トランプ大統領も見捨てた安倍晋三“口先外交”の破綻(その2) | 日本人の進路

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左翼全体主義(共産主義)国家化が進む日本。マスコミはどこを向いても左翼ばかり。これでは日本国民が洗脳されてしまうのはくやしいけどどうしようもない。ただあきらめてしまったら日本の明日はない。日本の中、露、朝への属国化が現実のものとなってくる。

トランプ大統領も見捨てた安倍晋三“口先外交”の破綻(その2)

──文在寅より百倍信用できない安倍晋三が阻んだ“北鮮との戦争決断”

 

 

 

 

 

 

 

 

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中川八洋掲示板 より


http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2018/03/13/142904
トランプ大統領も見捨てた安倍晋三“口先外交”の破綻 ──文在寅より百倍信用できない安倍晋三が阻んだ“北鮮との戦争決断”
2018-03-13  
北朝鮮の撃破殲滅が日本の安全

 

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 

 

 

 

 

(続き)

 

 

 

 

 

 

トランプは、金正恩が「火星15/14号」を解体すれば、それで満足する可能性が高い

 さて、話をトランプと金正恩の会談に戻す。その結末は、日本にとって好ましい“決裂”になる可能性の方が薄かろう。金正恩は、対米国本土攻撃用のICBM「火星15号」「火星14号」を破壊することを約束し実行する可能性がある。それらは、射程が1万3千㎞と1万㎞で、米国本土に届く。「テポドン2号」など、ハワイ攻撃用のIRBMの解体なども、金正恩が妥協するかも知れない。が、金正恩は、対日用のノドンについては、決して妥協しないだろう。  

 

 いや、表面上「ノドンも解体する」と約束される方が、日本の安全保障は致命的に毀損される。なぜなら、ノドンは、少なくとも200基が生産配備されているし、400基を超える可能性がある。その正確な数は全く分かっていない。しかも、「すべてを解体した」との北朝鮮の宣言を検証(verification)する方法が全くない。「非核化」など現実には全く不可能で、北朝鮮は対日用の膨大な弾道ミサイル数を保持し続けることができる。  

 

 さらに、日本にとってより危険なのは、残存核弾頭については放射線が射出されるのでまだ発見し易いが、VXやサリンなどの化学弾頭についての検証は、初めから土台無理。農薬との区別がつかないし、一般民生用の化学プラントに隠せば、発見など不可能。北朝鮮の非核化は、金正恩の独裁体制の崩壊と北朝鮮の消滅以外の方法で実現することなど、万が一もあり得ない。

 

 

 

 

 

 

国防拒絶症の日本は、「対北朝鮮の属国化or東京の廃墟」の選択に必ず直面する

 事態をここまで悪化させたのは、2012年末に政権の座につきながら過去五年間、安倍晋三は、教条的な共産主義者であった安倍晋太郎の息子らしく、反・国防主義を貫き、戦車を半減するなど防衛力の弱体化に努めてきた。“戦えない自衛隊”を“戦える国防軍”にしようとすらしない。公務員からなる自衛隊と軍人からなる国防軍との相違すら、チャラ男で選挙屋の“阿呆”安倍晋三には理解できない。無知は、無恥と仲がいい。

 

 しかも、消費税増税分を教育無償化に振り替えるなど、安倍晋三には選挙目当てのバラマキ福祉しか念頭にはない。要するに、選挙と人気(内閣支持率)にしか関心のない安倍晋三には日本国が存在しない。むろん、安倍の頭には、日本国の未来がない。「子孫がどうなろうと俺の知ったことか」が、安倍晋三の心底に潜む蠢く信条である。

 

 育ちが良いから一見しただけでは観察眼が曇るが、こんな安倍晋三の粗悪で劣等人格は、少し付き合えばだれにでもわかる。激情で精神不安定な破天荒男トランプ大統領すら、「安倍晋三は信用できない」とついに喝破したのである。“安倍晋三はずし”と“日本抜き”で、米国と韓国は北朝鮮からの自国の安全確保に一歩足を踏み出した。

 

 その後の金正恩は、化学弾頭主体のノドン・ミサイルを日本のみを標的にして、日本から年二~五兆円以上を巻き上げる恫喝外交で、左うちわの国家運営をする事ができよう。例えば、「VX化学弾頭搭載ノドン・ミサイルを十基投下する」との脅迫に、東京オリンピックを開催したい安倍晋三小池百合子も、北朝鮮に“みかじめ料”十兆円を直ぐに支払う、そんな事態が決して来ないと言い切れるだろうか。

(3月11日記)

 

 

(備考)“(政治家とはほど遠い)軽佻浮薄なただの選挙屋安倍晋三の恥ずかしい“口先外交”?

 北朝鮮の核弾頭/化学弾頭/弾道ミサイル問の三問題に関して、安倍晋三には、異常を極めて、日本を護るとか日本国民の生命を守るとか、通常の総理大臣としての感覚や責任意識がまったく皆無。日本全土の主要都市すべてにふんだんに投下できるノドン弾道ミサイルが200~400基にもなるのに、安倍晋三は、これへの対応を何一つしようとはしない。それどころか、日本の生存を左右する北朝鮮の核・化学・弾道ミサイル問題を選挙目当ての人気づくりにいかに利用するかばかりにしか興味がない。安倍の脳裏には、日本国という国家の存立も日本国民の安全も、まったく存在しない。安部の人格は、明らかに正常性から大きく逸脱している。一例を挙げる。

 

 安倍晋三は、2018年1月、世界一周観光旅行の一環で、バルト三国/ブルガリア/ルーマニア六ヶ国を訪問した(1月12~17日)。その先々で、安倍は必ずこう言って回った。ブルガリアでの発言を例とすると、「北朝鮮は、今ではソフィアまで射程に入る弾道ミサイル(火星15号のこと)を発射するなど、欧州全体にとっても脅威である。だから、共に連携していきましょう」。余りの馬鹿さに、誰しも唖然としよう。火星14号と15号が理論値として欧州にも届くのは事実。が、北朝鮮は万が一にも欧州に撃つことはない。

 

 それは、火星15号と14号の生産はまだ数基にすぎず、しかも、すべて対米用だからだ。ブルガリアに撃たないし撃つ理由などどこにもないのは、自明ではないか。ところが、安倍にかかると、「ブルガリアに撃つ可能性がある」らしく、これを理由に北朝鮮非難の声を一緒に挙げて欲しいと頼みこんだ。

 

 かくも安倍晋三とは、北朝鮮弾道ミサイルがどこを標的にして生産され配備されているかがわからない、小学校三年以下の正真正銘のお馬鹿。こんな度外れの痴呆が、総理として外国をうろつき回るのは、日本の恥さらしだし日本国に対する侮辱行為。

 

 特に、「北朝鮮の火星15号は、ブルガリアをも攻撃しますよ」とブルガリア首相に警告してあげながら、日本国民に対しては、「ノドン200基以上が化学弾頭を装着して主要都市を標的に配備している」最悪の事態についてすら、一度も警告しない。安倍にとって、北朝鮮弾道ミサイル問題は、日本国民に、外交でさも難題を解決しているかに見せる、まさに都合のいい“人寄せパンダ”になっている。

 

 要するに、北朝鮮の切迫する「ノドン」弾道ミサイル問題は、安倍晋三にとっては、国防問題では無く、有権者への人気取りの外交演技の材料に堕してしまっている。

 

 

 

 

 

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