トランプ大統領のINF全廃条約破棄こそ、日本と東アジアの平和に対する偉大な貢献(その1) | 日本人の進路

日本人の進路

左翼全体主義(共産主義)国家化が進む日本。マスコミはどこを向いても左翼ばかり。これでは日本国民が洗脳されてしまうのはくやしいけどどうしようもない。ただあきらめてしまったら日本の明日はない。日本の中、露、朝への属国化が現実のものとなってくる。

トランプ大統領のINF全廃条約破棄こそ、日本と東アジアの平和に対する(ノーベル平和賞に値する)偉大な貢献(その1) ──日本が恐怖すべきは、日本国滅亡のロシア/中共の対日核攻撃

 

 

 

 

 

 

 

    日本が好きな方はクリックをお願いします 
人気ブログランキングへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

********************************

 

 

 

中川八洋掲示板
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2018/10/26/135116


トランプ大統領のINF全廃条約破棄こそ、日本と東アジアの平和に対する(ノーベル平和賞に値する)偉大な貢献 ──日本が恐怖すべきは、日本国滅亡のロシア/中共の対日核攻撃


2018.10.26
核廃絶が露中の対日侵略を招く

 

 

 

筑波大学名誉教授    中 川 八 洋

 

 

 

 

 

 

核兵器のない、阿鼻叫喚の戦争の時代”を心底で希求する“戦争待望狂”朝日新聞は、トランプ米国大統領の(大統領就任以来)初めての“偉大な世界平和貢献”であるINF条約廃棄を罵倒すべく、あらん限りに真赤な嘘偽りの“核の恐怖”を煽動する逆走報道に精を出している。

 

 『朝日新聞』2018年10月22日付け二面の大見出しは、「核の歯止め失う恐れ」。何ともカビの生えた古臭い核恐怖煽動であることか。モスクワや北京の支配下にある朝日新聞は、ロシアや中共の核軍拡を熱烈に応援し、米国に対しては核軍縮に押しとどめようと、どす黒い企図がアリアリで露わ。ロシアや中共に、日本に対し核恫喝や核攻撃をさせ、日本が国家滅亡するのを社是とする朝日新聞とは、ロシアが日本に潜入させている前衛の侵略部隊。超「反日」の対日工作機関。

 

 

 

 

 

米国の核軍縮での“戦争の東アジア”を祈る、“戦争のない平和”が大嫌い朝日新聞

 後述するように、INF(中距離核戦力)全廃条約をレーガン大統領が1987年12月に締結したのは間違いであった。トランプがこれを廃棄する事は正しい。なのに、朝日新聞が、この正義に適う正しい条約廃棄を非難するのは、同紙が中傷誹謗を越えた恐ろしい他意を秘めているからだ。

 

 “侵略の皇帝”プーチンが率いるロシアは、INF全廃条約に対して遵守する気などさらさらなく、違反のし放題。つまり、INF全廃条約はすでにロシアによってズタズタに空洞化している。条約の理論からしても、この条約はいったんゼロベースにする方が、国際安全保障の常道で、理に適った対応。INF全廃条約からの米国の離脱は、常識の範囲内の行動で、非は何一つもない。

 

 ウクライナのクリミヤ半島を侵略したように、“侵略の皇帝”プーチンが率いるロシアは核軍拡のやりたい放題だけでなく、今や、核戦争そのものの準備に余念がない。核弾頭搭載の(中距離)地上発射巡航ミサイル(備考)の著しい増強は、この核戦争の準備として不可欠だからである。また1㌔㌧以下の低出力の核弾頭の開発と配備に全力を講じているのも、それが使える核兵器だからだ。ロシアは、次の戦争では通常兵器と同じ感覚で、この低出力核弾頭が塔載された巡航ミサイルをふんだんに使用するだろう。日本はロシアが戦争を企てる筆頭標的になっているから、北海道には、この低出力核弾頭が搭載された核巡航ミサイルが雨霰と撃ち込まれる。ともあれ、ここ十年以内に、ロシアは、この低出力核弾頭を数千発も実戦配備する。

 

(備考)例えば、INF条約違反の、ロシアの地上発射型巡航ミサイル「ノバトール9M729」は2014年、発射試験に成功した。この時、INF条約は空文と化し死んだ。朝日新聞は、プーチンが殺した“死体の条約”を米国は守れと主張している。悪意と狂気なしにはできない異様極める主張。また、超現実の核廃絶を妄想する“マルクーゼ系コミュニストオバマ大統領は、この2014年、INF条約の廃棄をプーチンに通告すべきだった。しかし朝日新聞は、オバマ大統領のこの責任放棄の方は批判しない。

 

 要するに、朝日新聞嘘八百の記事は、すでに“死体のINF全廃条約”が、核兵器の増強や核軍拡を阻止するのに役立つと、現実から乖離した妄想や極度な逆立ちを前提に論を進めている。蒋介石殺害が戦争目的だった1937年7月の対支那戦争開戦に始まる、八年間の大東亜戦争を煽りに煽った“自国民殺しの戦争大好き”朝日新聞は、性懲りもなく再び、ロシアと中共核兵器で日本人を大量殺戮したいのである。

 

 ヒロシマ/ナガサキに核は投下されているから、日本に対する核攻撃は、ロシアも中共も気兼ねする必要もないし躊躇う閾値(しきいち)が低い。「人類初の被爆国は、確率的に、人類第二の被爆国となる」は一般原理。この原理について、残忍な日本人大量殺戮を社是とする朝日新聞は百も承知。

 

 

 

 

 

「米国の核増強がロシア核軍拡を阻む」「米ロ核競争が核軍縮の道」は証明済み真理

 朝日新聞は、「INF条約は、冷戦終結のきっかけとなった極めて重要な条約」だと吹聴する(二面「解説」)。全くの嘘。全くの歴史の偽造。歴史の真実は、以下の通り。

 

 1989年11月にロシアの植民地・東欧諸国が解放されたことをもって、ゴルバチョフが造語した“全世界騙しの呪文”「冷戦の終結」を振り撒いた。が、「冷戦の終結」の原義である東欧解放は、INF条約とはいっさい無関係。この事実は、しっかりと踏まえる必要がある。

 

 東欧解放は、1983年末にアンドロポフ共産党書記長(KGB議長を兼務)が決定した。数十万人の将兵を擁する軍隊組織であるKGBのロシア単独支配が強まり、共産党権力が崩壊していく時期に共産党書記長となったゴルバチョフは、KGB職員が一丸となってアンドロポフ遺言を守っている情況下で、この遺言を忠実に実行する以外の選択はなかった。すなわち、「冷戦の終結」をなぜアンドロポフは決定し、ロシア最強の絶対権力官庁KGBはなぜ1984年に死没したアンドロポフの遺言を守ろうとしたのかこそ、「冷戦の終結」問題の核心だろう。

 

 パ―シングⅡ弾道ミサイルと地上配備型トマホークを西欧同盟国の地上にレーガンが配備した1983年、アンドロポフは「米国は本当に対ロ核戦争をするかもしれない」「この核戦争においてはロシアの全面敗北となるのは確実」と判断した。そこでロシアは、①中距離弾道ミサイルSS20を一基残らず解体する代り、米国もパ―シングⅡ弾道ミサイルと地上配備型トマホークの撤去かつ解体するINF条約を締結すること、②その後に東欧六ヶ国を解放し、米国の対ロ核戦争の意思も動きも完全に雲散霧消させろと(備考)、KGBの幹部に命じた。この幹部の中に、三十一歳のプーチンがいた。

 

(備考)1983年末のアンドロポフの命令は詳細で、東欧解放については年月日まで定めた。「フランス革命200周年の1989年にすること」「レーニンの1917年共産革命の記念日11月7日」にすること。ゴルバチョフはこれを守り、ベルリン壁崩壊は1989年11月7日であった。

 

 このように冷戦の終結の立役者は、パ―シングⅡ弾道ミサイルと地上配備型トマホークの西欧同盟国の地上配備であり、それを推進したレーガンである。レーガンによる米国の核増強が、ソ連邦を崩壊させて、いったんはロシアの核軍拡を中断させたのである。これを“米国の核による平和”という。

 

 そして、東欧を解放した慣性で、ソヴィエト連邦共産党/KGB二頭独裁体制は、1991年12月25日のキリスト生誕の日を期して、ロシア連邦という(共産党のいない)KGB一頭独裁体制に移行した。アンドロポフが策定したアジェンダに従って、これらすべての国家改造を取り仕切ったのがKGB第二総局。だからプーチンもメドベージェフも、KGB第二総局の将校出身なのである。

 

 この“共産革命を逆走させた”かのような「ソ連→ロシア」の歴史の真実を隠す対外プロパガンダのため、KGBは、1985年から1991年の間、ソヴィエイト・ロシアの“最後の書記長”に、天性のプロパガンディストでウォッカが飲めないルーマニア系の“おしゃべりゴルバチョフ”を選び、アンドロポフが立案した“ソ連の計画的な大退却”を世界の目から隠すのに成功した。

 

 朝日新聞が、「《冷戦の終結》は“ゴルバチョフの新思考”による」と見え透いた真赤な嘘情報を流すのは、退却や敗北を外国に見せない民族文化が基底のロシア帝国に依頼された筋書きに従った“日本人騙しの真赤な嘘”。朝日新聞とはロシアの対日工作機関。日本の報道機関ではない。

 

 

 

 

 

(続く)

 

 

 

 

 

*****************************