国立大学の合格発表がありました。

長男くん、無事合格合格

 

 

昨日は二人で湯島の天神様にお礼

詣りに行ってきました。

 

 

お世話になった

インナーチャイルドセラピストの

mana.さんにも結果を報告。

 

 

そうしたら...

 

一年間の葛藤や乗り越えて来たこと、

セッションで軽くなったことなど

合格報告と感想という感じで

書いていただくことできないでしょうか。

 

と、ご依頼がありました。

 

 

同じような立場で苦しんでいらっしゃる

方の、少しでも励みになるようなことが

あれば...と思い

 

 

この1年を振り返ってみましたので

こちらにも書いておこうと思います。

(ブログ用にアレンジしていて長文です。)

 

 

  

この一年、長男は大学受験のための

浪人生活を送ってきました。

 

 

現役の受験生の時から

だんだん学校に行くのが辛くなり

精神的な消耗が目立つように

なっていました。

 

 

最初のころは

オーソモレキュラー療法の

溝口徹先生や

「うつ消しごはん」で有名な

藤川徳美先生の本を読んで

 

 

栄養療法をしている心療内科を

探して、通ったりしていました。

 

 

しかし、血液検査の結果

栄養不足で悪いところはなく

 

 

この不調はどこからきているのか?

探る日々が続いていました。

 

 

そんな中

私のホメオパス養成講座の授業の中で

人はインナーチャイルドの問題から

病気になる。

 

 

という事を習いました。

 

 

インナーチャイルドを癒さない限り

一度治った病気でも

また繰り返したり

 

 

もっと重症になって

クライアントさんが戻ってくる。

と先生がおっしゃっていたのです。

 

 

心・身体・魂は全て繋がっている。

心の状態が不調だと

身体も動かなくなってくるのですね。

 

 

そうか!インナーチャイルドを

癒さなければならないのか。とわかり

 

 

インナーチャイルドセラピーの

セッションが受けられるところを

探しました。

 

 

と、同時にわたしも

インナーチャイルドのことを 

深く学びたくなり

 

 

インナーチャイルドセラピスト

養成コースの受講を始めました。

 

===

 

受験というのは、

偏差値で数値化された

競争の中にある世界です。


「出来ない自分」「勝てない自分」と

否応なしに向き合わなければなりません。


そしてインナーチャイルドがあればある程、

それは大変辛いことであると

わかりました。



インナーチャイルドセラピーの

セッションでは、まず

 

 

頑張っている自分を褒めてあげて

認めてあげる

 

 

というところからスタートしました。



それでも、模試の結果が悪かったり

勉強が思っているように

進まない時は

 

 

何度もインチャが噴き出て

自分を責める癖は

なかなか治りませんでした。



自分を責めて傷つけることで

「ここまでしてまで頑張っている」と

自分を慰めていたのだと思います。

 

 

その頃は自分でつけた、

太ももや腕の傷を

勲章のように捉えたりもしていました。



セッションを通して

自分を傷つける回数は

だんだん減りながらも

全くなくなることはありませんでした。



そんな長男の姿を見ながら、

母親のわたしも同時にセッションを

受け続けました。



最初の頃の私は

自分で自分を傷つけるなんて

「どうして、そんな事をするの?!」と

 

 

悲しくて悲しくて

どうしてよいか分かりませんでした。


でも長男の行為は、心の叫びであり

自分でもどうしようもないからなのだと、

少しずつわかるようになってきました。



そんな中

インナーチャイルドセラピストの

mana.さんがセッション中に

 

 

「わたしは、それ(自傷行為)をする、

しないは、そんな重要なことだと

思ってないのよね。」

 

 

と仰っしゃいました。
目から鱗が出た感覚になりました。

 

 

「そうなの?そんな価値観もあるの?」

 

 

とその一言で心が軽くなったのを

覚えています。



初めて肯定的に捉えることが

できるようになったきっかけでした。

 

 

わたしが彼の行為を否定している限り

長男はいつまでも

受け止めてもらったと感じられず

不安定なままなんだな。

と気付きました。


こうして、親子二人でインチャに

向き合いながら浪人生活は続きました。



調子の良い時は

集中的に勉強に取り組んでいましたが

調子が悪ければ

一日寝ているという生活でした。

 


調子が悪くて寝ていても

また自分で起き出して

寝ていた分を取り返すように

勉強をしていました。



その間、私は、今日は寝るのか?

塾に行って勉強するのか?

 

 

わからないので、

とにかく毎日お弁当を

作り続けて見守りました。



朝早く作ったお弁当を

夕方に家で食べられると

ガッカリしましたし

 

 

一日中、寝ていられると

ヤキモキして「大丈夫なの?」と

声をかけてしまうことも

ありました。
 

 

でも、一番焦っているのは本人です。

 

 

頭では「やらなきゃ」と思っていても

身体が動かないのですよね。

 

 

周りで見守る親としては、自分の

不安から「大丈夫なの?」と

確かめるような声がけを

してしまいます。

 

 

親も人間ですもの。

思い通りにいかないわが子をみて

次々に感情が湧き出てきます。

 

 

でも、それをそのまま子どもに

ぶつけると逆効果ですよね。

 

 

「なに、寝てんのよ!!」

「今やらなくていつやるの??」

「塾代、払ってんのよ」

 

 

と、ついつい言いたくなりますが。

 

 

でも、それは「感情日記」に書いて

本人には言いません。

 

 

ボロボロになっている長男に

さらに追い打ちをかけることに

なりますので...。

 

 

どんな悪態も全て書いて出したり

セッションで話して出したり...

 

 

この感情が不安からきているのか

怒りからきているのか

悲しみからきているのか

 

 

冷静に整理ができるようになって

きました。

 

 

自分の感情を客観的にみられるように

なると、それだけで、ずいぶん

楽になるものです。

 

 

「まだ、こんなことで怒ってるわ。」

と気付けると、アホらしく

なってきたりもします。

 

 

そうなると、イライラも減ってきました。

 

 

浪人してまでも、行きたい大学が

あると、本人が言うので

浪人しているだけだもの。

 

 

どんな結果が出ても

わたしは、受け止めるだけ。

 

 

ジャッジはせずに、受験に

再チャレンジした長男を

頑張ったと褒めて労おう!

と思うようになっていました。

 

 

そんな浪人生活でしたが

結果は、第一希望の大学に合格。

 


その他、受けた大学の

ほとんどから合格の通知をいただき

頑張ってきたことが実を結びました。

 

 

最初、私立大学の合格がわかった時、

ラッキーなことが起こると次に

不幸がやってくるのでは?

と不安になったり

(国立の発表がまだだったので)

 

 

名の通った大学に合格して

世間的には、これで認めてもらえる。

 

 

といったインチャ由来の感情が

出ていましたが

 

 

第一志望の大学は、全国規模で

有名かはさておき

 

 

「やりたいことが出来る大学」という

理由で、2回目の挑戦をした大学なので

今回は素直に長男も喜びを

噛み締めています。

 

===


二人三脚で支えてくださった

mana.さんには大変感謝しています。



「ダメな自分を許し、また立ち上がって、

やるべき事をやっていく。」

 

 

この体験が今後の人生の肥やしに

なってくれることと思います。



まだまだ向き合うべき

インチャは沢山あると思いますが

 

 

親子で同時にセッションを受けながら

向き合ってこれた

この1年間はありがたい時間でした。

 

 

わたし自身も学びの多い一年と

なりました。

 

 

今後のホメオパス・インチャセラピスト

としての活動で、この経験が

活きてくるのではと思います。

 

 

 

 

以上、この1年の振り返りでした。

長文を読んでくださった皆様

ありがとうございました。

長々と失礼しました!