「パン食べたいの」 | コロポックルとスコ

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小さな人と大きな猫の暮らし

 

猫の習性として

 

・魚介類

・肉類

・チーズ、牛乳等の乳製品

 

これらは

生まれつき好きな物として存在し

匂いだけでも寄ってくる。

 

その他の食材は

一度食べてみた時に

『美味しい』と感じたら

記憶に残ってまた欲しがるらしい。

 

しかし

うちの王子は不思議なことに

甘くないケーキのスポンジ生地や

パンの生地部分を欲しがる。

 

先日などは

私が珍しく『くるみパン』を食べようとしたら

「パン食べたいの( ̄ω ̄)」

王子がどんどんにじり寄ってくる。

 

「パン?食べたことないでしょ!」

と言ってみたら

「でも欲しいの( ̄ω ̄)」と。

 

まぁ

くるみの部分はダメだけれど

(ナッツ類は消化に悪いので)

甘くもしょっぱくもないパンだし

生地部分ならほんの少しあげてもいいかな

と考え直して

小指の爪ぐらいの大きさだけ

小さくちぎって差し出した。

 

王子は

少しだけ匂いを確認したら

あとは戸惑うことなく

一気に噛んで完食。

 

こぼしたりしていないかと

辺りを確認していたので

「もう無いみたいだよ。まだ食べる?」と

また少しだけちぎってあげたら

喜んで食べて

「美味しいね(^ω^)」

と満足そうにしていて。

 

甘さのないパウンドケーキや

シフォンケーキみたいなのも

欲しがったりするし

小麦が好きな猫だなんて不思議。

 

でもきっと

私が食べている物は

何でも欲しくなって

「一緒に食べたい(^ω^)」と

アピールしているんだと思う。

 

嫌いなものはなくて

何でも一緒に楽しもうとするところが

とってもカワイイ。

 

寝る時もいつも一緒で

くっついて眠る姿もカワイイ。

 

もうこの子が愛おしくてたまらない。