39 “中西輝政の愛弟子”小谷賢はなぜ、スターリンと毛沢東と通謀していた、帝国陸軍を隠すのか | 日本人の進路

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39 “中西輝政の愛弟子”小谷賢はなぜ、スターリンと毛沢東と通謀していた、帝国陸軍にかかわる最重要な歴史事実を完全抹殺するのか








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小谷賢


小谷賢01













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注記

カウンターインテリジェンス【counterintelligence】


外国の敵意ある情報活動を無効にするための防諜活動。敵国の破壊・怠業活動などの謀略活動から、人・物資・施設を防護するための諸活動を含んでいう。








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39 “中西輝政の愛弟子”小谷賢はなぜ、スターリンと毛沢東と通謀していた、帝国陸軍にかかわる最重要な歴史事実を完全抹殺するのか




2008年04月22日 17:09






保守の仮面をかぶる中西輝政は現在もなお、1960年の「安保反対!」の興奮のままに、土井たか子の非武装中立論をシーラカンスのごとく自らの信条として堅持している。このような芸人的な偽装の達人であれば、その弟子もまた、読者に自分の真意と素性を覚らせない、巧妙なレトリックで書くことぐらい、何でも無いだろう。

 小谷賢の新しい論考「日中戦争における日本軍のインテリジェンス」(『日中戦争再論』、錦正社、2008年3月刊)は、このような歴史事実の歪曲と捏造の典型である。
 
 













1、 小谷賢の嘘宣伝(?)


帝国陸軍は、日中戦争の八年間(1937/7~1945/8)、意識して毛沢東の中国共産党とその「八路軍」に関して、インテリジェンスをほぼ全くしなかった。また、蒋介石の国民党に関しては、“作戦”に限定したインテリジェンスしかしなかった。だから、国民党の中で、どの程度、毛沢東系が浸透しているかなど、帝国陸軍は全く知らなかったし、また知ろうともしなかった。だが、このような、誰でも知っている事実を、小谷は次のように書く。


 「日本陸軍の対中インテリジェンスは、ヒューミント、シギントともに一定のレベルにあり、…」
 (336頁上段)。
 



 小谷にトリックは、まず、必ず「対国民党」と「対中国共産党」の二つに峻別すべき、インテリジェンス問題を、意図的に混同・混淆させるべく、「対中インテリジェンス」という包括的な言葉を使用し、また多用することであろう。しかも、若干は確かにやった、国民党の“軍事作戦”に対する諜報もレベルが低く、このため、八年経っても重慶の陥落はその気配さえなく、泥沼戦争の脱却は絶望であった。ところが、この自明の事実を、小谷賢は逆さにして、「一定レベルにあり」と嘘を書く。小谷の秘めた他意は何か。

 日中戦争における、帝国陸軍のインテリジェンス問題のなかでも、最も解明が急がれるトピックは、参謀本部であれ、現地のシナ派遣軍であれ、それらの参謀将校たちが、頻繁に延安に出向き、中国共産党と接触していることである。1944年になると陸軍と中国共産党との連携は進み、1945年には同盟関係の初期の様相を呈していた。この事態の一端は、「近衛上奏文」の中に吉田茂も挿入している。なお、陸軍の「本土決戦」とは、満州と朝鮮半島にスターリンのソ連軍を招きいれ、北支と中支を毛沢東の人民解放軍に渡して、このようなソ連と毛沢東との同盟において、米軍と戦争する構想であって、何も日本一カ国だけで米軍と戦うものではなかった。戦後、「本土決戦」については、関係者はすべて口を噤み、歪曲されたイメージだけが定着した。


 さて、小谷賢は、明らかに意図をもって、上に述べた、中国共産党と内通していた陸軍内の極左参謀将校を割り出そうとはしない。それらを歴史の闇の中にそのまま放置しようと考えている。犯人隠避の犯罪に似た偽情報操作である。これらの赤い参謀将校たちの目的が、歴史学的に暴かれるのを、小谷としては、どうしても阻止したいのである。
ところで、日本の参謀将校たちの、中国共産党との密な接触についても、中共との同盟構想についても、詳細に知っていたのは、戦後生き残った中だけでも、服部卓四郎(作戦課長)や河辺虎四郎(参謀次長)など、かなりいた。この問題の解明は、これからでも不可能ではない。
 













2、 小谷賢の嘘宣伝(2)


 小谷のこの論考で、もっとびっくりするのは、何といっても、日中戦争の和平を阻止して長期化させるのを目的とした“汪兆銘工作の梅機関”に関する記述だろう(331頁上段)。参謀本部がつくった「梅機関」とは、東京の「ゾルゲ・尾崎機関」と同じく、実態はGRUの細胞の一つであった。「梅機関」の長であった影佐禎昭・陸軍大佐は、コミュニストで、かつGRU工作員であった。

 近衛グループから、犬養健や松本重治らが、影佐機関に参画したことでも、「梅機関」が毛沢東やスターリンと密な関係があることは、素人でも推定できる。東条英機は、影佐が毛沢東と通謀していることを知り、ラバウルに左遷した。権力亡者だった東條には、良いところが何一つないともいえるが、GRUとの通謀を許さなかったことだけは評価してよい。1944年7月に至る、東條引き摺り下ろしの運動は、東條が共産主義者に妥協しないことが主因で、その脚本は、ソ連大使館(GRUとNKGBの巣窟)と近衛文麿が書いた。
 


 ところが小谷は、この「梅機関」を、「一定レベルの対中インテリジェンスができた」論の根拠にしている。ここまで歴史事実を歪曲するのは、小谷が、「梅機関はGRU直属だった」事実を隠したい、中国共産党やロシアSVRに所属するプロの工作員だからだろう。小谷賢と中国共産党との関係は、別途、論じる。












3、 小谷賢の嘘宣伝(3)


 小谷賢の情報宣伝活動は、いまや満開の花のように精力的だ。『諸君』2008年5月号でも、腰を抜かすようなトンデモ論考を発表している。そのタイトル「日本の情報体制はいま<英国型>に向けて舵をきった」を読んだだけでも、それが全くの偽情報というより、“恩師”中西輝政流のはったりを真似た、嘘記事なのはわかる。小谷の狙いは、いったい何だろう。

 日本には、MI5(防諜)に相当する国家機関はない。MI6(対外諜報)に相当する国家機関もむろんない。そればかりか、そのような機関をつくる意欲も人材もノウハウもない。なのになぜ、日本は「英国型」なのか。内閣情報調査室や公安調査庁など、豆粒のように小さな機関が形だけあるが、それらの能力は、車で言えば、幼児用の三輪車のようなもの。英国のMI5&6をスポーツカーのジャガー、米国のCIAやFBIを巨大ダンプカーとすれば、小谷は、これらを、同じ「車」ではないかと嘯いて同列に扱うペテン師である。


 このほか、小谷の狡猾なトリックはいくつもある。例えば、意味不明な「インテリジェンス・コミュニティ」などの奇語で、話を別次元にはぐらかす道具であろう。諜報機関について、具体的な日米比較や日英比較をさせないためでもある。

 あるいは、日本がこれからもまともな諜報機関を決してつくらないよう、「つくらなくても大丈夫」という甘言攻勢の情報操作まで、小谷は展開する。



  「今の日本では、警察庁、外務省、防衛省などの組織が情報収集活動を行っており、財務省、経産省などの経済情報も加味すれば霞が関全体では相当量の情報が蓄積されているはずである。・・・内閣官房でいまよりさらに効率的な情報集約・共有の仕組みを整えれば。利用価値のある質の高い情報が官邸に届くようになる」(97~8頁)。
 

 


 何ともアホらしい。この謂いなら、日本の外務、警察、防衛は、皆、諜報関係者ということになる。英国には、外務省も警察も国防省もある。それに加えて、あの巨大で最優秀な人材が集結するMI5&6が存在しているのである。インテリジェンスやカウター・インテリジェンスは、片手間でできるものではない。永年の訓練で育てられた優秀な専門家を駆使する専門国家機関があって初めてできる。

 小谷は、この論考でも、またしても、上記の引用のように、カウンター・インテリジェンスには全く言及しない。よほど、自分がインテリジェンスされるのが恐いようだ。

 












4、「カウンター・インテリジェンスなくして、インテリジェンスなし」


 カウンター・インテリジェンスさえしていれば国家は存続しうる。しかし、カウンター・インテリジェンスなしには、国家の亡国は不可避である。カウンター・インテリジェンスとインテリジェンスの双方の価値は同列ではなく、国家の存亡にとって100対?である。だが、小谷の論考すべては、精査すると、カウンター・インテリジェンスには決して触れようとはしない。日本にカウンター・インテリジェンス力をもたせないぞ、という執念すら漲っている。なぜなのか。例えば、上記の第一節と第二節で論じた小谷の論考を例としよう。  


帝国陸軍の参謀将校の多くはコミュニストであり、GRU工作員であり、NKGB工作員だったが、帝国陸軍は、これらについて、カウンター・インテリジェンスしようとは、決してしなかった。赤い極左将校を処断するのでなく、むしろ、抜擢的に出世させた。このような状況下で、どんなにインテリジェンスしようとも、何の意味も価値もない。

例えば、スウェーデン武官の小野寺信は、ヤルタ秘密協定をすっぱ抜き打電したが、作戦課のほうで密かに廃棄されて、陸軍内に回覧されることはなかった。原田統吉やその他が、ソ連から「ソ連軍八月侵攻!」を関東軍経由で打電したが、いずれも関東軍で廃棄されて東京には転電されていない。
 


すなわち、インテリジェンスを効果的にするには、インテリジェンスの機構や能力を作る前に、国内のすべての重要国家機関から、すべてのコミュニストやSVR工作員をなどを追放しておかねばならない。具体的に言えば、小谷賢を防衛研究所から追放していなければ、インテリジェンスなど、徒労と無駄になるだけである。

仮に小谷賢が情報工作員でないとして、小谷賢に、防衛大学校を今や占拠している大群の共産党教官を一掃せねばならないとの責任意識がなければ、インテリジェンス論を論じる資格はない。有害無益になるからである。ちなみに、防衛大学校の「共産党員」教官は、以下の通り。三分の一ほど列挙する。大学教師に関しては党籍免除なので「党員」は実態からの定義。
 



戸部良一、教授 現代史

村井友秀、教授 東アジア論

山崎(小泉)直美、准教授 ロシア軍

角田安正、教授 ロシア語、語学教官、レーニン教徒

孫崎 亨、教授 公共政策、SVR工作員、コミュニストか否かは不明

神谷万丈、教授 国際政治学?、日共シンパ、反核運動家、痴漢が趣味










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