「夏の川越Farmer’s Marketに向けて」2017年夏蓮馨寺にて開催予定 | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

2016年12月4日にウェスタ川越で開催した「川越の『おいしい』そろいました
川越Farmer’s Marketからひろがる
川越産農産物とそれを使った食べ物・飲み物、雑貨、音楽など」。
 
(「川越Farmer’s Market」14,000人以上の来場者で賑わう2016年12月4日
14,000人以上の来場で賑わった一日は、強いインパクトを街に残してその後の余韻もしばらく続きました。あれからどんな広がりが生まれたのか、また、次回夏に蓮馨寺で予定している川越Farmer’s Marketに向けての準備は着々と進み・・・日々は積み重ねられています。

12月4日のウェスタ川越のイベント後、出店者同士の繋がりから、
飲食部門に出店してくれた「六軒町バルmismo 」さんと同じく農産物部門に出店した「忍田農園」さんの商談がお店で行われました。
(写真は、イベントの時の六軒町バルさんブース)
あのイベントの最中に、合間を縫って両者が立ち話したところから、詳しい話しを今度しましょうということでこの日の話し合いとなりました。
結果、来月から正式に取引が始まるということになり、忍田さんの川越産お野菜を使って様々な料理がお目見えしていくでしょう。
イベントというのは、盛大に楽しむお祭り、であってもちろんいいのですが、それが一番の楽しみではありますが、
実はイベントを通して農業と商業を結びつけるという意味合いも私たちは持っていて、ある意味異業種交流会のような側面を意識しているのも私たちのイベントです。
川越を拠点に活動している者が集まって出店しているからこそ、
イベントをきっかけにして繋がり、次に何かを生み出してくれたら嬉しい、そんなことを秘かに忍ばせている。
川越のたくさんのお店が、今日は川越のこれを使った料理を!と
発信するのが当たり前のような川越になったらいいな、なんて思っていますが、3年前の状況と比べたら、劇的なまでに川越産が意識されるようになってきたので、いや本当に、そんな社会がやってくるかもとこれも秘かに楽しみにしています。
 
イベント後には、街でお馴染みのフリーペーパー、月刊「ino(イーノ)」さんの好意で、
先月発行された2月号、表紙裏の丸々1ぺージに、
2016年12月4日のイベントのことと川越Farmer’s Marketのことを掲載していただきました。応援ありがとうございます。


あのイベントから3週間後、2016年12月23日にウェスタ川越大ホールにて開催された「里山賛歌音楽祭KAWAGOE2016」。
主催:尚美学園大学、埼玉県立川越総合高等学校
プログラム
・モーツァルト「ディヴェルティメント」Kv136
演奏:尚美学園大学サクソフォン・オーケストラ
・プライヤ―「スコットランドの釣り鐘草」による“アリアと変奏曲”
トロンボーン独奏:吉田 美月
・高大合同吹奏楽大編成によるレスピーギ交響詩「ローマの松」
指揮:後藤 文夫
演奏:尚美ウインド・フィルハーモニー、埼玉県立川越南高等学校吹奏楽部
・埼玉県立川越総合高等学校による演奏「里山の怪異」
作詞作曲・指揮:松山 太朗
演奏・合唱:埼玉県立川越総合高等学校吹奏楽部 他
・オルフ 世俗的カンタータ「カルミナ・ブラーナ」(抜粋版)
指揮:後藤 文夫
演奏:尚美ウインド・フィルハーモニー
合唱:尚美学園大学と市民による合唱団
里山讃歌音楽祭とは?
川越には、人々が自然と共生し動植物や農作物を育んできた里山が、今も豊かな姿で残っています。そんな心のふるさと里山を大切にし、未来へ繋いでいこうとする若者達を育むために、
県立川越総合高等学校と尚美学園大学が協働で取り組んでいるのが、この音楽祭です。
5年目となった回は、県立川越南高等学校や市民の皆さんの参加も得て、
高大合同の吹奏楽大編成(総勢約150名)による「ローマの松」や「カルミナ・ブラーナ」に初挑戦しました。
客席通路で演奏するバンダ隊を加えた大迫力の演奏や、里山や自然へのメッセージを込めた楽曲の演奏など、高大連携による若い力を集結させた音楽祭となりました。
昨年に引き続き、今年のパンフレットにも依頼されて川越Farmer’s Marketのことを寄稿しました。お読みいただき、ありがとうございました。

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■農と街を結ぶ川越Farmer’s Market 
『川越産農産物を主役にして、川越の新しい祭りを。2015年夏に始めた川越Farmer’s Marketは、川越産農産物を知ってもらうことをテーマに、その食材を使った料理を川越の飲食店が提供し、川越の雑貨店の出店や様々なワークショップ、川越で活躍しているミュージシャンたちが彩りを添え、川越の街の新たな形の「収穫祭」として運営してきました。一言で言えば農業祭、しかし、今まであったような農業祭と違うのは(違うことを意識したのは)、農がメインでありながら、農から広がる生活全部をイベント会場で表現しようとしていることです。
農業のお祭りは、これまでは農産物の販売のみで終わっているものが多かったですが、農は生活を支える根っこであり、その根っこの上に生活が広がっていくことを考えたら、食・物・音と繋がりを持つことを問題提起として掲げました。今のイベントの盛況ぶりは、きっとこの在り方が支持されているのだと思います。本誌をご覧の皆様の中にも、Farmer’s Marketにいらして下さった方もおられるかもしれません。蓮馨寺では夏と冬に開催してきて、回を重ねるごとに来場者が増え、2016年夏開催では5,000人の来場者がありました。スタートしてからたったの一年で、それだけの反響を得ることができたのです。
川越Farmer’s Marketが起こって、街にどんな変化があったのかというと、まず挙げたいのが、川越の飲食店が川越の農産物を強く意識するようになったことです。お店の料理に使う食材を地元産にするようになった、メニュー表に川越産と明記するようになった。そうした発信がお客さんに伝わり、街の意識も変わりつつあるのを感じる。大切に扱われれば農家の仕事に対する意識も変わります。さらに、「川越Farmer’s Marketに出ていた」ということがブランド化し、指名買いされるようになった農家さんも既に何人も出ています。着実に川越の農と街を橋渡ししてきました。
また、実行委員会と行政との連携も深まり、ここ「ウェスタ川越」でも、つい先日の12月4日に協働でイベントを開催したばかりです。私自身は、行政が本年度起ち上げた「川越産農産物ブランド化連絡会」にも参加しており、今後はイベント以外でも川越産農産物を広める活動をさらに活発に行っていきます。
次回の川越Farmer’s Marketは、2017年夏に蓮馨寺にて開催予定です。皆様どうぞ、お越しくださいませ。この度は、里山讃歌音楽祭の開催おめでとうございます。』

毎月第2土曜日といえば、川越Farmer’s Marketでお馴染み「福原ファームクラブ」の活動日。福原ファームクラブは、12月4日のウェスタ川越のイベントでも、福原地区のお野菜をたくさん出品してくれて、見事に完売。
いろんな活動をしている中で、2017年1月から3月は、福原地区の雑木林での活動です。1月は「くずはき」。
 
 

福原の雑木林は、川越にこんなに広大な林が残っているのかという深い林で、四季折々いろんな姿を見せてくれる林があります。
今回の活動は、福原公民館の募集もあり、普段よりかなり多い、総勢50名以上の参加で、子供たちの声が林に響き渡るくずはきとなりました。深い林は落ち葉も量もとんでもないですね。
くずはきのもう一つのお楽しみは、焼き芋とカブト虫の幼虫でした。
今回のビックリは、カブト虫の幼虫と一緒の腐葉土に「オオスズメバチ」が越冬していた事です。女王蜂です。
3月は11日、あそぼうパンとスープ付きで、スラックラインなどの雑木林でのお楽しみもあります。4月からは福原地区の農家、矢部さんの畑のお手伝いになります。興味のある方は、どうぞ。
 
川越の菓子屋横丁から高澤通りを西へ。歩いてすぐに見えてくるのが、赤間川です。あの菓子屋横丁からすぐのところに、生活に根差した小さな川があることをご存じでしょうか。
これから暖かくなってくれば、赤間川散策も川越の楽しみとなります♪
そして、赤間川沿い「もっこ館」にある「backyard cafe」さんでは、お馴染み、利根川農園さんのお野菜が定期的に届けられ、いろんな料理に使われています。
 
 
 

この時はブロッコリーなどお野菜の販売も行っていました。
これからまた、いろんなお野菜ができて料理の幅が広がっていきますね!
backyard cafeさんと言えば、憶えているでしょうか・・・
2016年12月4日の彩の国カレーなる闘いに出場したお店でもあり、
あのトマトカレーは子どもから大人まで人気で、見事にウェスタ川越県施設長賞を獲得したのでした。お店に賞状が飾られています。

backyard cafeさんでは、夏のファーマーズでハーブ料理教室開催が決まりました。
楽しみにしていてください。
 
2016年1月末、南大塚に集まったファーマーズの面々。

川越Farmer’s Marketの今後を話し合うために、南大塚駅近くにある栗原造園さんに集まりました。栗原造園さんの厚意で部屋を使わせてもらい開催しました。(通常、場所レンタルはしていません)
庭を眺めつつ穏やかな雰囲気の話し合いは、川越Farmer’s Marketの会議としてこんなにぴったりなところはないですね♪
 
 

まずは、現在いろんな繋がりが増えていることで、対外的にも必要とのことから、川越Farmer’s Market実行委員会を今年度中に正式に組織化することで合意。これにより、各方面との連携がスムーズになることを期待しています。
そして、夏のファーマーズをどうしていくかという話しに、冬の展開、それに今いただいている他の企業や団体との連携事業の話しもいくつかあり、今年のファーマーズも忙しくなっていきそうです。
川越から川越の魅力を大きく発信する。今年はさらにさらに大きくなっていきます。

川越が果樹王国になる。。。
と、聞いて、まさかそんな?!と思った人が圧倒的多数でしょう。
そんな夢のような話しが川越で起こるはずがない。
しかし、川越の現場は日々目まぐるしく変化し続けています。
一年前の川越と今では全然状況が変わって、まさかそんなことがということがあちこちにある。
これから先だって何が起こるのか、どう変わっていくのか誰も想像できない。
それにしても、これは本当に、まさかこんなことがと衝撃的でしょうね。
夏の川越Farmer’s Marketで話題沸騰となるであろう注目の出店が、
川越産マンゴー、川越産ブドウです!
「川越でマンゴー!」
これを聞いてにわかに信じられない人がほとんどでしょうが、私たちは以前からこの出店を呼び込もうと調整を続けてきて、いよいよ、満を持して夏のファーマーズ出店が決まりました。
それが、東洋ビーネット(株)が運営する「あまみごえファーム」です。

直売は昨年から始まり、味が大好評であっという間に完売。
今年は昨年の3倍の収量を見込んでいて、ついに、街の人に広く知ってもらえる体制が整いました。蓮馨寺にたくさんの川越産マンゴー、川越産ブドウがお目見えします。
これからたくさんのメディアで取り上げられると思いますが、川越Farmer’s Marketがきっかけだったと憶えておいてもらえると嬉しいなと思います。川越産イチゴも同様の展開をしました。
東洋ビーネットは、東洋インキグループの新規ドメイン事業計画に沿い、あらたにアグリ(農業)事業に参入しました。
2014年秋に川越市農業委員会から農業法人の許可を受け、トーヨーケム(株)川越製造所に隣接の遊休農地を借り上げて栽培用ハウスを設置。
地権者に実務と管理を業務委託して、希少かつ市場価値の高い「マンゴー」 および「高級葡萄」を、新たに導入した「ボックス栽培法」により、高品質を維持した栽培を開始しました。
またマンゴーハウスでは、隣接する工場のコージェネ設備の余剰熱を利用した、環境負荷の少ない暖房システムの導入も検討しています。
マンゴーのハウスがあるのは、川越の南端、川越所沢線を南へ走り、川越の中福に広大なハウスが広がっています。
ハウスに入ると、体がポカポカしてくるほどの温暖な気候が維持されていました。
マンゴーの実がなるのは6月ですが、それに向けて現在は日々丁寧な管理が続けられています。
ブドウもこれからすくすくと育って一面緑で覆われていくでしょう。栽培する品種は15種類。
他にはライチの栽培、
また、近い将来はサクランボを本格的に展開し、サクランボ狩りも視野に入れています。
ハウスから目と鼻の先、中福に建設中のあまみごえファーム直売所も見学させてもらいましたが、既存の直売所のイメージが覆されるようなおしゃれな場所になりそうで、休憩やカフェ的な使い方もできそうです。
サクランボ狩りをして直売所に寄って買い物をし休む、まさにレジャー果樹農園のような場所になっていきそうな予感です。
川越でこんな展開が生まれるなんて、、、やはり、川越は目が離せません。
掘り起こせば掘り起こすほど、耕せば耕すほど、一つの街にはたくさんの魅力が埋まっているものです。


川越の旭町にある、輸入おもちゃ販売店「ちいろば」さん。
昨年来、ファーマーズと連携できないかとお互い話しをしてきたのですが、いよいよ、夏の川越Farmer’s Marketでちいろばさんの参加が決定!


1990年11月にオープンしたちいろばさんは、店内はとにかく、子どものためのおもちゃが所狭しと並んで 子どものための世界が広がっています。乳幼児向けおもちゃ、幼児~小学生向けおもちゃ、
積木、パズル・ゲーム、工作・クラフト、乗り物・家具、ユニバーサルデザイン、本、頭の体操と様々なものがあります。
ちいろばさんが主催しているイベントに、「ちいろば親子積み木大会」というものがあります。定期的に開催し続けているもので、ずっと人気を博しているイベント。
そしてこの親子積み木大会を特別出張開催、夏のファーマーズで蓮馨寺講堂室内にて開催します。
積み木というと、皆さん、木のブロックを何個が積み上げるくらいだろうと思い浮かべるかもしれませんが、ちいろばさんの積み木大会は想像を絶しますよ。。。
なんと、5000個の積み木を用意して、好きなだけ積み上げ、想像力を働かせて作り、何度でもやり直し、子どもたちは時間を忘れて遊んでいる。
塔だって城だって作れるし、村だって作れてしまう。
ファーマーズには親子の来場も多いし、子どものための催しを用意したいというのも大事にしていて、でも、川越Farmer’s Marketらしいものにしたいと思い、ちいろばさんの積み木の構想をずっと温めていました。講堂室内ということで、安心して居られます。質の良い木を使った積み木を、何個でも制限なく使い尽くしてください。
事前予約枠と当日随時枠の二つの時間帯を設ける予定で、また、詳細は後日お知らせします。

 

今年の夏の川越Farmer’s Marketは、会場となる蓮馨寺の枠を超えます♪
蓮馨寺という最高の場所をメイン会場としながら、今年は周辺商店街とも本格的連携を深めていきます。
川越の農のイベントなら農だけをやっていればいいのでは、と思われるかもしれませんが、川越Farmer’s Marketという運動は、川越のまちづくりの意識も強く持っていて、蓮馨寺周辺の素敵なお店が点在している昭和の街と一緒に何かできるんじゃないか?と模索していました。


つまり、境内だけが盛り上がって終わるのではなく、せっかくたくさんの来場があるだろうイベントなので、その波及効果を昭和の街にも繋げたい。川越に昭和の街という町並みがあるんだね、こんなお店があったなんて!そんな発見を作りたい。
そこで。
昭和の街のお店の人達と画策しているのが、コッペパン企画です!
コッペパン企画?
これはどういうことかと言うと・・・
まず、川越Farmer’s Market当日、境内に出店する川越の超人気店「ブーランジェリュネット」さんブースにてコッペパンを購入します。
(このためにリュネットさんはコッペパンをたくさん焼きます!)
そして中に挟む具は、境内を出て昭和の街のお店に買いに出かけよう!というもの。
リュネットさんのパンで、昭和の街のお店のものを具にできる。。。
こんなことが実現してしまうなんて、自分たちもびっくり。
昭和の街にはこだわりの個人店がたくさんあります。
このお店の逸品をコッペパン挟んで食べたらどんなに楽しいだろう・・・誰もが想像した夢のコッペパンを実現できてしまいます。
参加店で具を買い、中にはこの日のためのスペシャルを用意してくれるお店もあるでしょう、オリジナルのスペシャルコッペパンを作ってください。
「川越Farmer’s Market ブーランジェリュネット」×「昭和の街」からの「オリジナルコッペパン作り!」
さあ、コッペパンを手にして、昭和の街に出かけよう。
どのお店がどんな具を用意してくれるのか。詳細は後日・・・!

 

夏は蓮馨寺の境内にて、「カレースパイス調合ワークショップ」を開催することが正式に決定しました。これは川越的初の試みでしょう。
ワークショップは、色んな種類のスパイスから、自分の好みのものを選び、分量を考えてオリジナルのカレースパイスを作ろうというもの。
クミン多めがいいな、コリアンダーを際立たせたい、ターメリックをもう少し、など自分の思いのままに決めてください。
このスパイスは、カレーを作ることはもちろんですが、一家に一つの調味料として様々な料理に使うことができます。


サンプルとして見せてもらった写真の瓶は、
片方が5種類のスパイスを調合したもの。クミン、コリアンダー、カルダモン、ターメリック、トウガラシ。
もう一つは、ガラムマサラと呼ばれるスパイスで、クミン、カルダモン、シナモン、コリアンダーを調合したもの、主に仕上げの香りに使うスパイスです。
講師としてお呼びするのは、川越の府川にある「有限会社筋野」の筋野さん。筋野さんはオリエンタルマスタードシードから油を搾った後、粉砕し粉にして「カラシ」を作っている会社。カラシはマスタードの原料になります。
筋野さんはスパイスに精通し、今後はカラシだけでなく、カレースパイスの完成品も販売していきたいと構想しています。
「カラシ」を作る会社と聞いて、川越の人なら思い浮かべることがあるかもしれません。
川越独特の食卓風景として、例えば豆腐に粉カラシを載せて食べるというものがあります。え!そんなものが!?と思われるかもしれませんが、上の世代の人達にとっては、馴染みある食べ方だったのです。
なぜ、川越で豆腐に粉カラシが浸透していたのでしょう。
その答えは、今の川越の風景にかすかに感じられます。
もう少し暖かくなってくれば、川越の春の風景、川越のあちらこちら、特に新河岸川、入間川沿いなどに「からし菜」が咲き誇りますね。(菜の花と思われていますが、からし菜が多い)
作物としてからし菜を作る農家さんも川越にはいたくらいで、からし菜からは油が取れるし、種子も大切に使われる。農家さんが作ったからし菜を仕入れて加工していたのが、筋野さんの会社です。
からし菜を加工する会社は、以前は川越に数軒あったそうですが、今では筋野さんのみ。
からし菜の種子はオリエンタルマスタードシードと呼ばれ、つまり、カラシの原料なんです。
豊富に手に入ったカラシは川越の食卓に自然と入っていき、豆腐にも使われていくようになった。
珍しい独特な食べ方は、川越の風土から生まれたものだったんです。
こんな風に、川越の歴史の話しからのスパイスワークショップ。
単に楽しいからだけでなく、それはもちろんのことで、川越Farmer’s Market的カレースパイス調合ワークショップであることを感じてもらえたら幸いです。
スパイスのプロである筋野さんのお話しを聞きながら、あれやこれやと考え調合してください。
そして、蓮馨寺から離れ、仙波町にある「ピケニケ」さんでは、
ゆるベジカレー教室も行われます。夏だからこそのカレー、楽しみですね。

 

仙波町にある「pique-nique(ピケニケ)」さんにてお打合せへ。

(写真はランチのラップサンドです)
夏のファーマーズで、料理教室でコラボできないかと構想していたのですが、実現できる運びとなりました。
以前、ピケニケさんで開催されていた、ゆるベジインストラクターほうま先生による「ゆるベジカレー教室」を夏の川越Farmer's Market当日にピケニケ店内で開催!
いろんな内容の料理教室が考えられる中で、なぜカレーがいいと思ったのかというと、実は次回のファーマーズでは、蓮馨寺境内で、カレースパイス調合ワークショップを行います。

カレーというのが一つのキーワードなりそうなので、料理教室でもカレーをやりたいなと。夏だからこそ、カレーっていいですよね。
そういう話しをピケニケでしていたのですが、ピケニケさんが、イベント当日は料理教室だけでなく、お店を特別営業にしていろいろ料理を提供してくれることになりました。
名付けて、ゆるベジ教室&ゆるベジスタンド!
お店の前にはパラソルを立て即席の休憩スポット、ピケニケのスペシャル料理に、お隣には花屋d'ici peu、kohakuさんで髪を切ってもらってもいいし、その日この場所自体がちびっとマーケットになりそう。
そんなアイディアを出してもらって、さらにわくわくするものになっていく。本当に、街の人に育てられている川越Farmer's Marketだなあと感じます。 
夏のファーマーズでは、蓮馨寺からの帰りにピケニケさんに寄って涼む、小休止、そんな人の流れが出来れば嬉しいです。
 

丸広百貨店さんと来年度の連携事業について話し合いを行いました。
丸広百貨店と言えば、川越で高いブランド力があることは川越人ならみな納得するところでしょう。


丸広百貨店さんが地元川越をもっと掘り下げていくことをこれから大事にしていきたいということで、私たちに興味を持ってくれました。
そして話し合いではこちらからも、
川越にとって重要な場である丸広百貨店だからこそ、こういう発信ができるのではないかと色んな提案もさせていただきました。
それは、単に丸広でファーマーズを開催するという枠組みに収めるものではなく、
丸広だからこそ広く、大きく川越を発信できるのではないか、ということ。
どういう形になっていくか分かりませんが、
川越を愛するからこそ、丸広百貨店が目指すものに少しでも協力できればと考えています。

今年の春も川越の一番街が江戸時代に。
昨年開催され大反響を巻き起こしたあのイベントが今年も開催されることになりました。
2017年3月25日(土)
二升五合市「小江戸川越江戸の日」。


『一番街商店街に入ると、まるで江戸時代に迷い込んでしまったかのうよう。そんな一日になります。
商店街の店主や街行く人が江戸商人や町人に扮して客さまをお出迎えいたします。
また、街中では時代劇や和楽器演奏もございます。
18日(土)からは総額15万円分の金券が当たるスタンプラリーも開催!!ぜひご参加ください。』
昨年から始まった「小江戸川越江戸の日」は、
観光客だけでなく地元の人にこそ楽しめるもので、
一番街の魅力が改めて再認識できる日です。
ぜひ、着物で楽しんでください♪
昨年、通りの一角で川越お野菜の販売で協力しましたが、
今年も一番街江戸の日にて川越の農家さんが川越お野菜を販売する「川越Farmer’s Market」・・・、あ、いや、「川越青物売り」を開催。
一番街の歴史的蔵造りの建物と同じく、川越産農産物も掘り下げればどこまでも深い歴史があるものなので、そのストーリーを感じてもらえるような場にしたいと思っています。
ちなみに、農家さんも着物を着て参加、大八車にお野菜を載せて販売します。その雰囲気も楽しんでもらえれば♪

 

2017年も川越Farmer’s Marketの動きは活発に展開していきます。