川越style「chinois蓮歩(シノワレンポ)」コースで頂く本格中華料理 一番街 | 「小江戸川越STYLE」

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川越の様々なまちづくり活動に従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

中華料理の可能性を広げる。

 

川越の特別なロケーションでいただく、特別な中華。

 

2021年3月にオープンした本格中華料理店が、「chinois蓮歩(シノワレンポ)」さん。

お店があるのは川越の一番街。

旧埼玉りそな銀行川越支店の北にある「甘味茶房かすが」さんの二階。

かすがさんの向かって右側に奥へと続く通路があり、奥の階段から上がった二階に広がるのが、蓮歩さん。

「chinois蓮歩(シノワレンポ)」
川越市幸町6-1 2階
ランチ 11:30~14:00 (料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00)
ディナー 17:30~22:00 (料理L.O. 21:00 ドリンクL.O. 21:00)
定休日 月曜日・木曜日

049-299-8350

本川越駅から徒歩15分

川越駅、本川越駅より東武バス「一番街」下車30秒
Instagram:

https://www.instagram.com/chinoisrenpo/

 

階段から建物二階に上がると、かすがさんに二階部分があったんだという驚きと、こんなに広い空間が建物にあったのかと二重の驚きに包まれます。

そして光が差し込む窓からは、一番街の町並みを見下ろすことができるロケーションに惹き込まれる。

 

蓮歩さんは、川越では少ない本格中華料理店。

場所柄、観光客が多いかと思いきや、地元の人に頻繁に利用されているお店です。

建物二階にある本格中華料理店、そのお店の料理の価値が分かるのはやはり地元川越の人。

地元の人が足繁く通っているという事実に、やはり、川越の人の飲食店を見分けるアンテナは確か、そして地元の人に支持されているお店というのが、蓮歩の川越の在りようを物語っています。

普段使いの他に、誕生日や記念日などの特別な節目に利用されることが多いのも特徴です。

 

ハレの日の食事なら、多種多様な個人店レストランがある川越、お店選びに困らないものですが、

 

「中華料理でお祝いたい」

 

という時に、応えてくれるお店の選択肢が多くありませんでした。

今後は、蓮歩さんができたことで特別な日には特別な中華料理を楽しむ、というパターンが確立されました。

 

「chinois蓮歩」の福嶋シェフは、中華の鉄人、アイアンシェフで知られる「脇屋友詞」氏のもとで16年間も修業した筋金入りの本格中華料理シェフ。
蓮歩さんが打ち出している、新発想の中華料理が「ヌーベルシノワ」。
「ヌーベルシノワ」とは、新しい中華料理のスタイルです。名前の由来は、フランス語で “新しい” を表す「nouvelle(ヌーベル)」、“中国の” を表す「chinois(シノワ)」を合わせた造語から。
料理を大皿に盛りテーブルの中央に置く従来の中華料理のスタイルとは異なり、各料理を西洋風に美しく盛り付け、コース料理のように提供するのが特徴的。また、油の使用量を減らして、素材の味を活かすように調理することも特徴のひとつです。
そんなヌーベルシノワは、フランス料理における調理法のひとつ「ヌーベルキュイジーヌ」に影響を受けたといわれています。
ヌーベルシノワの第一の特徴は、芸術的な盛り付けで料理そのものを魅せること。洋食器に美しく盛り付けられた料理は、「見る楽しみ」を与えてくれます。

 

川越の中華料理店の新星。

 

川越では個人飲食店のオープンが続々と続いていますが、個人の「新しい中華料理店」というのは近年になり出来事。

まず、川越に新しい中華料理店がオープンという事自体が、一つの事件。

さらに、昔から続くお店や大衆向けの町中華と呼ばれるお店は数多くありますが、本格志向の高級中華の方向は川越ではほとんど見られない事。

中華のコース仕立てというのも新しいジャンル開拓です。

色んな切り口から、蓮歩さんのオープンは川越で画期的なことでした。

 

蓮歩さんで提供しているランチ・ディナーはコースのみ。ワンコースです。

◆ランチコース ¥3,300

◆ディナーコース ¥5,500

ランチは気軽に本格中華を楽しめるコース。

ディナーはお皿の数が増え、お肉料理も入りさらにバージョンアップした内容。これぞ蓮歩の本格中華という料理を提供しています。

 

どちらのコースも、蓮歩オーナーシェフの福嶋さんが膨大な手間をかけて仕込み・調理した逸品のお皿が登場。中華でコース仕立てというのも斬新。

コースは前菜から始まり、スープや炒め物、フカフレ、お茶、デザートを提供しています。

他にも、コースにプラスして坦々麺やチャーハンなどの単品メニューもあります。

ドリンクは、ビールに紹興酒、それにワインなどがあります。

ワインに中華というペアリングも合います。

 

中華料理の醍醐味は、

 

「味、味の中でも熱さ・冷たさ、甘さ・酸っぱさ・辛さなど多様、それに見た目、香りなどが際立っていて五感を刺激する、五感にダイレクトに訴えてくる魅力があります」

 

前菜から始まるコースは、細かい手間が加えられた料理に惹き込まれていく。

中華料理の新しい領域、中華料理の可能性に圧倒されるよう。

野菜を豊富に使う中華料理。

素材には地元川越の野菜を積極的に使用し、川島町のお米や野菜、そてに福嶋さんの故郷、山形県の農産物、他にも東北地方の食材を使うことも大事にしている。

お酒で、山形県のオレンジワインを用意しているのも蓮歩ならでは。

「中華」という軸を大事にしながら、和の食材を取り入れたり、季節感を意識したりアレンジを加えているのが蓮歩さん。

 

以下、ランチコース。コースの内容は定期的に変わっていきます。

序章からメイン料理へ。

蓮歩のコース料理の、なんと言っても目玉は、フカヒレ。

 

「フカヒレを食べてもらいたい」

 

蓮歩のフカヒレは、宮城県気仙沼市産。

そう、ここにも東北を大事にする魂が宿っています。

ランチ・ディナー共、メインがフカヒレ料理で、フカヒレを中心にしてコースが構成され、フカヒレに向かったストーリーとして前菜があり、スープがあり、徐々にボルテージを上げてメインのフカヒレが登場されるという物語になっています。

そして、フカヒレを楽しんだ後に余韻に浸るようにデザートがあるという、全体的存在のフカヒレが中心にあって構成されているコースです。

コースはやはり、フカヒレの印象が強く残り、

 

「フカヒレには特にこだわっています」

 

フカヒレは、乾燥状態から戻していのに3日ほどの手間もかかりますが、フカヒレを煮込むスープにもこだわり、豚や鶏を使って8時間ほどじっくり煮込んだスープでフカヒレを煮込みます。

フカヒレを煮るためのスープからここまでこだわるのが蓮歩流。

このスープで煮込むからこその、このフカヒレのコクなのです。

フカヒレそのものの味わいもありますが、フカヒレスープが濃厚で病みつきに。

ご飯にかけてフカヒレご飯にする人も多いという。

 

最後に、コースの余韻に浸りながら、烏龍茶とデザートを楽しみます。

コースの内容は、王道のフカヒレ料理は不動ですが、毎月変わるお皿があり、その時の旬の素材を活かした内容になります。

 

また、コース料理にプラスして、さらに一品というプラス1メニューには、

・麻婆豆腐

・辣香担々麵

・海鮮炒飯

・黄韮湯麺

・小籠包

・えび蒸餃子

 

「chinois蓮歩」のオーナーシェフが、福嶋拓さん。

福嶋さんは、2014年のRED U-35(RYORININ's EMERGING DREAM U-35)において、GOLD EGGの受賞歴があります。

「RED U-35」

https://www.redu35.jp/chef/322/?bmb=1
福嶋 拓 HIRAKU FUKUSHIMA
料理スタイル:基本を守り、自分の感性を大事にする。
誕生:1984年
出身:山形県
専門:中国料理
所属:chinois蓮歩
所在地:埼玉県
ジャンル:中国料理
役職:オーナーシェフ

RED U-35(RYORININ's EMERGING DREAM U-35) 受賞歴
2014 GOLD EGG
主催:RED U-35
(RYORININ's EMERGING DREAM U-35)実行委員会
共催:ぐるなび
福嶋 拓HIRAKU FUKUSHIMA
<2014年参加時>
所属:Wakiya一笑美茶樓
https://r.gnavi.co.jp/sevs7b580000/
所在地:東京都
ジャンル:中国料理
役職:役職付き料理人
受賞エンブレム
2014 GOLD EGG

最終審査料理名:紅寳香焗肉 ~紅玉と豚の香り焼き~
二次審査料理名:翡翠豆板醤麺

(34 福嶋 拓(男/29歳)中国料理「Wakiya一笑美茶樓」(東京)役職付き料理人)
『料理のコンセプトは、数多くの種類があり、様々な用途で活躍する「豆」を楽しむチャイニーズパスタです。様々な豆に歴史深い中国料理のエッセンスを加え、新しい料理ですがどこか懐かしく、馴染みやすい料理にしました。翡翠豆板醤はフレッシュな空豆を「泥」という中国料理の技法を用い調理し、色鮮やかで、空豆そのものの味を活かした優しく奥深い醤で、今回1番のポイントです。また麺は、百頁豆腐という中国の食材を使用しました。百頁豆腐とは1度湯葉を柔らかくして圧縮し板状の押し豆腐のように固めた物で、湯葉が何枚も重なっている様が本の100ページに見えることから百頁と呼びます。大豆の旨味が凝縮し、歯ごたえの良い食材です。7種類の豆は杭州名物料理を参考にし、月桂樹と山椒の香りでアクセントにしました。始めはそれぞれの味を楽しみ、混ぜて新しい味に、豆板醤牛肉の辛味をお好みで加え、最後まで楽しめる一皿に仕上げました。
料理人として、料理に対する思い・夢・目標

私の料理人としての目標は二つあります。一つ目は、お客様に好かれる料理人になることです。その為には、お客様に感動を与え続けることのできる料理人になることだと思います。お客様においしい料理を作るだけではなく、最高のおもてなしで料理を楽しんで頂く。お客様が店に入った時の印象、最初のドリンクのタイミング、料理のスピード、雰囲気、サービス、その日の天候、気温、お客様一人一人の体調や心境など細かい部分まで気を配りながら料理を作れるようになること、それができてやっとお客様に感動を与えられるチャンスがあるのだと学び、目標にしています。もう一つはつながりを大切にする料理人であることです。右も左もわからなかった見習いの頃の私に、料理人のしきたりを毎日朝から晩まで真剣に教えてくれた先輩がいました。どんな状況でも絶対に妥協してはいけないことを背中で教えてくれた先輩がいました。料理は感じることが大切なんだと賄の時から叱ってくれる中国人の先輩がいました。料理人という仕事は常に考えることだと一万回以上私の頭に叩き込んでくれた先輩がいました。そのような先輩方の沢山の教えが料理人としての今の私を作っていて、最高の財産です。また、この仕事を通じたくさんの生産者の方と出会いました。近年、食に関する様々な問題がある中でも、日本の食材がこれだけ素晴らしいのは、生産者の方たちの確かな技術、強い思いがあるからだと常々感じます。私たち料理人は、この食材を最大限に活かし、お客様に楽しんで頂く為の料理を作ることで、生産者から消費者までに関わる沢山の人たちのつながりを作ることができるのではないかと思います。そして、このつながりが強くなればなるほど日本の活性化につながるのだと信じています。東京オリンピックが5年後に行われます。私は世界各国の人たちに、人と人とのつながりが作る日本の食文化を感じてもらい、発信していくことが目標です。』

 

福嶋さんが二十歳から16年働いていたのが、東京都港区赤坂にある、脇屋友詞さんがオーナーシェフを務める「Wakiya 一笑美茶樓(ワキヤイチエミチャロウ)」。

このお店でありとあらゆる食材を触り、調理し、経験を積んできました。
脇屋友詞(わきやゆうじ)さんは、2012年10月からテレビ番組『アイアンシェフ』(フジテレビ)で中華のアイアンシェフとしてレギュラー出演。知名度の高さや腕の確かさもあり、番組開始前からアイアンシェフ就任が有力視されていた。
「Wakiya 一笑美茶樓(ワキヤイチエミチャロウ)」
https://www.wakiya.co.jp/
脇屋友詞プロフィール
『1958年北海道札幌市生まれ。
'73年15歳で料理の道に入り、赤坂「山王飯店」、「東京ヒルトンホテル」、「キャピトル東急ホテル」等での修行を経て、'85年27歳で都内ホテルの料理長、'92年同ホテル総料理長になる。
'96年、「トゥーランドット游仙境」代表取締役総料理長に就任、'97年、パン パシフィック ホテル横浜(現横浜ベイホテル東急)中国料理総料理長に就任。'98年、同ホテルにて皇太子ご夫妻のご夕食調理総責任者を拝命。
'01年東京・赤坂に「Wakiya一笑美茶樓(いちえみちゃろう)」をオープン。'07年7月、ニューヨークのグラマシーパークホテル内にWakiya Gramercy Park Hotelをオープン、海外進出を果たす。('08年12月移転のためクローズ)
'08年東京・池田山に「Wakiya迎賓茶樓(げいひんちゃろう)」をオープン、'11年東京・赤坂に移転し「トゥーランドット臥龍居(がりゅうきょ)」と共に新たにオープンした。現在、東京、横浜で四店舗のオーナーシェフを務める。
脇屋の料理は、上海料理の伝統を軸に旬の素材をふんだんに取り入れた身体に優しい中国料理。こだわりの器に美しく盛りつけた料理は、日本人らしい繊細さとつややかさが表現されていると国内外から高い評価を得ている。五味(甘味、苦味、酸味、塩味、うま味)の調和が取れたコース料理、確かな技術から生まれるオーソドックスな中国料理は幅広い層から支持されている。
'02年よりアメリカやヨーロッパなど海外で行われているチャリティー活動に積極的に関わる。また'05年には世界の名だたる料理人が技と哲学をもって最先端の料理を披露するMadrid Fusion 2005(スペイン)、'11年にはWorld Gourmet Summit(シンガポール)に参加するなど世界に活動の場を広げている。
メディアでは、NHK「きょうの料理」をはじめとするテレビ番組や雑誌などを通して中国料理や中国茶の楽しさを広く伝えている。また、ワインにも造詣が深く、'05年には中国料理を通じワインの普及に貢献したとして日本ソムリエ協会認定名誉ソムリエに就任。'08年にはボルドー地方よりコマンドールの騎士号を任命される。'09年にはシャンパーニュ騎士団のシュバリエ(騎士)の称号を受賞。名誉きき*酒師酒匠を受賞。
'08年厚生労働大臣表彰(厚生労働大臣)、東京マイスター(東京都知事)受賞。
'10年厚生労働省による卓越した技能者(現代の名工)受賞、'12年農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブロンズ賞を受賞。'13年料理人人生40周年を迎えた。
'14年秋の叙勲にて黄綬褒章を受章。』

 

「Wakiya 一笑美茶樓」でも看板メニュだった、フカヒレ。

Wakiya 一笑美茶樓でも、経験を積んだシェフでないとフカヒレの扱いができない超重要食材ですが、福嶋さんはここでフカヒレの扱いを学びました。
そして福嶋さんが、2021年3月に、自身のお店「chinois蓮歩」を一番街にオープンさせました。

 

日が暮れて、一番街の町並みに静寂が訪れる。

夜の一番街に魅力を感じる人も多く、街路灯にしっとりと照らされる町並みを見るのも、川越ならではの体験です。

そして。蓮歩のディナータイムが始まります。

 

蓮歩さんのディナータイムも、コース仕立てで一品一品手の込んだ料理が提供されます。

お酒のリストには、中華料理といえばの紹興酒をはじめ、ビールにワインなど各種揃えます。

実は、ワインのラインナップも蓮歩の売りで、中華料理とワインのマリアージュを提案しているお店です。

そしてこのマリアージュが、中華料理の新たな楽しみ方に繋がっている。

特に、オーナーシェフ福嶋さんの故郷、山形県産のワインを扱っているのも特徴で、福嶋さんによる本格中華と山形県産ワインの組み合わせが蓮歩にしかないマリアージュです。

 

 

中華料理の可能性を広げる。

 

川越の特別なロケーションでいただく、特別な中華。

 

川越の楽しみが広がります。

「chinois蓮歩(シノワレンポ)」
川越市幸町6-1 2階

ランチ 11:30~14:00 (料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00)
ディナー 17:30~22:00 (料理L.O. 21:00 ドリンクL.O. 21:00)
定休日 月曜日・木曜日

049-299-8350

本川越駅から徒歩15分

川越駅、本川越駅より東武バス「一番街」下車30秒

Instagram:

https://www.instagram.com/chinoisrenpo/