では今回は、日本では電子書籍と紙の書籍ならどちらが多く読まれているかを解説します。
まず、参考に2020年電子書籍と紙の本の市場規模をグラフで表しています。
![](https://bawbeblog.com/wp-content/uploads/2021/09/image-678x381-1.png)
電子書籍と紙の書籍の市場規模
- 電子書籍:3,931億円(前年比28.6%増)
- 紙の書籍:1兆2,237億円(前年1.0%減)
市場規模は、紙の書籍が電子書籍の約4倍。
ですが、電子書籍は現在右肩上がりに伸びている最中ということです。
では、いよいよ結論部分を解説していきます。
結論:電子書籍と紙の書籍どちらが良いか?
結論としては
「人それぞれどちらが好きな方を選びましょう」となりますが・・・
これで終わると面白くないので、項目ごとに電子書籍と紙の書籍どちらが適しているか解説していきます。
- 読書スピード
- 書籍の理解度
- コスト
読書スピード
読書スピードを電子書籍と紙の書籍で比較すると「電子書籍」の方が速く読めるという研究結果が出ています。
理由は、電子書籍のほうがページをめくるのが、タップやスワイプでできるため素早くめくれるからと言われています。
書籍の理解度
書籍の理解度では「紙の本」の方が内容をよく理解できるという研究結果があります。
この研究は、電子書籍と紙の書籍で同じ内容の本を読んで、理解できているかテストをした際に、紙の書籍の方が約10%理解度が高いという結果が出ています。
コスト
コスト面では、電子書籍の方が安く購入できます。
前述したとおり、電子書籍では常時1〜2割ほど紙の本より安く、セールも実施しているため、紙の書籍よりも安く購入可能です。
紙の書籍でも新刊で購入したものをフリマサイトなどで、出品販売することもできますが、諸々の手間を考えると最初から価格帯が安い電子書籍に軍配が上がります。
《結論》電子書籍と紙の書籍どちらが良いか?
「電子書籍と紙の書籍どちらが良いか?」の答えは以下の通り。
- 本を速く読めて本にかけるコストを安くしたいなら「電子書籍」
- 書籍の理解度をあげたいなら「紙の書籍」
皆様が今後、電子書籍と紙の書籍どちらが良いか迷った時の参考にしていただければ幸いです。
それではご視聴ありがとうございました。