川越style「第一回 狐宵祭」 2014年11月30日蔵里に集まった狐たち。 | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真




2014年11月30日。澄み渡る青空、通りを俗世の人間たちが行き交う中、

その物陰にひっそりとひたひたと神社へと歩みを進める行列かあった。
今日は待ち焦がれた御目出度い日、

厳粛な雰囲気に包まれて、露払いが先導し、
ゆっくりとゆっくりと静かに進んでいく。

見れば狐の行列だった。

 

この行列はどこから来たのか?
川越には60以上の稲荷神社がある、きっとそのうちのどこかからやって来たお稲荷様なのか、

 

はたまた街に巣くう野良狐なのか。






川越に生まれ育ってきたが、本物の狐の行列を見たのはこれが初めてのことだった。
そういう行列があることは小さい頃から耳にしたり、あそこで見た、と目撃情報が話題になることもあった。
しかし真偽定かではなく、掴みどころのない話しと受け止めていた。
それが、今。
目の前で狐の行列が進んでいく。「視る」ことができる人間たちもいたようで、
一様に驚いた表情で立ち止まり、振り返り、写真に納め、行列の後を着いてきていた。




赤い狐を先頭にして、露払いを努める黒狐たちがシャリシャリと音を立てながら、

一行は人間たちの好奇心などどこ吹く風、脇目もふらず進んでいく。

ふと。その行列の真ん中に一際目立つ狐がいた。

目を凝らして見ると、紋付袴と白無垢の狐だった。

ということは。。。

こ、これは、お嫁様とお婿様なのではないか。


そうだ、これは、昔から伝わる「狐の嫁入り」だ。

本物の狐の嫁入りを生まれて初めて目にすることができたが、

悠々としながら幻想的で、恐いよりも、今の時代にも残り続いていることに驚いた。


 

 

一行は神社に向かって進み、神様の前で契を交わすのだろう。

 

 

晴れやか表情で、見ているとこちらまで幸せな気持ちになってくる。

 

・・・と、神社に向かって進んでいる途中・・・

 

お嫁様がなにやらそわそわし出した。南の方を指差し周囲の狐に耳打ちしている。

どうやら、そちらの方角にお嫁様が気になるものがあるらしい。

神社に向かう前に、そちらに寄りたいと言っているらしいことが仕草で分かった。

一行は進路を変え、通りを南へと歩き始める。

途中、美味しい物などに引かれてお店に立ち寄りつつ、


 

お嫁様が一番気になっていた場所が、小江戸蔵里だった。

 

建物が近づいてくると、広場から漏れて聞こえてくる喧騒が大きくなっていく。

その頃になると、お嫁様だけでなく狐の一行はみんなわくわくした表情に変わっているのが分かった。

 

 

 

狐の嫁入り一行は、広場の入口で止まり、辺りを見渡す。

 

目の前で待ち構えていたのは、

蔵里の広場を埋め尽くす、人人人。ではなく、狐狐狐たちだった。

お嫁様はこの賑やかな雰囲気が気になり、行列の進路を変えてまでも、ここに来たがったのだった。

そこに集まっていたのは、北は北海道、南は沖縄、

前夜に到着して泊り込んだ狐に、夜行バス、早朝飛行機、新幹線でやって来た狐たちの姿。

全国各地から和装をした狐がこの地に集結して、

一日限りの狐のお祭りを楽しもうとしているところだった。


 

11月30日小江戸蔵里で開催されたのが、

 

狐たちのお祭「第一回狐宵祭(こよいさい)」でした。

 

広場に着いた嫁入り一行は、集まる狐たちを掻き分けながら中央へと進んでいきました。

 

まさに、狐の狐による狐のためのお祭なのだ。

 

 

 

11時。一行は広場の真ん中まで来ると、

 

黒狐が「第一回狐宵祭ここに開催する!」と宣言し、狐のお祭が始まりました。

広場に出店しているのは、狐面から狐の小物など、狐にまつわる手作りの雑貨などの出店が並んでいる。

中でも狐面は特に人気で、

好きな作家さんの狐面を購入したいからわざわざ川越まで来た、という方もいました。

それぞれの出店ブースの前に、これがお目当て、と朝から長蛇の列ができています。


 

 


 

狐面の盛り上がりは、去年あたりから急に高まっていたそう。

 

狐面ならどれでもいいというわけではなく、

「この作家さんの狐面が欲しい!」と好きな作家さんがそれぞれにいて、

狐面に対する思いは奥深いものになっている。

また、狐面を専門にして手作りで作る作り手も増えているのが今の状況。

昔から神社で販売している狐面も人気ですが、

今特に人気なのが、個人作家さんによる現代風オリジナル狐面。

 

作家さんの狐面を手に入れるのは、ネット通販だったり、

 

各地のフリーマーケット、骨董市などなど。

中でも、東京ビッグサイトで行われているアートイベント

「デザインフェスタ」に出店している作家さんは多く、

そちらでは以前から人気に火が点いて、作家さんによっては即完売状態の人気ぶりなのだそう。

他には東京吉原の「狐楽市」や王子の「狐の行列」など、

狐のイベントは東京を中心にして開催されています。

その作家さんたちが、11月30日に川越の狐宵祭に出店するとの発信から、

蔵里までやってきた狐も多かったと思います。

今回の川越のような「狐だけを集めた」イベントは、東京以外だと特に珍しい。



 

 



 

・狐面堂は、

 

「狐のお面を販売するネットショップです。

その目標は、狐のお面の供給を増やすこと。気軽に狐面を着けられる世の中にすること」

 

・だいきょ屋

 

「彩り鮮やかで愛嬌たっぷりな狐面、沢山います!

ひとつひとつ手作りなので、全て、模様、色、表情が異なります。

是非、お気に入りの狐をお迎えください」

 

・秋津屋&雪夜

 

「張り子工芸の秋津屋と手描友禅工房の雪夜がタッグを組みました」

 

・電脳大工

 

「狐、九尾をモチーフとした立体造形作品を展示、販売致します」

 

・こぞう屋
・まぼろしまめ絵本
・真夜中劇場
・狐帯留工房
・一乃瀬狐
・匿名の仮面
・南馬玩具屋
・さくらん×福服
・蒼猫堂書店
・はなむぐり
・玩具箱
・優毒堂
などの出店がありました。
「Twitter見てきましたと言ってくれる方がいて嬉しいです」と話す作家さんがいて、

 

リアルな触れ合いを楽しんでいるようでした。

もともと狐や妖怪が好きで、4年ほど前から制作している作家さんや、
だいきょ屋さんは、デザインフェスタで圧倒的な人気を誇る方、混雑が予想されたので今回は抽選制としました。
大学受験の時に突如狐面を作りたいと思い立ち、現在は美大に通っている作家さん。
この日のために40の狐面を用意しましたが、抽選に駆け付けたのは160の人と狐でした。

 

大勢が並ぶその熱気は、お目当てのものを買おうと並ぶ狐たちを見て、

 

出店する作家さんが思わず、「凄い熱気だな」と洩らすほどでした。

 

狐面は一つひとつ手作りで制作していて、大量生産できず、

 

長い時間を掛けて作られている。一つとして同じものはありません。完成まで1~3週間は掛かるものばかりです。

例えば、秋津屋さんの張子面の作り方は、

原型作成(1~2ヶ月間)
土台製作~石粉粘土で盛りつけ~乾燥~彫刻~盛りつけ~乾燥~彫刻~盛りつけ~……
ヤスリがけ~保護スプレーがけ~乾燥

雌型作成(3~5日間)
油粘土で土手を作る~石膏がけ~乾燥~補強材入れ石膏がけ~乾燥~保護スプレーがけ~乾燥

張子紙作成(1日間)
書道用紙をちぎる~ミキサー~紙すき~乾燥
段ボールをはぐ~洗う~乾燥

雌型に張子紙を貼る(2日間)
離型材を擦り込む~1層目貼り~2層目貼り~段ボール貼り~乾燥

抜き、バリ取り、穴あけ(2日間)
抜き~糊がけ~乾燥~バリ取り、穴開け~ふちの和紙貼り~

柿渋塗りオモテ~乾燥~柿渋塗り裏~乾燥

胡粉がけ(2週間)
胡粉を準備する~胡粉がけ(3回)~ヤスリ~胡粉がけ(3回)~ヤスリ~胡粉がけ(2回)~ヤスリ~磨き

着彩(2日間)
赤、黒等着彩~保護スプレー~乾燥~保護スプレー~乾燥~金着彩

紐付け(半日間)
房作りは別途半日

完成

 

川越初の狐のイベントを盛り上げようと、

 

いろんなお店がポスターを貼って応援し、

大学いも川越いわたさんは、限定の狐スイートポテトを店頭販売。

 

狐宵祭りで特に印象的だったのが、集まっていたのが若い狐が多かったこと。

 

川越のイベントでこういう雰囲気はあまりないので、新鮮な光景でした。

和装を自分流に着こなして、狐面をちょこんと被り、アクセサリーも個性を大事にする。
友達同士で来たり、遠くから一人で来て、ここで同じ趣味の人と仲良くなっていくような、

ある種コミュニティのような場所になっていた。
お互いに写真撮り合い、おしゃれな人を写真撮ったりして、

初対面同士でもあっという間に打ち解けています。
普段Twitterでやり取りしている人ともここで会う約束をし、集合しているようなグループもいました。



 

 


 

正直、ここまで狐が集まっているイベントだとは思わなかった。

 

どちらかというと落ち着いた雰囲気で、ゆったりと時間が流れていくような、

そんなイメージがありましたが、

まさか、広場が狐で埋まっているとは。。。主催者自身もかなり驚いていました。

「埼玉の川越で狐のお祭が行われるみたいだ」

その話しは各地を駆け巡り、

各全国地から狐がやって来た、というのは話しを聞いて分かったこと。

「神戸から来ました。昔から和装が好きで、狐も好きでした。

今年から狐の仮装するようになりました」

と、近くにいた狐さんから早速神戸という地が出てきました。

 

昔から稲荷神社が好き、とかアニメ神様はじめましたを挙げる人、

 

狐とともに妖怪も好き、といろんな流れがあって今の狐のムーブメントに至るのが分かりました。

稲荷神社は一昔前は鬱蒼として恐いイメージがありましたが、

今はパワースポットとして癒しの場と捉える人が多い。

そして、そこにはお稲荷様がいて、

「神社によって違うそれぞれの個性を見るのが楽しい。足元に子狐がたくさんいたりして可愛いお稲荷様もいるんです」

と話していた狐がいました。

(参考:川越の富士見櫓にある富士見稲荷神社から)

 

神社によってカッコよかったり可愛いかったり、

 

その違いを見て回るのも楽しいそう。そこから狐面を集めるようになっていく。

狐面を30くらい持っていたりする狐もいて、

また、自分でカスタマイズしたり、はたまた自作した狐面を5つも持っているという狐もいました。

 

中には、これから狐面の作家としてイベントなどに出店していきたいと話す狐もいて、

 

見ると質がとても高い。もともと物作りが好きで、狐面の制作も続けてきたそう。

 

ブースに並びながらどの狐面にしようか迷っている狐は、

 

狐面を買う事を、「お迎えする」と言っていたのが印象的で、

可愛い狐面でもやはりそこには神聖さを持っているようでした。

 

そして別の方に聞くと、今度は京都の地名が出てきました。

「昨日泊まってからここに来ました。

京都は『百鬼夜行』や『モノノケ市』という、妖怪のイベントがあります。

東京は狐ですね。狐も妖怪もどちらも好きです」

とのことでした。

 

他には、

 

「和装の中でも大正浪漫が好きで、狐面は稲荷神社に行くと買っていて4つ持ってます。自分でも和紙とアクリル絵の具で作ったりもしてます」

という狐や、

愛知から来た女子高生は、

「今朝川越に着きました。愛知だとこういうイベントがないんです。京都か東京に来ないとない。」

Twitterで交流している狐とここで合流したそうです。

狐宵祭のことをどこで知ったのか聞くと、

ほとんどの狐がTwitter、そして、デザインフェスタに出店する作家さん発信の情報でした。

 

もちろん、ここに来て初めて狐面を買った狐、初めて被ってみた狐も多く、

 

作家さんのブースの行列は終始途切れませんでした。

おや??

時刻は12時になろうとしていた。どこからか楽しげな音楽が聞こえてきて、

異国の衣装に身を包んだ狐たちが現れました。

狐の舞い、それも中東舞踊の時間となりました。




 

 




 

舞っていたのは、川越の霞ヶ関と名細にスタジオがある、

 

ベリーダンス教室アミターユ の狐の皆さんでした。

アミターユのメンバーは11月9日に行われた川越唐人揃いにも出演していて、

あの時は人間の姿で登場していました。

その舞いを観た赤い狐さんたちからスカウトされ、

狐×ベリーダンスという世界初の舞を披露しました。

 

広場では時間ごとにパフォーマンスが披露され、

 

どのパフォーマンスも今まで見た事もないような斬新なものばかりで、

この狐との取り合わせは東京でも見られないはず。

パフォーマンスの時間になると、ワッと人だかりができていました。

 

狐×和服ファッションショー。

 

着物の新たな提案、可能性を提示しています。








 

 


 

狐楽隊

 

雅楽と狐という、これまた斬新な組み合わせで曲を披露。

 

 

 

天心流兵法 河越狐ノ巻

 

本物の甲冑を着ての演舞。




天心流兵法は、今年の夏にえすぽわーる伊佐沼でも演舞を披露してくれた。

 

次から次へと狐が登場し、取り囲む狐たちに、まさに狐一色のお祭です。

 


 

 

狐宵祭の主催の赤い狐さんと黒狐さん、

 

 

赤い狐さんを含めた小江戸狐隊は、

川越唐人揃いでも独特な世界観を発していました。

 

赤い狐の紅狐(こーこ)さんは、

 

狐のイベントやりたいねと話していたのが、今年の春くらいなのよ、と話します。

「東京の王子で、狐の行列というイベントがある。

それに出るための準備祭をやろうというところから始まったのよ」

 

紅狐さんが口にした王子の狐の行列というのは、

 

北区で毎年年末年始に行われている行列のことで、

町を挙げてのビッグイベントです。

 

~王子の狐ははるか千年の昔、
平安時代より東国三十三ケ国より王子稲荷に参集すると伝えられてきました~

 

 

東京都北区王子は、大晦日の夜、幻想的な光景に包まれます。

 

和装に狐面を被り、狐の化粧を施した人たちが12月31日の夜、

王子装束稲荷神社に集まり、
行列を成して練り歩き王子稲荷へ参詣する。

 

募集をかけると毎年すぐに定員に達してしまうほど人気で、

 

狐顔メイクまたは狐面を身に着けた和装の方のみ参加できる。
事前の日時に狐のメイク講習会を開催したり、
王子駅にかけて提灯が設置されたり、当日提灯などの貸し出しもあり、
町を挙げての体制が整っています。

午前0時、発地点となる装束稲荷神社で「除夜参り」してから
王子稲荷神社に「初詣」する行程。
80人ほどの行列の参加者に、沿道で見守る大勢の人で道はいっぱいになります。
狐の大面も登場し、

神社では燃えさかるかがり火が雰囲気を一層高め、

神楽殿にて「お祓い」、「狐囃子」も行われます。

 

今年も開催される、第22回「王子 狐の行列」

 

2014年12月31日~2015年1月1日開催。

 

狐の行列のはじまり。
『王子には古くから大晦日に各地から集まった狐が、

 

木榎の下で正装に着替える「装束場」といわれる神聖な場所がありました。
そこに装束稲荷神社があります。


そこで初詣に向かう装束を整えて王子稲荷神社に詣でたという伝承があり、
狐たちが集まる様子は歌川広重の浮世絵にも描かれています。
名所江戸百景 「王子装束ゑの木大晦日の狐火」は、
大晦日の晩に関東中の狐が大榎の下に集まり衣服を正して、
関東総社である王子稲荷に参ったという伝承をもとに描かれたもの。


西の狐は伏見稲荷、東の狐は王子稲荷に集まるとされます。

 

 

1993年の大晦日、ここをお護りする者同士が集った時、
広重の浮世絵にならい揃って王子稲荷神社に初詣をしました。

 

 

ささやかな行列でしたが、 それが「狐の行列」のはじまりでした。

 

以来、王子の街の人たちは、古い文化を新しい街づくりに生かそうと、
ずっとこの風習を大切に大切に守り育てています。
活動の実績が認められて平成11年度には、
狐の行列が地域づくり団体自治大臣表彰を受賞しました』

 

 

この王子の狐の行列には黒狐さんも参加していて、

 

「狐が好きで、川越で狐のお祭をやりたい」と以前から思っていた。狐の作家を呼び、狐とコラボしたパフォーマンスを魅せる。

そこに紅狐さんが言葉を続ける。

「狐の御練をやりたいという話しから、それなら狐の嫁入りをやろうという事になったのよ。

私たちの後をたくさんの人間たちが着いてきてくれて嬉しかったわ」

と煙管を吹かしながらしなやかに話します。


二匹の狐が中心となって企画していった狐宵祭。

蔵里の広場に呼んだ出店で狐面や雑貨を買い揃えて装いを整え、

年末年始の「王子 狐の行列」に参加してもらおう、もともとそういう意図がありました。

だから、準備祭という名を付けているのです。

 

狐宵祭の告知は、Twitterを中心にして、

 

でも積極的に発信するよりは、興味あるたくさんの人や狐がリツイートしてくれたりして盛り上げてくれた。

黒狐さんは、

「開催一週間くらい前に、『あ、なんか凄いムーブメントになってる』」

と勢いをひしひしを感じたと言います。

人が人を呼び、という現象と同じように、狐が狐を呼び台風のように渦巻いていった現象が起こっていた。
 

Twitterの影響は大きかったと思いますが、

忘れてはならないのがコツコツと続けてきた地道な活動です。

紅狐さんは、狐を川越で広めようと街に繰り出し、今年は街の中でよく見かけることが多かった。

 

 

(2014年3月一番街のイベント宵の市)

 

 

(2014年3月小江戸蔵里でアジアフェス)

 

 

(2014年11月川越唐人揃いパレード)

 

そして、福服川越店ではメリメロマルシェが開催されてきて、

 

いろんな流れの一つの集大成が、この狐宵祭でもありました。

 

会場を見渡して、新鮮な光景だと思ったのが、

 

お祭の最初から最後までずっとここに滞在している狐がとても多かったこと。

目当ての物を買ったらすぐに帰るのではなく、ここにいて、居るだけで楽しくて、

作家さんの作品を見て回ったり、写真撮り合ったり、パフォーマンスに見入ったり、
もちろん遠くから来たのもあるだろうけれど、

同じ趣味・感性の狐同士、居るだけで楽しいと思える一体感がありました。
そして、狐の物販がほぼ完売という快挙を成し遂げました。

 

 


 

 

 

 

 

紅狐さんは、

 

「このお祭が川越で定着してくれたら嬉しいわ。みんなで狐面被って楽しみましょう」

と語っていました。

Twitterでの交流から、こうしたリアルで集まるお祭として、

川越で根付いていってくれたらと願いを込めています。

 

狐宵祭、今までの川越のイベントにない雰囲気で、新たな風を感じました。

 

来場した狐は計なんと2000匹。

 

狐が好きな人は多く、しかし、狐が集まれる場所が東京や京都くらいしかないので、

 

場に飢え、場を求めているような状況が今まであった。
第一回目から全国規模が実現してしまって、期待は高まるばかりです。

次回開催も構想しているようなので、また各地から狐が川越に集結しそうです。
さあ、装いを整えて、新年の行列の準備は完了です。
川越に集まった狐たちは、そろそろと各地へ戻っていったのでした。


 


また川越に狐が集まる時には、こっそり覗きに行きます♪
(写真掲載には許可を得ていますが、ダメな場合はご一報くださいませ)

 

 

 

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