住宅ローン完済の手紙が銀行から届きました | 乳がんサバイバー5年め年金生活突入です

乳がんサバイバー5年め年金生活突入です

今思えばコロリン達夫婦は小学校の教科書に載っていた「蟻とキリギリス」のキリギリス生活を送っていたのだと年金生活になってやっと気がつきました
トントンの生活習慣病は自覚無しの危機的状況、コロリンは乳がんサバイバー5年目
現在節約生活頑張ってます

こんにちはo(^▽^)o

訪問ありがとうございます

 

 

トントンが郵便箱を覗いて大きな封筒を手に
「きたぞ!」と嬉しそうに叫びながら
コロリンの前にやって来ました

コロリンは 待っていたカラオケ店の
株主優待券が届いたのかと思い
「\( ´ ▽ ` )/やった!
明日からカラオケ行けるぞぅ!」
と大喜びしました
レディースデイは500円以上の飲物注文すると
無料で2時間カラオケが遊べちゃうのです
ということは優待券使えば飲み物代もただ
♪( ´▽`)完全無料なのでした

へそくりで株買ったので
ちょっとしか買えなかったから
5枚しか来ないけど月一回行くとして5ヶ月間
ヒトカラが(^O^☆♪楽しめちゃうのです

コロリンがはしゃいでるのを見て
トントンはポカンとして言いました
「違うよΣ(・□・;)来たのは
住宅ローンの完済通知だよ」
そういえば
先月末に最終の住宅ローンの引き落としが済んだのでした

「( ;∀;)なぁんだ優待券じゃないんだぁ」
ちょっとガッカリして唇膨らませたコロリンに
トントンは
「あのね…嬉しくないの?
この家は完全にうちの物になったんだよ」
って興奮してたたみかけます

コロリンは思わず
「そうか…
生きてトントンはローンを払い終えたんだね
*\(^o^)/*おめでとう!」
とエールを送りました

住宅ローンを借りた時トントンは
全額ローンの保険に加入させられたから
コロリンは買った時から
トントンに不慮の事態があっても
「この家は自分のもの」と思っちゃてたけど…
トントンは生きて全てを払い終えなきゃ
自分の物にならなかったのでした

トントンはコロリンの
『生・き・て』の言葉に若干たじろぎましたが
すぐに嬉しそうに封筒の中身を取り出して
「この書類を送り返せば良いんだ」と
日本語らしいけど訳の分からん文字の羅列を
一生懸命読んでいるのでした

コロリンが
「で( ̄^ ̄)なんて書いてあるの?」
って聞いたけど
「(ㆀ˘・з・˘)よくわからない」
と言うだけでした

そう…払い続けているうちに
いつの間にか脳は老化して
書類を読みこなせない歳になっていたのでした

思えば悲惨なローン返済でした
あのバブル時に郊外に一軒家を買い
数年後バブルが弾けて家の価格は暴落しました

今では考えられないほどの高い利子に喘ぎ
全然楽じゃないのに
「らくらく返済」なんて6年後から返済額が急に増える
ローンだった為に
トントンは残業がカットされ収入減ったのに
月々のローンの支払い額だけ増えたのでした

仕方ないからコロリン奮起して働きました
本当の崖っぷちに立つと人間思わぬ力が湧くんです
(T_T)…非力でしたけど
それでも
コロリンの生命保険を解約したり
利子が安いローンに切り替えたり
なんとかしのいでいると
今度は子供が成長して住宅ローンがあるのに
大学の多額の授業料の支払いに追われ
それが終わり卒業すると
学費ローンの返済で苦しみました

なんとかホット胸を撫で下ろした時に
震災のあおりでコロリンは仕事を失って
その後
乳がんの発見で就職活動は棚上げしたけど
でもカスカス乗り切れました

人生色々あるんです
だから『若くなってもう一度』
なんて思わないでスッパリ終われるんですよ
╰(*´︶`*)╯♡『良い人生だった』と…

でも人生の本当に恐いのはこれからかも知れません
( ̄O ̄;)きっと…そうです
老後の貯蓄が (T ^ T)無いから…

それにしても優待券いつ来るんだろう?