前回の投稿から、3ヶ月…
その間に、急遽決まった手術で入院&療養生活をしています。

子宮筋腫が9つもできてしまい、そのうち一番大きいものは17cmということで、子宮全摘となってしまいました。
病は気からというので、どうにか気合で消えないかと願ってましたが、願っていたというより、放置…😓

早いうちなら、全摘も免れたかもしれないのに…
婦人科は行くのも躊躇われますが、大ごとになるかもしれないことを考えると、早めの検診が大事ですね。
年一の検診はせめてね。。


今の田舎に移住=現在の会社に入り、今年で11年目。
会社からは「検診行ってね」と言われるのですが、あとは本人に委ねられているので、
この11年で、5年前に一度行ったきりになっていました。
毎日やらなければならないお客さん対応は私ひとりでやっているので、会社を抜けづらいということもあり。

でも、一人住まいの我が家に、昨年犬のさくらが来たら「私に何かあったら、この子が路頭に迷う!」と、
今年は久々に検診と、5年前にすっぽかした精密検査を受けることにしたのでした。


手術当日。
「終わりましたよー」という遠い声で目覚めました。

夢を見てたのか、寝ぼけてたのか「あれ?会社にいたはずなのに…」と一瞬どこにいるかわからず。

あ、手術室か、と思いながら、先生に「会社で働いてる夢見てました」と言ったら「真面目すぎますよ」と笑われました。

 

その場で「見せてください」とリクエストして、取った9個の筋腫と子宮を見せてもらうと結構な大きさで。
野球ボール3個分ぐらいはあったような…
あんなのがお腹に入っていたかと思うと、あれだけ筋トレやHIITやっても、お腹周りたいして痩せないはずだよ…と納得しました。
 

ちなみに、膿盆に乗ったそれらを見た瞬間「カタジュタみたいだな」と思ってしまいました。
カタジュタはエアーズロックの近くにある、これです。



 マウントオルガとも呼ばれています

 

手術が決まってから、手術日まで二ヶ月弱ありました。
昔の私なら、ネットで開腹手術の体験談などを読み漁って、手術が怖いとか不安やネガティブな気持ちの毎日だったと思います。
それに、子どもも好きだし、私にも当たり前に子どもができると思っていたのに、ひとりも産まずに子宮を取ってしまうことの悲しさも然り。

でも、今を生きることで、それほど落ち込まずにすみました。
怖さは、手術の直前までペンディングしておこう。
前々から不安がっても、それが軽減するわけでもないし…
そう思いながら過ごしていたのですが、結局最後まで大して緊張も不安も出てきませんでした。

MAXが10だとしたら、2〜3ぐらいかな。
婦人科病棟を出るときや手術室に着いた時、看護師さんや麻酔科の先生が怖さを和らげようと、元気づけてくれたのが申し訳ないぐらい、平常心でいられました。

4歳で手術した時も全身麻酔で、起きたら終わってたから、今回もそうなんだろうなと思ったし、不安がっても1ミリも良くなるわけでもないし😊と、自分のメンタルがけっこう強くなっていることに、我ながらちょっと驚きました。

フルタイムで働きながら、さくらの散歩やお世話もしなければならないから、悩む暇がなかったというのもありがたかったです。


MRIの結果待ちで、手術をするかどうか決まるという時も
手術後の病理検査で、筋腫が悪性か否かわかるという時も
今回の私は、確定する前から悩むことはしませんでした。

悩みや不安などは、たいてい過去に起きたことを反芻したり、
まだ起きていない、起きるかわからない未来を憂えているということがほとんどです。
もしかしたら、起きないかもしれないのに…

自分でコントロールできないことで悩んでも、時間と精神力の無駄。
(私も不眠症になるぐらい悩む人だったから、気持ちはわかりますニコニコ

でも、本当に怖い、本当に不安になるその瞬間まで、考えないでおこうと思えれば
本当に楽に過ごせますので、そんな時にはぜひお試しください。
考える暇がないぐらい、忙しくするのもおすすめです♪