＊・＊・たかこ物語・＊・＊
前回までのお話はこちら
・・・
地元の高校を卒業後
母が看護師だったこと、人と接することも
元々好きだったためなんの躊躇いもなく
看護専門学校に入学。
国家試験に合格し、
晴れて看護師としての道が
スタートしました
これはやめたときの写真です・・
みんなに怒られちゃうかな？？笑
・・・
元々両親は元働きで
おじいちゃん
おばあちゃんっ子だった私は
高齢者の多い病棟でも勤務も
特に不満に思うこともなく
気づけば病棟でも中堅層に
夜勤もある三交替制ではありましたが
患者さんや同期、先輩後輩には本当に
恵まれていて、特に職場への不満は
ありませんでした。
ただ、プライベートでは
恋愛が思うようにいかず笑
(恋愛については違う回でお話しますね♡)
この時、
地元で1番仲の良い4人グループがあり
学生時代から
毎月のようにランチや飲み会、
カラオケにいっていました。
ですが 私以外の3人は
それぞれ
自分で自宅サロンを始めたり
海外旅行に行ったり。
専門性を高めるために
海外に資格を取りにいったり。
カフェで働いてみたい
パン屋さんをしてみたい！
と
子供の頃のような夢にチャレンジしたり。
私が一番安定しているわりに
やりたいことや夢、物欲もなく
「そんなやりたいこと私にはないしなぁ」
「それで生活していけるってすごいなぁ」
「私には看護師があっているしな・・」
そんな風に思いつつも
安定したお給料や大金を手放して
やりたいことにチャレンジする友達が
いつも本当はとても羨ましく、
キラキラ輝いているようにみえました。
そして
「職を変えることは悪いこと。」
と考えていた私は
コロコロと転職をする友達の行動、決断も
全く理解できず、、、
「せっかく頼られているんだから
今やめるのは勿体ないんじゃない？」
「そこで続けなかったらまた次でも
同じことの繰り返しになるよ！」
などなど、、
今思えば
敷かれたレールの上を歩くことしか
したことがない癖に
自分本位な思いをぶつけ、
正当なアドバイスした気になっていて、、
大切な友達を
傷つけてしまったこともありました。
本当は わたしが
「お金や見えるものにこだわらず、家族がいるだけ、やりたいことをやるだけで自由に楽しく幸せそうにしている友達」に
嫉妬をしていたのだと思います。
・・・
この時期の
私は終末期の患者さん、家族と関わることも多く興味のあった疼痛コントロール、
緩和ケアについての
院外、院内研修によく参加していました
ですが
学べば学ぶほど
これを病棟で業務時間内に
(使い切って働くって難しいよなぁ〜
)
そんな風に思ってしまったり
「深田ちゃんに期待してるよ！」
「深田ならできると思う」
そんな期待のことばに
答えるべき、、、？
ん〜、、、
うまく言えませんが、
なんとなく納得のいかない
自分の心の違和感があったのです。
せっかくだったら
私は自分が学んだことを使い切りたい。
そのまま活かしたい！！と
思えることを
学んだり経験して実践したい。
命の尊さ、大切さも理解しているし
ひとに寄り添うことは大好き。
でも、、、
こう思っている時点で
私が本当にやりたいことって
緩和ケアを学ぶこと、
深めることなのかな？？
看護師の仕事は好き。
だけど、
自分が100パーセントやりたいと思い、
納得して楽しんでいるのかな？？
本当に自分がしたいこと
やりたい仕事はなんなのだろう？？
そう考え出したのは
本当につい最近のこと。
約3年前からでした・・
続く。