人でなし② | おばはん刑事(デカ)が行く

おばはん刑事(デカ)が行く

10歳年下の旦那さん(おやじーで)と娘(ぴしゃん)3人暮らしのおばはんです。
おばはんデカは市原悦子さんのおばさんデカ桜乙女の事件帖からのオマージュです。
人生、もう少し色んな事をチャレンジしながら頑張ってみようかと思っています。

 

おばはん刑事(デカ)は築30年の家で10歳年下の旦那さん(おやじーで)の二人暮らし。

愛娘(ぴしゃん)は只今県外で修行中。

令和2年10月に愛犬ころんぴぃ♪は星になりました。
得意技は妄想で色んな自分に変身すること。

映画の主人公になりきりながらも気が付けばもう65歳。

人生、もう少し色んな事をチャレンジしながら頑張ってみようかと思っています。

 

こんにちは! 

 歯が欠けて治療する迄

まともな食事を摂っていなかった

おばはん刑事(デカ)です

 

 

 

前歯って

あって当然だったので

それが中途半端に欠けると

 途端に食欲減退に繋がる
加えて
転倒した時に身体を打ち
あちこち痛いまま
日曜日は寝ていたのですが
当然のように
自分勝手なおやじーで
土曜日に流通センターで買った
激安カップ麺を
朝、昼 1人で食べていました

 

 

 

しかも夜はラボのついでに

スーパーで刺身2Pを購入しましたが

一切れも貰えずに

そのまま一夜を過ごしました

(丸一日食べないとお腹空くよね)

笑い泣き

 

 

 

痛みで動けない妻は

前日行った流通センターで

干し芋を買っていたので

痛みの残る手で

小さくカットして

奥歯の方へ押し込む戦法

 ネット情報では
食事はあまりしないよう

 歯科へ行くのがベストですが

土曜日の夕方時間外 

故に月曜日まで

不安しか無い状態が

続きました

ショボーン

 

 

 その心理状態でも

「寄り添う」事ができない夫

我がの食事ができれば

それでokなんです

 

 

 

私の県は米騒動の発祥の地

富山県

映画『大コメ騒動』では

女の目線で描かれています

 

第一次世界大戦により

輸出で景気が上向いた事で

一部の富裕層が大儲け

ロシア改革でのシベリア出兵を

更なる儲けのチャンスと

各地の米を買い占め

値上がりを待つ北海道へ送った

その為米どころの産地でさえ

1年で2倍になる値上げ

行商や出稼ぎで留守を守る

女達は

60キロの米俵を運んで

日銭を稼ぐ

そのお金を持って

その日の米を買う

それが日常だった

 

 

 

米は沢山有るのに

日に日に米価は上昇

最初は皆で米問屋に交渉に行く

「米を売ってくれ」

ではなく

「米を旅に出さんと

それだけ約束して欲しい」

(富山弁:富山から他の地域に

持って行かないで)

それでも知らん顔の米問屋

次にやったのは

米俵を運ぶ荷車を通さない

ずらりと道に並んで通せんぼ

「米を旅に出さんで」

そして最後は

港で積み込まれる米俵

船で運ばせないよう囲む

「米を旅に出すな」

決して暴力ではなく

あくまでもお願いだったが

それが新聞報道されて

全国に広がった

他県では死者まで出る騒動だが

富山県では

ガラス一枚割れていない騒動

 

 

 

 

 

劇中のセリフで

家庭を持つ女達は家族が

ちゃんと食べられるよう

(腹いっぱい食べさせる)

食事を用意する事

それだけが願い

みたいなことを言ってた

 

 

 

特にこの頃は

米で腹を膨らす時代

1日1人一升の米を食べる時代

そんな時

米が有るのに米が無い

そんな状況をおかしいと

女房達が立ち上がり

死人1人出なかった騒動

 

 

 

物語は

面白おかしく語られる

だけど

自分が楽になるなら

それもアリ

 

 

 

だから

自分が辛い時

逃避しちゃうんです

思考の逃避

 

 

 

言っても分からない人に

何を言っても伝わらない

だから

こっちの思考を変えて

楽になる

 

 

 

腹が立つ時

それは殆どが人に対してで

自分が怒る事で

相手が変わるまたは

気づいてくれる

そう期待してしまいがち

だけど

そんなうまく行くはずがない

 

 

 

合わない相手とは

逆に

自分に無い感覚を持った人間で

言い方を変えると

自分には理解できない心理

いくら頑張っても

理解できるスキルが

自分には無いと

さっさと諦める方が早い

 

 

 

この人は幼少期

そういう事を学んでいない

とても

可哀想な家庭環境

相手を貶める事で

自分が優位に立つ事で

多少のマウントが取れる

 

 

 

実際

義父は実娘を中学卒で働かせ

給料日には金を受け取りに

のこのこ会社迄来たそうだ

実際

手は出さなかったとは言え

「やらせろ」と言っていた

なんて話を聞くと

鬼畜で最低な人でなしである

 

 

 

そんな夫婦は喧嘩も激しい

義母は暴力で鼓膜が破れ

流血も何度も経験している

その結果

1人で家出を繰り返し

最後は3人のこどもをおいて

水商売に足を入れる

残された子供はその間

食事も生活環境や習慣も

与えられず育っていく

「食えりゃ良い」

おやじーでの口癖だが

腹が満たされる事が重要で

決して貧しくは無かったのに

食に対しては今でも

異常に意地汚いと感じる

 

 

 

食べ尽くす長男に対し

好き嫌いの多い

義弟と義妹

おやじーでとは全く違い

小食かつ偏食

1日3食、2食という概念がありません

なんなら毎回カップ麺、

菓子パン、お菓子でも無問題

義実家には溢れるほどの

すぐ食べられるものがあり

中でもドリンク類は

缶やペットボトルで溢れています

魚や生野菜が食卓に出ないのは

「食べないから出さない」と

義母は言いますが

出さなかったから

食べる習慣が無くなった

そう分析しています

 

 

 

現在義母と同居している

義弟と義妹

2人とも自分で料理して食べる

そんな能力がありません

義妹はアラフォーのひきこもり

やっと夕飯だけ

作るようになりました

あるもので賄う

そんなタイプなので

2人のめんじぃ遺伝子は

兄弟共通なのだと思います

 

 

 

ただこの二人決して

人畜無害なので嫌いなわけじゃない

けど

おやじーでの暴挙に遭遇する度に

そんな育てられ方した可哀そうな一家

そんな括りで被害にあっています

 

 

 

義両親、義兄弟も含めて

可哀想な人達

家庭環境で人並みのことが

出来ていないんだなぁ

そう相手を貶めて

自分を優位に立たせる事で

精神バランスを保つのです

悪いのは

親が根気よく教えなかった

面倒をよく見なかった

放任主義という免罪符

その結果

自分が不快に思ったら

怒鳴るや暴力で解決する

そんな行動に繋がるのだろう

 

 

 

人でなし?

いや、

元々

人の痛みを感じるという

教育を受けていない

ろくでなしなのだろう

 

 

 

 

 越路吹雪さんも良いけど

ろくでなしって世界共通なんだな

そう感じた

おばはん刑事(デカ)なのでした

 

 

走る人