川越style「酒Bar HAGIYA(さかば はぎや)」酒場 一番街 出世横丁 | 「小江戸川越STYLE」

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「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

ビールや日本酒に、ちょっとしたつまみを。

 

一番街の路地裏にある酒場、地元の人の憩いの場。

 

2024年2月にオープンした酒場が、「酒Bar HAGIYA(さかば はぎや)」さん。

お店があるのは、川越市幸町。

一番街にある「りそなコエドテラス」向かい路地、行傳寺に続く出世横丁にあります。

「ベトナム小粋雑貨サニーサイドテラス」さんの隣。

以前、MieCocoさんがあった場所です。


「酒Bar HAGIYA(さかば はぎや)」
川越市幸町3-6

営業日

木曜日・金曜日 17:00~21:00頃

土曜日 13:00~21:00頃

日曜日(基本第1・3・5) 13:00~18:00頃

※不定休あります。お店のSNSで確認してください

080-5122-9063

Instagram:

https://www.instagram.com/sakaba.hagiya/
 

HAGIYAさんは、蔵の街の一番街の路地裏にて、主に週末営業している酒場です。

カウンター席主体で、テーブル席もあります。

軽くアテをつまみながら、お酒を楽しむことができます。

土曜日は昼から営業しており、昼呑みできる酒場。

 

HAGIYAは、お酒・酒場が大好きな関口夫妻が始めた酒場です。

夫妻が川越のネットワークが広いことから、地元の人が多く足を運び、場所柄観光客もふらりと訪れています。

なぜネットワークが広いかというと・・・

店名の「HAGIYA(はぎや)」でピンと来る地元の人もいるほどで、この店名に二人のこれまでの歴史が込められている。

この店名はどこから来たもの?など、夫妻のこれまでの背景の話しは後ほど。

 

HAGIYAでは、気軽にお店を使って欲しいとの思いから、つまみは定番で用意しているものは200円から。

その日限定つまみの黒板メニューもあります。

酒場らしい、お酒に合うTHE・つまみというものばかり。

お腹にたまるメニューというより、お酒がメインで、ちょっとしたアテを、というお店。

一軒目だけでなく、二軒目利用も多いお店です。

メニューの内容は定期的に変わるので、その日だけの出会いのメニューが多い。

 

お酒はビールはもちろん、ウィスキー、ジン、サワー、焼酎その他があります。

そして、HAGIYAの目玉が日本酒のラインナップ。

埼玉県の日本酒をメインに置き、他では手に入らない日本酒も手頃な価格で提供しています。

川越の鏡山酒造だけでも多種類用意しています。

何を隠そう、HAGIYAの関口夫妻は、小江戸蔵里にて今でも勤務している二人。

「おみやげ処明治蔵」の『小江戸鏡山酒造』と、「ききざけ処昭和蔵」でそれぞれ働いています。

二人はもともとお酒好きで、かつ、ともに小江戸蔵里でお酒に関わるという、まさに日本酒のスペシャリストです。


日本酒の味そして香りの特性から、大きく4つのタイプに分類することができます。その4つのタイプを把握することで、日本酒を楽しむ幅を広げることが出来ます。例えば、タイプごとに相性のよい料理も違います、また、飲用するとき冷やで呑んだり、燗して呑むことで、その日本酒の味を引き立たせることもできます。

・フルーティタイプ
吟醸・大吟醸に多い
『生酒や本醸造酒にも該当する酒があります。
華やかな香りと爽やかな味わいを持つこのタイプはまさに食前酒的引用に適しています。華やかで透明感のある果実や花の香りが高く、爽やかさを感じさせる香草や柑橘類の香り、樹木やスパイスを思わせる香り、清涼感のある香味が特徴的であり、冷やすことによって、爽快さが映えます。』
冷や~ぬる燗に適しています
8~12℃、または10℃前後、10~15℃等

・熟成タイプ
古酒に多い
『純米酒にも該当する酒があります。
練れた香りと豊潤な味わいのこのタイプは食後酒的な引用に適しています。非常に個性的で力強い味わいを持つため、風味が強く濃厚な味付けの料理とよく合います。軽快な酒質と爽涼な飲み口、フレッシュな味わいが特徴的なこのタイプはしっかりと冷やすことでその特性が活かされます。』
冷やに適しています
5℃前後、5~10℃等

・軽快タイプ
生酒(生貯蔵酒)に多い
『本醸造酒、純米酒にも該当する酒があります。
清楚な香りと軽快な味わいを持つこのタイプは、料理との相性の幅が広く、軽快な旨味を持った料理や淡い味付けの料理とよく合います。軽快な酒質と爽涼な飲み口、フレッシュな味わいが特徴的なこのタイプはしっかりと冷やすことでその特性が活かされます。』
冷やに適しています
5℃前後、5~10℃等

・旨口タイプ
純米酒に多い
『本醸造酒にも該当する酒があります。
ふくよかな香りとコクのある味わいのこのタイプはまさに食中として最適で、料理との相性の許容範囲も非常に広く、しっかりとした旨味を持つ料理とよく合います。旨味のふくらみが映えるやや高めの温度設定が適しており、燗するのに最も適したタイプでもあります。』
ぬる燗~熱燗に適しています
15~20℃、40~50℃、45~50℃等
 

夕方以降になると、夜な夜な人が集い、地域の社交場のような、コミュニティのような雰囲気になっていく。

お酒につまみに、今宵も賑やかな夜が始まる。

あちこちで日本酒などがグラスに注がれていく。。。


 

 

HAGIYAの関口夫妻は、小江戸蔵里にて今でも勤務している二人。

「おみやげ処明治蔵」の『小江戸鏡山酒造』と、「ききざけ処昭和蔵」でそれぞれ働いています。
『ききざけ処』がある昭和蔵の建設は昭和6年。重々しい屋根や、白壁などいかにも重厚長大な景観を醸し出す作りです。中央には直径55センチ以上もある3本の杉柱(1本は隠れていますが)が配置され建物全体を「やじろべえ」 のように支えています。
日本酒生産量全国第4位の埼玉県内全蔵の日本酒が川越に一堂に勢揃いします。 有料の試飲機での飲み比べコーナーをはじめ、醤油や味噌などのアイテムを取り揃えた 発酵ばるコーナーなどもあります。
「ききざけ処昭和蔵」
営業時間 11:00~19:00
お問合せはお気軽に 049-229-6110

 

関口夫妻と小江戸蔵里の関係は、これだけに留まりません。

 

HAGIYAの元になった源流へ遡ります。

 

実は・・・小江戸蔵里の明治蔵にて煎餅販売コーナーがあり、そこで扱っていたのが、老舗煎餅店の「小萩堂(こはぎどう)」でした。昔から煎餅店が多い川越で、名の知れた存在だった小萩堂さん。

「小萩堂」。

どこかで聞いたような・・・??

そう、「HAGIYA」。

「HAGIYA」の関口さんは以前、「小萩堂」を経営していたのです。


昭和26年創業の「小萩堂(こはぎどう)」。

その煎餅は、小江戸蔵里でも扱われ、地元の人から観光客まで人気でした。

扱っていた煎餅は、
うすば焼き
小江戸むかしのソースせんべい
えび小丸
お好みソースせんべい
黒胡椒せんべいなど。
小江戸蔵里オープン当初は、小萩堂の煎餅が本川越駅近くで購入できるということで、地元の人に喜ばれていました。

川越style

 

小萩堂の工場・店舗があったのが、川越市宮元町。
国道254号の「宮元町」交差点近く、県道川越栗橋線から脇道に入った先にありました。
小萩堂は、自社商品のみならず、オーダーによって印刷煎餅ということもやっていて、好きなイラストや文字を煎餅に印刷して、楽しい煎餅も製造していました。
通販受注の煎餅の箱が積み上がっている。
各種イベント、記念行事の記念品をはじめ、退職・還暦祝いなどに利用する人が多かった。
川越style
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(2013年当日の「小萩堂」)
 

かつての小萩堂から店名を取り、2024年2月にオープンしたのが、「酒Bar HAGIYA」。

 

お酒・酒場好きな夫妻は、HAGIYAがある場所にあった「MieCoco」さんにも通っていて、オーナーとも懇意の仲でした。

MieCocoが閉店することになり、その場所を引き継ごうと手を挙げた夫妻が始めたのが、「酒Bar HAGIYA」です。

HAGIYAでは、MieCocoの人気メニューを引き継ぎ、調理方法を教えてもらって提供しています。

MieCocoのファンだった人もHAGIYAに通って来ています。

 

肩肘張らず、気軽の呑める酒場。

 

一番街の路地裏に、地元人が集う酒場がある。

 

「酒Bar HAGIYA(さかば はぎや)」
川越市幸町3-6

営業日

木曜日・金曜日 17:00~21:00頃

土曜日 13:00~21:00頃

日曜日(基本第1・3・5) 13:00~18:00頃

※不定休あります。お店のSNSで確認してください

080-5122-9063

Instagram:

https://www.instagram.com/sakaba.hagiya/