川越style 春の川越散策「宵の市」変わらないものと変わるもの | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真



 

 

2014年4月、桜を楽しむ最後の土日となった5日。

 

温かい風に包まれた川越の一番街は、

この季節を待ってましたとばかりに、散策される方がたくさんいました♪

 

 

 

 

春は新しいことに挑戦したくなる季節、

 

一年中変わらないように見える川越の町並みも、

この季節になると「初めて川越に来ました!」という方が

たくさんいるのを見かけます。

 

ソフトクリームを食べ煎餅を頬張り、お土産に長いふ菓子を買って帰る。

 

まずはそういうところから川越を楽しんでもらうのもいいですね♪

 

春の川越。

 

ディープでありつつ、初めて来られる方にも分かりやすく、

二つの視点で伝えることの大事さを改めて思い直します。

 

春の川越、街は変わらないものと変わるものの二つのコントラストがありました。

 

ゆっくりと変化しながら動いている町並み。

その変化を感じながら歩いた一番街でした。

 

4月5日(土)に一番街で行われていたのが、宵の市です。

 

 

 

天候に恵まれ、昼過ぎからずっと人足が途絶えなかった宵の市恒例の雑貨マーケット。

 

毎月第一土曜の宵の市の時だけ、

10店前後の雑貨のお店が出店するマーケットが開かれます♪
集まっているのは、もちろんこだわりのあるお店ばかりです。




KIRIC(キリク)は、タイやラオスから自身で買い付けて来た雑貨を扱っています。

 

本場のものを川越で提供したいと、

3月22日に蔵里で行われた「KOEDOアジアフェス」にも出店していただきました。

可愛い雑貨は女性に人気です。

宵の市にはお馴染みのお店なので、ぜひ覗いてみてください♪

 

ここはいつも、自分で買い付けてきた、あるいは自分で手作りしたものが並ぶマーケットで、

 

買い付けた本人、作った本人が並べ販売しています。

誰かが作ったものではなく、作った本人が目の前にいる。

一人一店の専門店がギュッと詰め込まれたような空間です。

 

革のTФK(テフカ)は、もちもちと人肌のような優しい風合いの革製品を手作りしています。

 


 

じーっと見たら、革の花束がありました(*^o^*)



鉢の中に革のランプシェードが。。。!細かい作りこみが素敵です。

 

 

+buttonsは、手作り陶器の出店。食器やボタンを遊び心を取り入れながら

 

 

手作りしています♪


 

 

 

 

 

ベトナム雑貨のサニーサイドテラスには、

 

 

ベトナムらしい落ち着いた雰囲気の雑貨が並びます。

 

そして、今月も・・・

 

このミケネコグッズにまつわるドラマが。。。



その奇跡の巡り合いまではまだあと数時間。。。

 

雑貨マーケットを離れて一番街を歩くと、

 

ずっと変わらないように見える町並の中にも、

変わらないものと変わっているもの、

少しの間に変化があることに気付きます。

 

新しくできたレトロ感たっぷりの建物がありました。

 

お店は雑貨屋さんです。「鍛冶小町堂」。

蔵造りの町並の中で、昭和レトロな雰囲気の一角はいい意味で異彩。

今までは、知る人ぞ知るスポットだったけれど、

生まれ変わって足を止める方が増えました。

 

そして変わってしまったものと言ったら、

 

富士屋さんの閉店。。。

昔懐かしい中華ソバや小倉アイス、じまん焼きが川越っ子に親しまれてきたお店です。

閉店する前に来たかった。。。

新しいお店もいいけど、ずっと続いているお店が多いのが一番街の魅力。

明治時代に建てられた蔵造りの雰囲気に負けない老舗のお店が連なるのが、

一番街の一番の強みだと思っています。

この町並みにしっくり来るお店は、

なんでもいいわけではなく、実はハードルが凄く高い。

富士屋さんはぴったりでした。。。長い間、お疲れ様でした。。。


 

そして、変わらない川越を見て安心感に浸ります。

 

 

変わらないものがある、それは他にはない、ここにしかない唯一無二のもの。


 

「うだつが上がらない」のうだつ部分。



一七四番。表札代わりにもなっていた、かつての電話番号が今でも軒下に。

 



間口が狭く、奥に細長い建物が並ぶ一番街。

 

和菓子の亀屋さんには、奥に荷物を運ぶためのトコッロ道が今でも残されています。

 

今まで残ってきたことで、

 

他にはないここにしかない川越の魅力となって

今輝いていると思います。

 

蔵造りの建物もそうですが、細部にもこうして残そうとしてきた人がいる。

 

一番街は細部が面白いです。

 

お腹が減ったら焼きおにぎりでも食べようかなと中市本店へ!

 

この日もいましたよ、お店番のミケネコさんが!

 

 




土日ともなれば、ねこまんま焼きおにぎりを求める方で凄い行列ができるので、

 

ミケネコさんが交通整理しています。

単なるマスコットキャラクターというより、整理してガッツリ仕事してます(笑)

合間に写真撮影に気軽に応えてくれる優しいミケさん。

そして・・・今月もミケネコさんは、ミケネコグッズを見つけてしまったらしいのです。。。

仕事が終わって雑貨マーケットにふらっと立ち寄り、

サニーサイドテラスのブースで足を止めた。

うん?

あ・・・

こ、これは・・・!

まるで自分を見ているよう、と思ったかどうか定かではありませんが、

この足マットを購入してました。。。(笑)

先月はサニーサイドテラスでミケネコ椅子を購入していて、今月は足マット。

ミケネコさんんちにどんどん増える猫グッズ、

家でどう使ってるのか見てみたいですね(*^o^*)

 

仕事を終えて買いに来たところをパチリ。

 

顔がそっくりなところがなんとも。。。青いマフラーまで一緒です(*^o^*)

 

今回の宵の市で初めての出店だったのが、

 

テレビなどでお馴染み、切り絵の神様

「百鬼丸」さんのライブパフォーマンスです。

有名人だけあって、常に人だかりができていました。

 

雑貨マーケットの奥にテントを張って、

 

歴史上の人物から似顔絵まで、ずっと切り絵を作り続けていた百鬼丸さん。

 

「こういうライブパフォーマンスは新たな挑戦。

 

新境地を開拓できた感じですよ」

と、本人の言葉(-^□^-)

 

下絵を描いてナイフで切り抜き、裏返すと見事な絵が出来上がっている。。。!

 

リクエストに応えて弁慶を作ってくれました。



 

 

 

 

 


 

ものの10分ほどで出来上がりました!さすが神様(*^o^*)

一番街の雰囲気に百鬼丸さんのパフォーマンスはぴったりですね♪

 

この日は他にも、尚美学園大学の学生企画のストリートライブや

 

川越CLEAS'Sのライブがあり、川越SUSETも音楽で盛り上げていました。

普段から賑やかな一番街ですが、

この日は音に包まれ一際賑やかになる一日。

青空の下、雑貨を見ながらハンバーガーを食べ、音楽に身を任せる、

川越でフェスのようなイベントが毎月開催されています♪



 

 

 

 

毎週のように各地で催しが続くので、

 

ぜひ春の川越散策楽しんでください。。。♪


 

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

 

 

 

ちなみに、

 

一番街近くの大正浪漫夢通りの塗り絵鯉のぼり。

5月18日までの掲揚です♪

 

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