12月、街にクリスマスソングが流れ始めると、さらに期待は高まって、
今年も小江戸蔵里と会場として開催。
イベントは、日中のハンドメイドイベントと、夕方からの川越キャンドルナイトの二部制になっていて、
このイベントを迎えると、今年も終わりなんだなと街の人が実感するようなところがあって、
のみならず、このイベントがないと年末を迎えられない、川越の風物詩的な行事になってきました。
今、各地でキャンドルナイトが開催されていますが、川越のキャンドルナイトはこのイベントのこと。
毎年趣向を凝らし、グレードアップしていっている川越キャンドルナイト、
今年は一体どんなドラマを見せてくれることでしょう。
会場には日中からキャンドルナイトで使うキャンドルが展示され、この後夜の期待を高めていました。
その時間までは、もうしばらくののち。。。
中でもやはり、キャンドルのワークショップを多く用意していて、3種類のキャンドルを作ることができました。
彫紙アートカラーズさんは、第1回のキャンドルナイトから出店していて、
一回も欠かさずというのはカラーズさんだけ。
彫紙(ちょうし)アートとは、切り絵ではなく、一枚一枚紙を彫って重ねることによって絵を作る日本生まれのアートです。
カラーズさんは、普段は埼玉県志木市で講師活動をし、それが活動の中心となっていますが、
1年に1度だけ、作家として出店しているのが、このイベントです。
ワークショップとハンドメイド作品販売で参加しています。
この日のワークショップは、
・クリスマスドーム作り 500円
・くまちゃんキャンドルボトル作り 600円
川越の隠れ家女性サロン スマイルさんが出店しています。
カービング教室ARUNADAさん。このイベントは今回初めての参加。
リンゴのキャンドルホルダーとクリスマスオーナメントのフォトスタンドを開催していました。
(第三回「昭和の街の感謝祭」蓮馨寺と周辺商店街 2016年9月10日
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12199339321.html)
そして12月4日のウェスタ川越の川越Farmer’s Marketにも出店していました。
また、ウエスタ川越で定期的に講座も開催しています。
Gris blueさんのお店は川越駅西口、国道16号の近くにあります。
カービングのARUNADAさんにアートフラワーのGris blueさんと、
川越駅西口のお店、教室が出店していることに気付きます。
これまで、西口は『開けてない、お店が少ない』など言われてきましたが、
実は個性的なお店が多いことが今知られるようになってきている。
今年は西口方面の個性的なお店のことをいくつか掘り下げて記事にしてきました。
こうしたカービングの教室もアートフラワー専門店も、川越にここにしかありません。
西口は、ウェスタ川越が出来たことによって風景が変わったし、
これからのまちづくりでさらに変化が見られていくことと思います。来年以降も川越の注目エリアです。
さらに川越駅西口と言えば、忘れてなならない、そう、
このイベントの主催者が、川越駅西口にアトリエを構える、
川越でキャンドルといえばという存在、キャンドルスタジオ川越TwinTailさんです。
振り返れば、川越のことを伝えてきた中で、
この一年だけを見ても、TwinTailさんのことは本当に何度も取り上げてきました。
特に今年は、いつかそういう時が来るはずと願っていた、
TwinTailさんのこと、そして、TwinTailの有田さんのこれまでのことを記事にまとめることができたことは、感慨深いものの一つでした。
TwinTailのアトリエは、川越駅西口ウェスタ川越からすぐ近くにあります。
アトリエでの講習以外にも、イベント出店では川越のいろんな場所で見かける機会が多く、川越のイベントではまさに引っ張りだこのTwinTailの有田さん。
先月は、同じくこの場所で開催された小江戸蔵里キャラクター祭りに出店し、
有田さんのことを愛してやまない川越のキャラクター、ミケさんのために、
イベントに合わせて、なんと、「ミケ」、「クロミ」のスペシャルキャンドルワークショップを開催しました。
川越Farmer’s Marketからひろがる川越産農産物とそれを使った食べ物・飲み物、雑貨、音楽など」にも出店し、
キャンドルワークショップをたくさんの子どもたちに体験してもらいました。
(「川越Farmer’s Market」14,000人以上の来場者で賑わう2016年12月4日
http://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12226437606)
突っ込んだ話しをすると、あの時のワークショップの取りまとめのような役割を担ってくれていたのが有田さんで、有田さんあってもあの大盛況ワークショップエリアだったのです。
さらに12月10日には、川越ハウジングステージでタイルクラフトのワークショップを開催。
そして、その一週間後に、自身主催のこのイベントを迎えていました。
このハードスケジュール、この行動力と熱意。
単に「主催するイベント」という言葉以上に、
キャンドルスタジオにとってキャンドルナイトを開催することの意味は大きく、
有田さんは並々ならぬ思いで、毎年このイベントを開催しています。
はじめの一歩があり、一回一回、一つ一つ大切に灯してきたキャンドル。
過去5回それぞれに違ったキャンドルナイトがあって、ドラマがありました。
それを積み重ねての2016年のキャンドルナイトです。
よくここまで続けてきたと思うし、続けるだkでなく、
キャンドルの本数が増えて規模が大きくなって、
ここまで発展させてきたことは本当に凄いことです。
(2012年12月23日第一回川越キャンドルナイト)
(2013年12 月21日川越キャンドルナイト)
(2014年12月21日川越キャンドルナイト)
(2015年12月12日川越キャンドルナイト)
今年のイベントでは、蔵里による「小江戸蔵里まつり」も同時開催されて、
飲食や雑貨など蔵里の出店が多数並んで、
さらに賑わいのあるものになっていたのが特長です。
飲食部門に出店していたのが、ピケニケさん。
時間が経つごとに、蔵里の会場にソワソワするような空気が流れ始めていく。
他のイベントでは、スタートの時の賑わいから、午後になると落ち着いていくものですが、
この日、蔵里の広場は、むしろ徐々に空気が熱を帯びていくようなところがあって、
ああ、みんな期待しているのだなというのが伝わってきた。
あの炎を。あのかけがえのない一夜を。
キャンドルの炎が広場を温めるより前に、来場者の期待という熱が、すでに広場を温めているようでした。
ワークショップの残された時間を噛み締めるように、それぞれのブースで体験を楽しむ。
16時、日中のハンドメイドイベントが終わりの時を迎えると、
会場の撤収とともに、すぐに新たな設営が始まっていく。
いよいよ、広場に展示されてきたあのキャンドルたちも出番を迎えることになりました。
この時間になると、日中のイベントとは違う来場者が集まって来て、
点灯前の様子から楽しもうとする光景がありました。
作家さんたちがキャンドルを置いていく様子もアートのような美しさで、
まだ陽が残っているうちだと、カラフルなキャンドルや趣向を凝らされたキャンドルを確認することができ、
そう、キャンドルはランダムに置いているわけではなく、
キャンドルの配置によって巨大な地上絵を描くような作品にもなっているんです。
それが、実際に点灯されていく様子を見るのもまた楽しい。
広場の真ん中が広く開けられ、周りを来場者が囲み固唾を呑んで見守る。、
有田さん始めキャンドルアーティストたちがキャンドルを手にして、
さあ始めよう!とお互い目で合図すると、おもむろにキャンドルをコトリと静かに地面に置いた。
そこからはもう一気呵成、みな迷うことなく次々とキャンドルを置き、配置していきました。
何もなかった地面がやがて、見る見るうちにキャンドルという花畑になっていた。
・Hallelujah
・Silent night
・Oh happy day
・Hail holy queen
・O come all ye faithful
・All I want for Christmas is you
・Winter song
・We wish you a merry Christmas