使っていたリューター用の防塵ボックス。

数年使ってプラが弱っていたところに指輪を吹っ飛ばして穴を開けてしまいました。


(ちなみに使っていたのはこのような簡易的なものでした。)


アクセサリー制作で防塵ボックスはとても大事です。

無いと金属粉を回収しにくいですし、部屋は汚れますし、磨いてるアクセサリーも吹っ飛んでしますかもしれません。

何より粉塵を吸い込むと肺を悪くします。


そんなわけで新しく作ることにしました。

私の用途はもっぱらアクセサリーの原型制作や磨き作業の防塵なので、小さめに190mm四方のものを制作します。



材料はアクリル板以外はお手軽に100均で揃えます。


ダイソーの

・(多分)桐の板450×200×9mm 2枚

・MDF 1枚 これは底板用なので薄いのでOKです。


これに写真にはありませんが、

・アクリル板 (額装用のストックの端材を使用しました。手軽に行くなら100均のA3硬質カードケースなどで代用可能と思います)


・キャンドゥの排水口の蓋(ゴム製) 手を差し込むところにはめ込んで隙間を少なくします。

(※ダイソーのはプラスチック製で手を突っ込むと痛買ったので…キャンドゥのゴム製のをおすすめします)


・(オプション)ダイソーLEDテープライト ボックス内に貼り付けます。

手元が明るくなり作業性が上がるのでおすすめです。


任意のサイズで図面を描きます。

図面は実寸大で描いた方が後々測ったりできるので便利と思います。

板の厚みを考慮することをお忘れなく。


図面が描けたらそれに従って材料を切ります。

アクリルはアクリルカッター

木はノコギリ

丸くくり抜く箇所はドリルで穴を開けて糸鋸で切りました。


組み立てます。

木の部分はタイトボンドで接着。

コーナークランプがあると便利ですが、ない場合はL字金具とクランプの合わせ技で直角になるよう組み合わせると良いと思います。


アクリル板は傷が付いて交換する可能性があるのでネジで留めました。

アクリル同士はアクリル接着剤を使用。

マスキングテープで養生した上で隙間に流し込みました。

この接着剤は取扱説明書を読んで注意してお使いください。


(この辺りはアクリルでなくハードケースを使った方が折ったりできるので作りやすいかと思います。)


本体が組み上がったところでそれに合わせて底を作ります。


底が外せることで中の掃除や金属粉の回収がしやすくなります。



この後側面の穴に排水口の蓋をつけて、中に切ったLEDテープを貼って、ひとまず完成です。


時間ができたら簡易集塵機もつけたいですね。


お付き合い頂きありがとうございました!