは違い、内包する鉄分が原因の赤に近い発色です。
同じシトリン(黄水晶)でも、これくらい発色の違いがあります。
これも、天然というか、地球の自然環境の違いがなせる技だと分かると本当に興味深いものがあります。
私などはまだまだ見聞が十分な方ではないのですが
それでも、多種多様な石たちと出会うたびに
この地球がもたらす数々の奇跡を発見したような気持ちになって
うっとりとしてきてしまうのです。
![info-p](https://emoji.ameba.jp/img/user/go/go-go-maikoms/2966313.gif)
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