対ロ北海道防衛と全北方領土の無条件奪還──「プーチン新蒙古帝国」の近づく襲来 | 日本人の進路

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左翼全体主義(共産主義)国家化が進む日本。マスコミはどこを向いても左翼ばかり。これでは日本国民が洗脳されてしまうのはくやしいけどどうしようもない。ただあきらめてしまったら日本の明日はない。日本の中、露、朝への属国化が現実のものとなってくる。

対ロ北海道防衛と全北方領土の無条件奪還
──「プーチン新蒙古帝国」の近づく襲来に、一億日本人は「北条時宗」になれるか──







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中川八洋掲示板

http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2015/08/03/144908


世界の現状は、日本の国家安全保障の危機を加速しています。この急迫の時局において、刻々と変遷激しい国内外の事態を冷静に俯瞰できる力を与えてくれる、大容量の真正の知識こそ、いまの日本人に必要なものです。当ブログは、国際政治学者・中川八洋筑波大学名誉教授の個人ブログです。  









第六回「特別ゼミ」報告書

2015.08.03





対ロ北海道防衛と全北方領土の無条件奪還
──「プーチン新蒙古帝国」の近づく襲来に、一億日本人は「北条時宗」になれるか──




 前半の前半では、ロシア領土膨脹史/ロシア軍事脅威論を解説。前半の後半は、北海道や新潟その他へ迫るロシアの侵略の動きに対して、これからの日本国は対ロ防衛の軍事国防政策を急ぎどうすべきかについて。

 後半は、全北方領土の即時無条件奪還は可能であるとの議論であり、そのために復権させ普及させねばならないことが二点提示されました。一つは、国民がもつべき北方領土の国際法上の地位に関する知見と、もう一つは、これまで二百年間にわたる日露外交交渉史の知見です。そして、白痴化著しい自民党国会議員にこれらをどう教育していくかが実に頭が痛いとのお話でした。

 これだけの広範囲の問題を、僅か2時間半で、学術的に論述していく当代随一の超博学。中川先生の手際よさには、名刀の鬼気迫る斬れを感じて少し怖かったほどでありました。

 当日の講義内容を目次的に羅列すると、次の通りです。
















Ⅰ 北海道/新潟県の軍事防衛をどうするか




1、ロシアに関して日本国民がもつべき基礎知見   


•A、蒙古キプチヤク汗国を後継した「第二蒙古帝国」ロシア──プーチンの新ロシアの領土侵略と膨脹は、十三世紀“チンギス・カンの世界制覇”の踏襲。

•B、全日本列島を奪取するまで止まらないロシアの対日侵略──1780年からのロシアの対日侵略史を全く知らない日本人。


•C、略。








2、“ゴルビーの犬”だった安倍晋太郎を継ぐ、“プーチンの犬”安倍晋三が払わんとする対露叩頭外交の巨大な代償

•① 対米核優位態勢を本格化させたプーチン

•② 北方領土の軍事力強化を鋭意進めるプーチン。

•③ オホーツク海から日本の漁船を締め出し、オホーツク海の内海化。これは対日戦争準備の第一段階。  *近未来のウクライナ全土占領のために、プーチンは“黒海の内海化”を進めているが、これと同じ。

•④ しかし、プーチンに魅惑された安倍は、ウクライナを侵略したロシアに対する“西側の対ロ制裁”すら抜け駆けすることばかりに執着。日本国の対ロ従属国家化は間近い。








3、北海道の対ロ無血割譲を決断したのか? 安倍晋三の奇行──北海道/新潟県/青森県の対ロ要塞化を急げ!














Ⅱ ロシアをして「日本に貢がせる(=ロシアが放棄する)」に追い込むのが、北方領土奪還の王道──交渉での合意を求めるなど、荒唐無稽な自滅的敗北への道


1、“逆さ外交”で「北方領土の奪還」を自ら阻害する日本の政治家──外交交渉を完全放棄するのが、対露外交の絶対前提

•A、北方領土の国際法上の地位

•B、鳩山一郎/田中角栄/安倍晋太郎/橋本龍太郎は、日本は「ロシアの従属国家」を宣言して、対ソ叩頭外交に驀進した。──日本は、“スターリンの奴隷”だった大東亜戦争を今も非軍事的に継続している。

•C、ロシアは、北方領土では大規模の対日工作を1945年9月2日以降、一日として欠かさず七十年間、東京だけで毎日、百人名以上を投入して続けている。この水面下工作こそ、ロシア外交の典型で基本。  *表でロシア外務省が行っている外交は演技であり、権限を一切もたない最後の文書作成作業担当者たちにすぎない。対日外交の実際は、裏にいるSVR(旧KGB第一総局)が99%取り仕切る。ロシア外務省はSVRの下部機関であり、ロシアの外務大臣はSVRの課長級で、例えるなら対外報道官のようなもの。

•D、 「吉田茂→中川八洋」 の無交渉の交渉──対ロ外交の神髄









2、南樺太を含む“固有の領土”奪還の王道に、五賢策あり

•① 日本国内に展開する日本人ロシア工作員を軒並み逮捕して、国民全体で彼らを監視する体制を完成させること。

•② 狸穴(東京都港区)のロシア大使館=対日現地工作作戦本部を閉鎖すること=国交断絶。

•③ ②が極端だと尻込みするなら、非軍事的方策である対ソ経済断交だけでも断行すること。

•④ 米国と密接に連携して行うこと。


•⑤ 略。




以上の文責は、「特別ゼミ」事務局長;吉田寿太郎




(追記)第一期生の懇親会兼卒業パーティは、当日の夕方、赤坂の割烹料理屋で執り行われました。これをもって、「特別ゼミ」第一期は無事終了しました。





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中川八洋









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