天皇制廃止に爆走する、安倍晋三「皇位継承式典事務局」 (その1) | 日本人の進路

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左翼全体主義(共産主義)国家化が進む日本。マスコミはどこを向いても左翼ばかり。これでは日本国民が洗脳されてしまうのはくやしいけどどうしようもない。ただあきらめてしまったら日本の明日はない。日本の中、露、朝への属国化が現実のものとなってくる。

天皇制廃止に爆走する、安倍晋三「皇位継承式典事務局」 (その1)

──「【譲位】否定の退位」「空位一日」「【皇太弟】否定の皇嗣殿下」は氷山の一角
 

 

 

 

 

 

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中川八洋掲示板
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2018/08/15/172501
天皇制廃止に爆走する、安倍晋三「皇位継承式典事務局」 ──「【譲位】否定の退位」「空位一日」「【皇太弟】否定の皇嗣殿下」は氷山の一角
2018.08.15
天皇制廃止の安倍・式典事務局

 

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 

 

 

 

 

 安倍晋三は、“成蹊大学卒スーパーお馬鹿”だから、天皇制廃止に執念の牙を剥く共産党員・菅義偉に丸投げしているのか。そうではなかろう。80%共産主義者として安倍晋三は、ポスト新天皇天皇制廃止に同意しているから、そうしている。秋篠宮殿下ならびに悠仁親王殿下の即位は無くていいと考えている。少なくとも「俺の知った事か」と考えている。安倍晋三は、菅義偉が強度な天皇制廃止論者である事実を重々知っている。この事実はまた、「安倍晋三は、ポスト新天皇天皇制廃止に同意している」を裏付けている。

 

 8月1日、安倍政権は「皇位継承式典事務局」を立ち上げた。10月に発足する安倍晋三・首相を委員長とする「式典委員会」の事務局である。局長には、山崎重孝・前総務省自治行政局長が任命された。共産党員・菅義偉の人事だから、共産主義者である可能性は高い。なお、局長以下26名の事務局員の名簿は、どの官庁からの出向者か明らかにすべく、前職明記の上、公開されるべきだ。

 

 この「式典委員会」は、実は安倍晋三が新たにその内容に関与することはない。なぜなら、それは、さる3月30日に発表された、純度百%の菅義偉製「天皇陛下退位・即位式典基本方針」に従って大綱を策定し、式典実行部隊兼指揮所になるだけだからだ。すなわち、天皇制廃止をあらゆるところに巧妙に潜り込ませた“純度百%の菅義偉製”「天皇陛下退位・即位式典基本方針」を知らないならば、安倍晋三の「式典委員会」を根本から誤解し、その恐ろしい天皇制廃止の共産革命性を見抜くことはできない。

 

 

菅義偉製“天皇制廃止のテロ爆弾”「天皇陛下退位・即位式典基本方針」を解剖する

 そこで、まずは菅義偉製「天皇陛下退位・即位式典基本方針」の解剖から始める。菅は、内閣の「天皇陛下退位・即位式典基本方針」を策定するに当って、実際は独裁的に鉛筆を舐めて書き上げたのだが、さもそうではないかに偽装するため、天皇制廃止を絶対信条とする自分周辺の官僚と共産党員だけを集めた“天皇制廃止の謀議会議”「式典準備委員会」を(表1)、安倍晋三閣議決定で設置してもらった。2018年1月9日の第一回は、その御披露目だった。

 

表1;真赤一色の「菅義偉が独裁した式典準備委員会」メンバー(保守ゼロ、民族系すらゼロ)

f:id:nakagawayatsuhiro:20180816092209p:plain

(備考)「不知」については、思想・活動歴・人脈を知る方からの情報提供を大歓迎。下四名は、意見上申者。

 三人の官房副長官など盲腸メンバーで不必要なのは言うまでも無い。さも多くの人間が智慧を出し合ったかに見せる演出の人数揃えである。しかも、会合は事実上、2月20日のたった一回(第二回、2月27日に議事録公表)のみ。最終の3月30日(第三回会合)を開催したのは、当初からできている菅義偉共産党共同執筆「基本方針」をさも審議したかの形式を整えるため。この「基本方針」の閣議決定は4月3日。なお大嘗祭の部分のみ、「基本方針」から分離し「閣議口頭了解」。

 これらについて,天皇制廃止を目指す(ゴロツキ北朝鮮人が経営する『産経新聞』も含む)マスコミすべてが、国民の関心を逸らしてロー・キー化するため、ほとんど報道しなかった。ために、「基本方針」が、恐ろしい天皇制廃止の革命制度づくりが主目的であることに、国民が気付くことはなかった。

 

 

 

 

光格天皇実録』『貞観儀式』を全面的に改竄した“大嘘つき共産党員”山本信一郎

 第二回式典準備委員会(2月20日)に、“大嘘つき過激共産党員”宮内庁長官・山本信一郎が『歴史上の実例』を提出した。この『歴史上の実例』を読めば、誰しも、宮内庁はとうとうここまで真赤な嘘歴史をでっち上げる共産革命に精を出す赤色官庁になったかと、唖然と驚愕するだろう。宮内庁作成“歴史偽造の超架空フィックション”『歴史上の実例』は、全編、重要な歴史的歴史史料を改竄している。つまり、『光格天皇実録』『貞観儀式』の記述を、嘘偽りの内容に書き換える、日本史上前例のない“世紀の大犯罪”をやってのけたのが、狂信的コミュニスト山本信一郎である。

 

 日本の皇室史上、特筆されるこの大事件は、歴史家だと詐称する所功本郷恵子が、実はスターリン狂の凶悪な共産革命家だということも露呈した。両名が歴史家なら、『光格天皇実録』『貞観儀式』を全面改竄した宮内庁作成『歴史上の実例』は“歴史偽造の超架空フィックション”だと大声を上げて抗議したはず。が、2月20日から既に半年、両名から、そのような声は聞こえてこない。心底では“札付きの天皇制廃止狂”である所功本郷恵子は、日頃から読んで知り尽している『光格天皇実録』『貞観儀式』が全面改竄されるのを、ニヤニヤしながら拍手していた。「もっと改竄していいのに」と菅義偉や山本信一郎の“世紀の大犯罪”への間接協力である。共産党モグラは、ほんとに怖い。

 

 

1、『貞観儀式』の山本流改竄頁数は、山本信一郎著『歴史改竄の狂書』=『歴史上の実例』

  •  山本信一郎のでっち上げた完全捏造文、その一

5、天皇が、儀場となる上皇のお住まいの正殿の殿上にお出ましになる。殿上にしつらえた南側を向かれる御席に御着席になる。

 

5頁

 この部分の原文記述は、たった五文字の「皇帝御南殿」。つまり、“天皇は紫宸殿に坐せられます”とのみ。南殿(なでん)とは、紫宸殿のこと。古文書を読み始める大学一年生でも間違う者は一人もいない。ところが、数千人を殺した大量殺人鬼を凌ぐ“悪魔の共産党員”山本信一郎は、この「紫宸殿=南殿」を「仙洞御所の南側の正殿」にデッチ上げろ。一般の国民は無教養だから改竄には気が付かないと、スターリン気分で書陵部に命じた。

 

 たった五文字しかない「皇帝御南殿」のどこに、「仙洞御所」の四文字があるというのだ。そもそも、仙洞御所に「正殿」なんかあるのか。現実は、書陵部の連中もみな共産党員で、天皇制廃止の狂気で仕事している重犯罪者しかいないということ。「上皇のお住まい」を示す漢字は一字もない。次に、「正殿」を示す漢字は一文字もない。さらに「南を向かれる」を示す漢字も一文字もない。なお、「御」は、「天皇がお出ましになる」と意味。

  • 山本信一郎の(読者が誤読するよう)意図的に不正確な文章の作為

6、皇太子が東宮御所から儀場に入られ、殿上にしつらえた皇太子の席に御着席になる。

5頁。

 原文は「皇太子出坊入就殿上坐」。ここでは改竄はないが、上記の5と総合すると、この「殿上」が、「紫宸殿」とは思い浮かばない。尚、「坊」とは「東宮御所」のこと。また、この紫宸殿の殿上には、仙洞御所から戻られた天皇がすでに臨御されておられる。

  • 山本信一郎のでっち上げた完全捏造文、その二

(16~17の間) 新天皇の拝舞が終わられたところで、前天皇は殿上から御退出になる。

6頁。

 事実は、前天皇は退出されない。新天皇東宮御所に戻られるのを紫宸殿の殿上からずっと見送られる。つまり、山本信一郎は、完全な真赤な嘘を捏造している。

 譲位された前天皇は、拝舞が終わられた受禅された新天皇に、「天皇になったのだから、私の輿を使いなさい」と仰せになる。これは、両名間の最後の儀式。この儀式で、新天皇は「畏れ多いことでございます。天皇の輿は、前天皇が仙洞御所にお戻りになられる(遷幸される)時にご必要ですから、私は歩いて東宮御所に戻ります」と辞する。『貞観儀式』は、これを「辞而不駕」と表現する。

 新天皇が歩かれるのは、新天皇の前天皇に対する恭順の姿勢を表す儀式。紫宸殿に参る時に乗られた東宮の輿があるからそれを使えばよいのに、春宮御所にわざわざ徒歩で行幸されるのは儀式として軽んじてはいけない。

  • 山本信一郎のでっち上げた真赤な嘘・捏造文、その三

17 拝舞を終えられた新天皇が、新天皇のお住まい(御所)に徒歩で向かわれる。

6頁。

 新天皇は、御所(御常御殿 おつねごてん)には行幸されない。いったん東宮御所に戻られる。何故なら、御常御殿(御所)では、19で書いている少納言の儀式と、20として書くべき近衛少将の儀式があり、この二つの儀式が「訖(おわ)」るまで、今上(新天皇)は春宮坊(春宮御所)にて(お待ちになられて)御す(坐せられる)」からである(カッコ内中川)。

 少納言の儀式は、鈴・印・鑰(やく、元は「徴税物を貯蔵する蔵の鍵」。行政の長を象徴する)を新天皇の御所に捧呈する。近衛少将の儀式は、新天皇の御所に「雑器」を捧呈する。

 以上の『貞観儀式』は、『続日本古典全集 貞観儀式』、現代思潮社、419~24頁を参照した。