一体誰が一番上手いのか。
一体誰が一番強いのか。そろそろ決めようじゃないか。
川越をはじめ各地のファイターたちが我こそはと立ち上がり、参戦を表明、川越に集結。
己の腕とプライドにかけて、絶対に負けられない戦いに臨もうとしていた。
一体誰が一番強いのか。ついに戦いの幕が上がる。。。
川越史上初の試みであり、川越初開催、川越の新たな歴史の一ページをここから作ろうとしていた。
それが・・・
「目指せ川越NO.1!eスポーツ選手権!!」。
決勝戦は、2018年5月19日(土)川越運動公園総合体育館メインアリーナ。
そして、決勝の舞台に上がるためには熾烈な予選会の戦いを勝ち抜かなくてはならない。決勝戦に進むことができるのはたったの7人。限られた7つの席を自分のものにするための戦い、トーナメント方式の予選会の火蓋が切って落とされようとしていた。
決勝戦を3週間後に控えた2018年4月30日(月・祝)、ウェスタ川越で開催されたのが、「目指せ川越NO.1!eスポーツ選手権!!」予選会。
「目指せ川越NO.1!eスポーツ選手権!!」。
■開催概要
・決勝戦:5月19日(土)川越運動公園 総合体育館メインアリーナ(埼玉県川越市大字下老袋388番地1)
最終試合開始(小学生部門):12:10-12:25
最終試合開始(中学生部門):12:25-13:00
最終試合開始(大人部門):13:00-13:15
ゲストバトル(各部門優勝者):13:15-13:35
表彰式:13:40-14:00
試合進行等により前後する可能性があります。
各部優勝者は女性ゲーミングチーム所属「はるミー」と対戦権を獲得できます。
ゲームタイトルはストリートファイターV アーケードエディション(PS4)。
「ストリートファイターV アーケードエディション」
http://www.capcom.co.jp/sfv/
■公益社団法人川越青年会議所5月例会メイン事業内企画
■公益社団法人川越青年会議所5月例会メイン事業
主催:公益社団法人川越青年会議所 共催:川越市
今回、川越初のeスポーツ選手権を企画したのが、公益社団法人川越青年会議所。
「公益社団法人川越青年会議所」
http://www.kawagoe-jc.or.jp/2018/
川越青年会議所は、川越のまちづくりを行う団体で、事業を通し、これまでにない切り口から川越を掘り下げ、川越に新たな提案をし続けていることでも知られる。
川越青年会議所発で川越初から始まり、今に発展して街に定着しているものは実は多く、川越の未開の地を積極的に切り拓いていることも川越青年会議所である。その一つが、肉フェスで、2016年9月川越青年会議所の「小江戸川越初雁フェスin HTSUKARI STADIUM」が基点となったことは川越ではよく語られること。
川越は歴史を大事にする街で、街の歴史を元にした様々な発信はありますが、今の時代の感覚を取り入れながら新たな発信をするということが川越青年会議所はとにかく上手い。こうした提案が、川越青年会議所の川越青年会議所たる所以でもあった。
また、毎年5月に開催されている川越青年会議所のメイン事業は、2017年は『川越から繋げよう!豊かな心拡げる「豊心祭(ほうしんさい)」』をウェスタ川越で開催。この中では、川越の自然に目を向け、独自に切り口で展開していたことが斬新でした。
(川越style『川越から繋げよう!豊かな心拡げる「豊心祭(ほうしんさい)」2017年5月』
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12278683668.html)
そして、2018年のメイン事業は5月19日(土)川越総合運動公園で開催することが決定しています。
http://www.kawagoe-jc.or.jp/2018/?page_id=787
川越の未来に胸がときめくと題して、「未来へ繋ぐ事業」、「未来に挑む事業」、「未来を描く事業」と様々な事業を展開するまさに盛り沢山な内容で一日楽しめるものになる。
その中の未来へ繋ぐ事業は4つに分かれ、それぞれが川越青年会議所らしい独自の視点で川越を考えたものだった。
1.フューチャーステージ
ゲストを招いて、バブリーダンス盆踊りや和太鼓演奏など様々な音楽・文化を発信!
2.目指せ川越 NO.1 ! eスポーツ選手権
人気ゲームタイトル「ストリートファイター」シリーズを用いて、川越初となる eスポーツの大会を開催!
3.川越とおりゃんせ2018プロジェクト
HIPHOP やお囃子を融合させた新しい「とおりゃんせ」を創造&体感してみよう!
4.「未来に繫ぐ川越」フォトコンテスト
未来に残したい川越をテーマにフォトコンテストを開催。応募いただいた写真で、モザイクアートをみんなで創り上げよう!
フューチャーステージのバブリーダンスは昨年世を席巻したあのダンスをフィーチャーし川越の文化とリミックスする試み。とおりゃんせは、川越ではよく知られている話しで郭町にある三芳野神社は童歌「通りゃんせ」の発祥とされていることから、歴史に今の感覚を融合させた新しい通りゃんせを提案んして、川越の歴史を照らそうという意欲的チャレンジ。フォトコンテストは、川越の姿を未来に残すという意味が籠められている。
そして、特に異彩を放っているのが、目指せ川越 NO.1 ! eスポーツ選手権だった。
eスポーツ、浸透してきたこの名称は耳にしたことがあると思います。
改めて、eスポーツとは??
『e(エレクトロニック)スポーツは、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称です。
アジアオリンピック評議会が2017年4月に、eスポーツを2022年のアジア競技大会から正式競技に採用することを発表しました。
更には2024年に開催予定のパリオリンピックでもeスポーツが追加種目として選ばれる可能性が浮上しており、今後ますますeスポーツへの注目度は高まることが期待されます。
本企画では川越市初のeスポーツ大会を開催することで、川越市から未来のオリンピック選手を輩出するきっかけづくりを目的としています。目指せ!未来のオリンピック選手!!』
全世界での競技人口は2013年時点では5500万人を超えていると試算された。欧米では1990年代後半から高額な賞金がかけられた世界規模の大会も開催され、参加者の中にはアマチュアから年収1億円を超えるプロゲーマーまで含まれる
アメリカでは、eSportsはスポーツとして受け入れられ国が正式にプロゲーマーがスポーツ選手であることを認めています。韓国や中国ではesportsが非常に発展しており市場規模も日本とは段違いです。eスポーツの主なジャンルとタイトルとしては・・・
1.格闘ゲーム
ストリートファイター(SFV)
大乱闘スマッシュブラザーズ
2.FPS
カウンターストライク(CS;GO)
コールオブデューティー(COD)
オーバーウォッチ(OW)
3.RTS
スタークラフト
4.スポーツ
FIFA
5.MOBA
DOTA2
スマイト
リーグオブレジェンド(LOL)
eスポーツは海外の方が定着していますが、日本でもメディアで取り上げられることが多くなり、これまで以上に国内での知名度の高まりを感じる「eスポーツ」。
2018年1月末には池袋サンシャインシティ文化会館と秋葉原UDX アキバ・スクエアで第1回目となる「EVO Japan 2018」が開催。
https://evo-japan.net/
EVO Japanとは。
Evolution Championship Series(通称 EVO)は、対戦格闘ゲームジャンルにおける世界最大規模のゲームトーナメントです。毎年7月に開催されている北米大会では、世界中から集まったプレイヤー達が、公平なルールと競技精神、そしてそれまで磨いてきた最高の技術で競い合い、チャンピオンの座を決める戦いに挑みます。そのEVOが、格闘ゲーム発祥の地である、ここ日本にいよいよ上陸を果たしました。
EVO Japanは国内最大規模のビッグトーナメントであることはもちろんのこと、本家EVOのもう一つの側面であるコミュニティイベントにもフォーカスします。「コミュニティをひとつに」のスローガンの元、コミュニティ主導によるさまざまなサイドイベントをサポートし、すべての格闘ゲームのファンが楽しめる場を提供します。選手として、出展者として、ボランティアスタッフとして。そしてもちろん、観客としても楽しめる。
・ストリートファイターV アーケードエディション
・鉄拳7
・GUILTY GEAR Xrd REV 2
・大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
・BLAZBLUE CENTRALFICTION
・THE KING OF FIGHTERS XIV
・ARMS
また、今回「目指せ川越NO.1!eスポーツ選手権!!」で扱うストリートファイターVを販売するカプコンも積極的にeスポーツの発信をしています。
http://www.capcom.co.jp/sfv/esports/
日本のプロゲーマーの第一人者と言えば、梅原大吾さん。
2018年3月19日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」の『新しい仕事スペシャル』でも特集されたことは記憶に新しい。
梅原さんは、ストリートファイターのプロゲーマーで、日本と海外両方で活躍し「最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」としてギネス認定されています。
川越でeスポーツ大会。画期的であり、川越的挑戦でもある。
sスポーツに目を向けたことが新しく、今というタイミングも世の中的にはタイムリー。
おそらく、いや間違いなく、川越でeスポーツの大会が開催されるのは川越青年会議所だからこそで、こういう視点が川越青年会議所らしいところ。逆に言えば、川越青年会議所以外に川越でeスポーツ大会を街を巻き込んで大々的な形で開催しようとするのは他には現れないでしょう。
川越をディープに見ている川越style的には、川越青年会議所の街への新たな提案には毎回トキメかされます。
「目指せ川越NO.1!eスポーツ選手権!!」、事前の募集に対して、やはり反響は大きく、小学生部門、中学生部門、大人部門と予選会の出場枠が早々に埋まっていきました。
2018年4月30日午前10時、ウェスタ川越の予選会に集結した腕に覚えのある各地のストリートファイター、を操るファイターたち。我こそが一番強いと自信に溢れた表情で開始時間を待つのだった。
参加は川越市内のみならず、市外・県外、遠くは青森県からの参加もありました。
eスポーツという目新しい大会に、初心者も興味をそそられて参加し、もちろん各地のストリートファイター猛者たちも数多くエントリーしているという色んな層が入り混じっていた予選会。
参加者は会場の入口で受付を済ませると、その場で抽選となりトーナメントにプレイヤーネームが書き込まれていった。
小学生・中学生部門は総当たり制、大人部門は7つのトーナメントに分かれた勝ち抜き制。
大人部門はそれぞれのトーナメントを最後まで勝ち進んだ7名のみが5月19日の決勝戦にコマを進めることができる。
一発勝負の熾烈なトーナメント方式、さらに、ストリートファイター猛者たちが集まっているトーナメントであり、勝ち進むことは容易なことではない。予選会で決定する7名は、まさに精鋭と言える猛者が残ることになるだろう。
(会場内にはお楽しみ企画として、スーパーファミコンの往年の名作「スーパーストリートファイターⅡ」の体験ができるブースも作られました)
「目指せ川越NO.1!eスポーツ選手権!!」、予選会開始に先立ち、川越青年会議所第58代三澤理事長の挨拶と「目指せ川越NO.1!eスポーツ選手権!!」の企画・運営リーダーの明ケ戸さんから企画・ルール説明が行われました。予選会の運営を取り仕切るのは、5月例会メイン事業内企画のeスポーツ選手権を担当する川越青年会議所のメンバーです。
いよいよ、予選会が始まる。場内に満ち溢れるヒリヒリするような緊張感。
■小学生の部
■中学生の部
■一般の部
と分かれて、それぞれ一対一で対戦が行われていきます。
■小学生の部
■中学生の部、
会場壁面の大画面に映し出されるストリートファイターV。
画面を目の前にしてファイターが座る席が2つ。キャラクターを操るコントローラーは用意されていますが、多くの参加者が自身の使い慣れたコントローラーを持ち込んでいました。
コントローラーの設定をし、ステージ・キャラクターを選び、一対一で向き合うといざバトルスタート。ROUND1、ROUND2、FINAL ROUNDという3ランドで先に2勝した方が勝ち。それぞれのROUNDは60秒で設定された。60秒で決まらない場合は、体力ゲージが多く残っている方が勝者となる。
プレイヤーが席に着くと試合開始前にお互いの健闘を誓い握手。
試合がスタートするとお互い積極的に技を繰り出して相手の体力を減らしていく。
攻撃、防御の応酬、連続技が決まると、お~!!と場内から歓声があがり、惜しい展開には、あ~!!と声が漏れる。
eスポーツ大会は、どのような雰囲気だろうと思う人は多いでしょうが、他のスポーツ大会のような、広い会場でたくさんの観客に見守られながら試合をするのは全く同じ。そう、会場には参加者だけでなく、応援や観客としてeスポーツ観戦に多数来ていたのが特徴的。
大画面を通して会場中が固唾を呑んで一挙手一投足を集中して見ている。いいプレイが出れば拍手が起き、惜しいプレイには嘆息、大逆転劇には大歓声というその雰囲気は、スポーツ大会と何ら変わらない。
プレイヤーにとっても、広い会場、大画面、後ろにはたくさんの参加者・観客という普段では有り得ない環境での試合に、普段通りにキャラクターを操れるかというのも大会を制する上では鍵となりそうだった。戦い方は十人十色。接近戦に持ち込むのが得意なプレイヤー、距離を取りながら攻撃するのが得意なプレイヤー、自分のスタイルで試合を展開しながら相手の間合いを突き崩そうとする。それをお互いが考え、いかに相手を自分のペースに引きずり込んでいくか。
ROUND1、ROUND2と圧勝して勝ち進むパターンもあれば、ROUND1を先勝してそのままの勢いでいくかと思いきや、ROUND2で相手の巻き返しをくい、ROUND1、ROUND2と勝ちを分け合い、FINAL ROUNDまでもつれる展開もしばしば。接戦に場内の熱気もヒートアップし、より手に汗握る。
一試合一試合に一人一人の全力のプレイがあり、戦いがあり、ドラマがあった。
画面で繰り広げられる試合を見つめていると、だんだんとゲームの世界から実際の戦いを観戦しているような感覚になっていくのが分かる。格闘ゲームがリング上の格闘に。
キャラクター同士の戦いでありながら、プレイヤーはキャラクターと一心同体となって同化しているのが分かり、つまりプレイヤーは実はファイターであることが感じられるようになってくる。まさに、スポーツなのだ。eスポーツが世界中で広まっている理由が分かるような気がするのだ。
試合が決すると、場内からプレイヤー二人を称える拍手が贈られるのもeスポーツらしい光景。
いよいよ、一般の部。一般部には、川越青年会議所の三澤理事長、運営リーダーの明ケ戸さんはじめとしたスタッフも参戦。さらに・・・ウニクス川越の中尾支配人も参加していました。
■一般の部
勝ち上がった7人のファイナリストたちは、2018年5月19日の決勝戦進出が決まりました。
そして、決勝戦でたった一人、チャンピオンが決定します。
この予選会から決勝戦までの3週間、ファイナリストたちはそれぞれの腕にさらに磨きをかけるべく、研鑽の日々を送っていくことになる。
予選会の戦いはあくまで予選会のもの、納得の戦いができたファイターもいれば、まだ不本意だったファイターたちもいただろう。予選会の戦いはここでリセットし、決勝の舞台ではどんな大番狂わせが起こるだろうか。
一体、誰が一番強いのか。
その答えがついに出る。ついに最後の決戦の時を迎えるのだ。
決勝戦は、2018年5月19日川越運動公園 総合体育館メインアリーナ。
優勝者はさらに、女性ゲーミングチーム所属「はるミー」へ挑戦することになります。
川越初の熱いバトルは全てにおいて、スポーツ大会と同様現場で共有し体感することができる。
ファイナリストたちのバトルを観戦し目に焼き付けてください。
「目指せ川越NO.1!eスポーツ選手権!!」
http://www.geocities.jp/kawagoe_esports/
■決勝戦
2018年5月19日(土)川越運動公園 総合体育館メインアリーナ(埼玉県川越市大字下老袋388番地1)
参加受付:11:30-12:00
大会ルール説明:12:00-12:10
最終試合開始(小学生部門):12:10-12:25
最終試合開始(中学生部門):12:25-13:00
最終試合開始(大人部門):13:00-13:15
ゲストバトル(各部門優勝者):13:15-13:35
表彰式:13:40-14:00
試合進行等により前後する可能性があります。
「公益社団法人川越青年会議所」
http://www.kawagoe-jc.or.jp/2018/