立ち上る炭の香り。
香ばしくなった食材を、ワインとともに頂く。
2022年6月にオープンしたのが、炭&ワイン「nature et honnete(ナチュールエオネット)」さん。
お店があるのは、川越市仲町。
仲町交差点から東へ、「うなぎ 深井屋」さん「かぶや」さんの間にあります。
コープみらい斜向かいにあります。
炭&ワイン「nature et honnete(ナチュールエオネット)」
川越市仲町2-10
ランチ 11:30~15:00(LO14:00)
ディナー 17:30~22:00(LO21:00)
※席数が限られるため夜は予約するのがお勧め
水曜日休み
049-292-1680
Instagram:
https://www.instagram.com/natureethonette/
お店はカウンター席主体で、オーナーシェフの鶴岡さんの調理を目の前にして楽しむことができます。
お店には、地域の人が中心に訪れ、仲町では以外にも飲食店が少なく、地元の人が足繁く通っています。
一度来たらまた、とリピーターが多いお店。
一番街からほど近くの場所でもあり、観光と合わせて食事を楽しむことができます。
カウンター席主体だからこそ、シェフと会話することもでき、気さくな人柄で話しが弾みます。
川越の個人飲食店に行く人たちは、食事と共にシェフと話すことも含めて楽しむパターンが多く、オネットさんは打ってつけのお店です。
オネットさんの最大の売りは、何と言っても「炭」。
お店の看板にも入れている「炭」。
炭火で調理することを大事にし、大きな強みとして捉えています。
飲食店で炭火で調理するお店は実際には限られています。
焼鳥店や焼肉店では炭火焼きは見られますが、炭火焼の焼鳥で炭火焼きの効果を実感していると思いますが、洋食のレストランで炭火焼きというのはほとんどありません。
手間やコストを考えると、良いと分かっていても炭火には手を出しにくい。。。
そこをオネットさんは、お店の売りと差別化で、食材の火気調理は全て炭火で行っています。
ガスで焼くのも違う点は、炭火だと遠赤外線効果でふっくら優しい味になるのが特徴。
お肉を焼いてもお魚を焼いても、食材の旨味を引き出す効果があります。
香ばしい香りも特徴です。
原始的な調理でもあり、本質的な調理でもある炭火焼き。
まさに、食材を美味しくさせる魔法。
「炭火焼きは手間がかかりますが、炭火焼きで調理するお店をやりたい」
と発端から揺るぎないコンセプトとしてあったのが、炭火焼きでした。
その料理に、ワインを合わせて楽しんでもらいたい。
ワインとのマリアージュを提案しています。
メニューは、炭火焼きでさらに美味しくなる観点から考えているもの。
お肉は、ランチではハンバーグですが、ディナーになると、和牛・豚・丸鶏・仔羊・蝦夷鹿など多彩なお肉がラインナップされます。
さらに、仕入れによって鴨がある時もあります。
ラムや蝦夷鹿は、扱うお店が少ないので貴重なお肉です。
お魚も季節を意識した仕入れで、鰹、スズキ、イサキ、鯛などその時期のお魚を使用。
お肉やお魚はもちろんのこと、お野菜を炭火で焼いて香ばしくする魔法をかけています。
炭火で焼くと甘みが増して美味しくなるのはご存知の通りです。
お野菜は季節の旬を意識して、色々なお野菜が登場しています。
ランチは、
◆炭火焼ハンバーグ
◆炭火焼本日のお魚
の2種類があります。
ランチセットとして、ランチビール、グラスワイン、デザートセット(チーズケーキ、ガトーショコラ、クレームブリュレから1種類お選びください)&珈琲、珈琲があります。
オネットさんの特徴として、香ばしい料理にワインが吞みたくなる法則が発動され、昼呑みする人が多いのも特徴。
「炭」のみならず看板に「ワイン」と入れているだけあって、ワイン好きが集まり、ワインを吞みに来る人が続出。
確かに、お店の雰囲気とこのハンバーグを食べていると、気分によって赤か白のワインを合わせたくなる。
ワインを吞むならこんな料理が食べたい、というものが出てくるのがオネットさん。
素材は地元川越のものを積極的に使い、お米やお野菜に川越産を採り入れています。
お野菜では、川越ファーマーズマーケットお馴染みの忍田農園さんの西洋野菜も使用。
そして、ディナーになると、オネットさんの炭火焼きの本領発揮。
ランチもいいですが、やはり、ディナー料理を味わってこそ、オネットさんの真価が分かります。
席数が限られるため夜は予約するのがお勧め。
様々な一品料理、幅広い肉料理などを提供。
どのメニューもワインに合うものばかりで、メニューに合わせてワインを選択する楽しさが広がる。
一つ一つ丁寧に作っているのが伝わってくる料理ばかりで、安心して身を預けられる。
中でもパテは特に人気で、ワインとのマリアージュが至福。
◆ワインのおつまみ
・オリーブマリネ
・新鮮な野菜のピクルス
・天使の海老のサラダ仕立て
・ラタトゥイユ
・生ハム
・前菜盛合せ
・チーズブリュレ
・ハーブポテトフライ
・帆立貝とジャガイモのパンケーキ
・パテドカンパーニュ
・チーズ盛り合わせ
◆炭焼き
・蝦夷鹿フランクフルトソーセージ
・本日のお魚
・半丸鶏
・仔羊
・蝦夷鹿
・川越三元豚
・和牛
◆食事
・本日のパスタ
・リゾット
・焼きおにぎり
・パン
◆デザート
・チーズケーキ
・ガトーショコラ
・クレームブリュレ
・コーヒー
「nature et honnete」のオーナー鶴岡さんは、一貫して飲食業に従事してきたシェフ。
その年数は合計すると、30年以上。
最初の12年ほどは、「RESTAURANT ALASKA(レストランアラスカ)」で働いていました。
昭和初期創業のお店は、現在は都内・大阪に店舗があり、ここで洋食の腕を磨きました。
「RESTAURANT ALASKA(レストランアラスカ)」
HP:
https://restaurant-alaska.com/
その後、オネットをオープンする前まで20年いた会社が、株式会社ダイナック。
サントリー株式会社系列の会社で、様々な業態のお店を展開しています。
「株式会社ダイナックホールディングス」
東京都港区台場2-3-3 サントリーワールドヘッドクォーターズ内
HP:
『「響」「魚盛」「鳥どり」などの多業態飲食店の経営
パーティ・ケータリングサービスの企画・運営・進行
劇場や音楽ホールなどの文化施設内レストラン・ドリンクコーナーの受託運営』
1958年 ダイナックは新宿の地で産声を上げました。
飲食店の経営等を目的として
株式会社新宿東京会館を設立
設立後、結婚式場・諸宴会・グリル・コーヒーショップの運営を開始
以後、病院内・区役所内・学校内等の食堂を運営
■バー・レストラン
多様なニーズに応える個性豊かなバー・レストラン・居酒屋などを開発、多彩な食のシーンを創造。
■ゴルフクラブレストラン
関東・関西を中心に全国規模で受託運営を展開。蓄積された食のノウハウによる高品質なレストラン運営を実現。
■道の駅・サービスエリア
地産地消・地域創生を基軸に「道の駅」「サービスエリア」を運営。
■パーティ・ケータリング
長年で培った信用と実績で年間4000件のパーティ受託を実現。イベント出店や総合プロデュースなどにも幅広く対応。
■文化・レジャー施設
劇場・ホール、レジャー施設など幅広い分野の施設で、高付加価値な飲食のシーンを提供。
■ダイニングバー、パブ&レストラン、居酒屋、テーマレストラン
多様なニーズに応える個性豊かな店舗、約50ブランドを展開しています。
鶴岡さんは、ダイナックは和洋問わず色々な業態店を経験。
調理長をはじめ、管理職にも就いていました。
ダイナック時代、既に炭火焼きが売りお店数店の調理長を務めていました。
また、川越市元町一丁目にある国登録有形文化財「モダン亭 太陽軒」にて2年ほど調理長を務めていました。
国登録有形文化財「モダン亭 太陽軒」
川越市元町1丁目1-23
そして、
「いつかは自分のお店を開きたい」
と胸に秘めていた思いを実現すべく、地元川越で場所を探していた時に、仲町のこの場所に巡りあいました。
香ばしい炭とワイン。
最高のマリアージュで贅沢なひとときをつくっています。
炭&ワイン「nature et honnete(ナチュールエオネット)」
川越市仲町2-10
ランチ 11:30~15:00(LO14:00)
ディナー 17:30~22:00(LO21:00)
※席数が限られるため夜は予約するのがお勧め
水曜日休み
049-292-1680
Instagram:
https://www.instagram.com/natureethonette/