素材にこだわり、丁寧な手仕事から生み出されるシフォンケーキたち。
多彩なお菓子店が点在するお菓子の街川越に、新進気鋭のシフォンケーキ専門店が、新鮮な感性で新しいお菓子を提案していく。
お菓子と共に、豊かな暮らしがある。
2020年6月にオープンしたのが、シフォンケーキ専門店「Yumifon(ユミフォン)」さん。
Yumifonさんがあるのが、川越市仙波町。
川越駅東口、アトレ川越横の三番町通りを川越街道方面へ進み、三番町交差を越えてさらに進みます。
(川越駅から川越街道へ 三番町交差点)
交差点を過ぎ、二つ目の交差点を左折、ちょうどシゲモトクリーニングさんの向かいの道です。
こちら側からは車の場合は一方通行になっています。
あるいは川越工業高校横の細道を進んで来ても辿り着きます。
こちらかからは車も進入可。
クレアモールの喧騒から離れ、ゆったりとした空気が流れる住宅街。
この地域の空気感は川越の中でも独特。
通りを歩いて行くと、視界が開けて一際大きな建物が目に飛び込んできます。
品のある落ち着いた雰囲気漂う一帯に、忽然と現れるようにしてある建物は、見上げる人を「ここには素敵なものが詰まっていそう」と期待させるオーラを放っている。
この建物には現在、花屋「d'ici peu(ディシプー)」さん、美容室「kohaku hair&relax」さんがあります。
(花屋「d'ici peu(ディシプー)」さん)
そして。
この場の物語はこれまで何度も取り上げてきましたが、新たなストーリーが始まりました。
建物1階の一ヶ所、d'ici peuさんの横にオープンしたのが、「Yumifon」さん。
以前、「ピケニケ」さん、「フォータカハシ」さんがあった場所です。これまでも素敵なお店が入っていて、3店とも女性店主が続いています。
「Yumifon(ユミフォン)」
川越市仙波町1-5-38ムラセビル
10:00~18:00(完売したら閉店)
定休日 水曜日・木曜日
049-298-4681
yumifon2020@gmail.com
HP:
Instagram:
https://www.instagram.com/yumifon_2020/
*売り切れになってしまうことやその日ご用意できない場合もございます。店頭にお越しいただくか、お店にお問い合わせください。
店内にずらりと並ぶシフォンケーキ、シフォンケーキの国にやって来ました。
Yumifonさんはテイクアウトのシフォンケーキ専門店。
場所柄地域住民の利用が多く、既にリピーターも増えている。
また、シフォンケーキ専門店というだけあって、シフォンケーキ好きがわざわざ買いに来るのもよく見られる光景。Instagramを見てというのも多いそう。
お菓子の街、小江戸川越。
川越には、昔から続く老舗和菓子店に、新しい時代の洋菓子店、さらに近年は個性溢れる多彩な個人店の和菓子店・洋菓子店が増え、お菓子文化の裾野が広がっています。
お菓子の中でもジャンルに特化したお菓子店も増え、焼き菓子専門店、バウムクーヘン専門店などのお店もある川越。
そして、新たに魅力的なお菓子の提案をする新進気鋭のお店が、シフォンケーキに特化したYumifonさん。
シフォンケーキを売りにしたお菓子店・カフェはありますが、シフォンケーキだけに特化したお店というのは川越では他に見られません。
Yumifonさんのシフォンケーキは、優しく素朴な味が特徴。
『シフォンケーキは卵、小麦、油でつくれるとてもシンプルなケーキです。そこに四季折々の素材を加えることで色々な食を楽しむことができます。
Yumifonでは、良質な卵と国産なたね油、大切に育てられた果物や野菜にこだわって、ふわふわ・もちもちの優しく素朴なシフォンケーキをお届けします。皆さんのお口にあいますように・・・』
定番のシフォンケーキとして
・プレーン
・紅茶
・ココア
・シナモン
・チョコチップ
・コーヒー
定番以外にも、季節限定シフォンケーキやその時の旬の素材(フルーツ・お野菜)を使ったシフォンケーキも定期的に登場しています。
・プレーン
シンプルなのに飽きのこない定番の味。
一口食べるとこだわり卵の優しい味が広がって、あっという間にとろけてなくなってしまうおいしさです。
・紅茶
紅茶色に染まったフワフワの生地の中には、細かく惹いた茶葉がたくさん詰まっています。フルーツとフラワーの香りの後に、ブラックティーのほんのりとした苦みがお口の中に広がります。後味も軽く、人気の一品です。
・ココア
芳醇なココアが香る、ココア好きにはたまらない濃厚なお味です。
ココア色に染まったシフォンがおやつの時間をもりあげます。
・チョコチップ
人気のチョコチップをちりばめました。
ふわふわのシフォンの中にとろけたチョコのハーモニーがおいしいです。
・コーヒー
濃いコーヒーと薄いコーヒーの組み合わせで可愛いマーブル模様に。二つのコーヒーの苦みが味と見た目をおいしくしてくれます。
・シナモン
うっすらピンク色のケーキ、シナモン。独特な香りと辛味をもったシナモンは、古代エジプト時代から人々に愛されていたそうです。フワフワのシフォンケーキとの相性もばっちりです。
健康増進の働きやリラックス効果も注目されているスパイス。
季節のシフォンとして、
・ほうじ茶
ほうじ茶のほろ苦さと、シフォンのやさしい甘さと食感のハーモニーが、ほどよくお口にひろがっておいしい余韻がのこります。
また、一般的なシフォンケーキ以外にも、生菓子としてのシフォンケーキを提案んしているのもこのお店らしく、冷蔵ケースの中には生クリームなどを使ったシフォンケーキが並んでいます。シフォンケーキ専門店だからこその、シフォンケーキの多彩な展開があります。
Yumifonさんでは、誕生日のホールケーキも提供している。
もちろんこれも、シフォンケーキ。
誕生日や記念日用のシフォンケーキとして利用されています。
ふわふわのやさしいケーキでいつもと違う記念日を。
もちろん好きなシフォンケーキを注文できます。
※詳しくは店舗へご相談ください。ホールケーキのご注文は予約が必要になります。
大きさΦ20cm
◆生クリームデコレーション ¥3,500~
季節のフルーツや生クリームでデコレーションします。
◆デコレーションなし ¥2,300
お好きな味を組み合わせます。
色んなお味を楽しみたい方にもおすすめです。
Yumifonの優しいシフォンケーキ、一つ一つ手作りしているのが、オーナーの廣谷さんです。
確かなキャリアを積み重ねた裏打ちのあるシフォンケーキ。
表の店舗の奥厨房にある職人の姿。
お菓子屋さんは居るだけで胸ときめく空間で、まるで夢の国にやって来たような楽しさがある。
そしてお菓子屋さんのときめきは、確かな職人がいてこそ作り出せるものなのだという真実もそこにある。
華やかな表舞台の裏側にあるもの。
-ABOUT US-
『私は小さいころからお菓子作りが好きでした。シフォンケーキとの出会いは卵白がきっかけです。
お菓子作りでよく残ってしまう卵白をなんとはうまく使えないかなと考えていた時でした。それがシフォンケーキの始まりです。オーブンの中でフワフワ膨らんでいくシフォンケーキに私は夢中になってしまいました。そして色々な素材で見た目や味が変わるシフォンケーキが大好きです。
ちょっとしたことで食感や味が変わってしまうシフォンケーキを、毎日おいしくつくれるように日々作り続けていきたいと思っております。』
ずっとお菓子に携わってきたこれまでのキャリア。
廣谷さんは、銀座にあるタルトが有名な「キル フェ ボン グランメゾン銀座」で16年働き、その後、池袋にあるシフォンケーキ専門店「ラ・ファミーユ」で働き、色々な種類のシフォンケーキを作っていました。
ラ・ファミーユで2年いたのち、自身のシフォンケーキ専門店「Yumifon」をオープン。
可愛らしいケーキの見た目の底に、確かなものがある。
Yumifonさんは、安全な国産素材を使い、安心して食べられるケーキ作りを大事にしている。
Yumifonを言い表すキーワードとして、「地産地消」。
地産地消をテーマにしたシフォンケーキを作っているお店としても知られます。
「地産地消を目指して埼玉産の安心素材を使ったお菓子づくりをしています。本当に美味しくて安全なものをお召し上がりいただきたい、埼玉の素晴らしい食材を知ってほしいという願いから、地元の素材にこだわったケーキづくりを続けています」。
卵は川越市寺山にある「井上養鶏場」さんのスーパーエッグを使用。
井上養鶏場さんの卵は、川越市内の飲食店で使うところが多く、お菓子やパンなどに使用されています。
お茶は三芳町の田畑園さん、牛乳も新鮮な埼玉県産を使っています。
お野菜には、三芳町上富の「瀬島園」さんのさつま芋など、川越市下赤坂の「たばちゃん農園」さんのお野菜を時季に合わせて使用している。
お野菜を積極的にシフォンケーキに活かしていこうとするのもYumifonさんの姿勢です。
(川越Farmer'sMarketのたばちゃん農園さんの畑)
(たばちゃん農園の白とうもろこしを使った季節の期間限定シフォンケーキ)
他にも、たばちゃん農園さんのお野菜は、かぼちゃ、紫のじゃがい、トマト、金ゴマなど季節の農産物を使ったシフォンケーキを提供しています。
素材の質の追求があってこそのケーキであり、個人店だからこその安心感のあるケーキを提供できる。小さな子どもにも安心して食べさせられる品質を誇る。
洋菓子店で地産地消を積極的に謳うお店は意外に少なく、貴重な存在がYumifonさん。
暮らしを彩ってくれる、お菓子の力。
辛いことがあっても、美味しいお菓子が強張った気持ちを溶かしてくれる。
辛いことがありそうでも、その後の美味しいお菓子を思い浮かべれば乗り切れそうに思える。
お菓子があるから、また明日も頑張れる。
暮らしに優しく寄り添うシフォンケーキが、ここにある。
「Yumifon(ユミフォン)」
川越市仙波町1-5-38ムラセビル
10:00~18:00(完売したら閉店)
定休日 水曜日・木曜日
049-298-4681
yumifon2020@gmail.com
HP:
Instagram:
https://www.instagram.com/yumifon_2020/