「happybreadmaking」パン教室で手ごねパン作りに挑戦 | 「小江戸川越STYLE」

「小江戸川越STYLE」

「時が人を結ぶまち川越」
川越の人、もの、こと。地元に密着した地元人が地元人に向けて川越物語を伝えるメディア。
川越は暮らしてこそ楽しい街。
川越の様々なまちづくり活動に従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真


教室に入ったら、

入口にちょっとしたサプライズが。。。(*^o^*)

川越style

Welcomeボード嬉しかったです♪


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


パンが好きで、自分でも作ってみたい気持ちを持っている方は多いはず。

身近に通える場、できれば少人数がいいし、

いろんなパンを作れる教室がいい、叶えたい要望が多々あるかと思います。

しかしそもそも川越にパン教室は少なく、

大宮や都内まで通っている方もいると思います。

川越にあるこのパン教室は、二人から受けられる少人数制、

場所は川越のなんと丸広百貨店のすぐ近くという立地にあるのが、

happybreadmaking(ハッピー ブレッド メイキング)」さんです♪

「happybreadmaking http://sekainopan.jugem.jp/


川越style


川越style


川越style

まさに灯台下暗し、川越の人に馴染みの場所にパン教室があったとは。。。

happybreadmakingの教室では、初級、中級、上級、世界のパン、天然酵母、
それぞれのレベルに合わせたいろんなパンを用意してあり、

その中で自分が作ってみたいパンを選んで教えてくれます。

そうそう、冒頭のWelcomeボードの名前で

ピンと来た方、きっといるはず。

川越でノリスケさんといえば・・・

そう、バウムクーヘンのノリスケさんです。

以前、ノリスケさんのバウムクーヘン作りを取材し記事にさせてもらいました。

「『バウムクーヘン ノリスケさん』ゆっくり成長していく様子を♪」


「自分はバウムクーヘンしか作れない。パン作ってみたいな」

ノリスケさんもパン作りに興味あるという事で、

それでは一緒に行きましょう、という流れになりました。

それにしてもノリスケさん、さすがの手つきです。

捏ねるのも、成形もクープ入れも、全部綺麗にできてしまう。

happybreadmakingの潤子先生が

「凄い上手だね~!」と感嘆するくらいの上手さでした。


ということで、今回は川越にあるパン教室の様子とノリスケさんのパン作り挑戦、

2つの面から楽しい様子になりそう。
今回作るのは、

「こしょうパン」「ブルーベリーベーグル」

という、欲張りにも2種類のパンを作ります。

それでは、二人声を合わせて・・・
「美味しいパン作るぞ!オー!!」
happybreadmaking
スタート♪


まずはこしょうパンから。

2回の発酵が必要で、時間がかかるこしょうパンから作っていきました。

工程としては、

・計量

・ミキシング

・一次発酵

・分割、まるめ

・ベンチタイム

・成形

・二次発酵

・焼成

となります。


まずは、強力粉に、イースト、きび砂糖、塩を入れる。
素朴感出すために、ライ麦も少し入れてあります。
川越style


川越style

材料が全体に均一になるように、手で混ぜ合わせていく。


川越style


川越style

ある程度、混ぜ合わさったらいよいよ生地を手ごねしていきます。

潤子先生が見本を見せてくれた後、自分たちで挑戦。
川越style


川越style

こねるという工程は力仕事だけど、なんだか粘土遊びにも似て、無心になります。

もちもちした触感が気持ちいい。

捏ねるごとに、生地のダマがなくなりツルツルしてきて、

美味しそうな滑らかさになっていく。♪

「美味しくな~れ、美味しくな~れ」と

心の中で唱えながら、一回一回こねていきました。

充分に捏ねたら、生地を伸ばしてバターを乗せます。
川越style


そしてバターが生地の中で均一になるように、練りこむように捏ねる。

充分に捏ねたら、生地を伸ばして、

今度は胡椒をまんべんなく乗せます。そしてまた捏ねる。
川越style


川越style


川越style


最後に潤子先生に形を整えてもらって綺麗になりました。
川越style
これを発酵器に入れて一次発酵へ。


発酵後に、この生地がどんな姿になっているのか楽しみですね。

手でこねるって楽しい、パン作りって楽しい、

既にそう思いました。(*^o^*)

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


こしょうパンの一次発酵が終わるのを待つ間、

続いて作ったのは、ブルーベリーベーグル。

川越style

【材料】

強力粉

砂糖

イースト

ブルーベリー

【工程】

・計量

・ミキシング 生地がしっかりとなめらかになるまでこねる。

ブルーベリーはある程度生地がまとまったら入れる。

・分割、まるめ 4分割

・ベンチタイム

・成形

・仕上げ発酵 約40分

・ケトリング 砂糖を溶かした沸騰したお湯で両面約1分ずつ茹でる。

・お湯を切って天板に並べる。

・焼成


このような感じで作っていきます。

材料もシンプルで一回の発酵でいいので、

初心者でも手軽に作れるのがベーグルです。

また、ベーグルは潤子先生がパンにハマるきっかけとなったパンでもあり、

個人的な思い入れも深いパンでもあるそう。


工程としては、途中までこしょうパンと似ています。

計量、材料をミキシングして、生地がしっかりとなめらかになるまで手で捏ねる。

生地がまとまったら伸ばして、ブルーベリーを入れる。

そしてまた捏ねて、均一になるようにします。

ツルツルになるまで捏ねたら、形を整える。

その状態がこれです。。。

川越style

この生地から4つのベーグルを作るので、4分割。しっかり1g単位で分割しました。


川越style

生地を寝かせるベンチタイムをとって、いよいよ成形へ。

成形しながら思うベーグル、丸じゃなくて円なんですね。

作ってみたら「ああ~!」と思います。

生地を細長く伸ばしてから、円にします。

川越style


川越style


川越style

この生地も発酵器に入れて、仕上げ発酵、約40分。

発酵が終わるまで、椅子に座って小休止しました。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


発酵中は、おやつのパンとお茶を頂きました。

パン教室は生地のベンチタイムに発酵タイムもあるので、

こういう小休止が合間合間にあります♪

この間に、

happybreadmakingの事、

潤子先生の事、少し紹介しましょうか♪

「ふとしたきっかけで手ごねパンの魅力にはまった」と言い、

ドイツパンをはじめフランスパン、天然酵母パンなどの知識を深めたのち

2010年より大東ガス(志木市、富士見市)、カルチャー(深谷市)、

よみうりカルチャー(川越市)にて講師を務めています。

そして2012年に自宅パン教室を開設。

川越style
パンの事、バウムクーヘンの事、お互いの事を語り合う潤子先生とノリスケさん。

職人同士で通じる感性が交差する。


「happybreadmaking」のパン教室では、どんなパンを教えてくれるのか??

川越style

■初級編
パン作りが初めての方は初級のパンから。

基本の6つの成形が学べるます。

フォカッチャ、

編みこみパン、

食パン、

ふたごパン、

トマトパン、

チーズパン、

まるパン、

こしょうパンなどあります。


また、他のパンと比べて比較的短時間で気軽に作れるベーグルも用意。
メニューはくるみ、ブルーベリー、いちじく、マロン、さつまいも、かぼちゃ、

ダブルチョコ、抹茶とホワイトチョコ、チョコとオレンジピール・・・などなどあるそう。
川越style
ベーグル各種♪

初級のパンが作れるようになったら次の段階へ。


■中級編

何回かパンを作ったことのある方は、こちらのメニューからどうぞ。

オーソドックスな菓子パンを中心としたメニューがあり、

みんなが大好きな・・・

カレーパン、

メロンパン、

クリームパン、

あんぱん、

くるみパン、

コーンパン、

抹茶パン、

りんごパン、

バターロール、

ポテトパン・・・などがあります。

川越style

そしてここからが、happybreadmakingの注目ポイントでもある世界のパンを作ろうシリーズ。

「ドイツパンをもっと広めたい」

潤子先生のそんな想いから世界各国のパンを教わることができる。
川越style

・ドイツ

ブレッツエル、

ブロートヘン、

アインバック、

パーティーブロート、

アインバック、

ブレヒクーヘン、

カイザーゼンメル、

ベルリーナ、


・フランス

ブリオッシュシュクレ、

パンオノア、

フガス、

ベーコンエピ、

シュケット、

クラシック、

ケークサレ、

リュスティック、


・イギリス

イングリッシュマフィン、

スコーン


・イタリア

ツェッポレ、

グリッシーニ、

ピザ、


・ベトナム

ベトナム風クロワッサン、

ココナッツパン、

緑豆あんパン、


・中国

豚まん、

あんまん、


・韓国

カフェロッティ、

ホットク、


・インド

ナン、

クルチャ、


・中東

ピタパン

など、さまざまな世界のパンを作ることができます。


■上級コース

上級コースではテクニックが必要なパンを作ります。

カンパーニュ、

フランスパン、

リュスティック、

クロワッサン、

デニッシュ、

タイガーロール、

などなど。
川越style

■天然酵母コース
天然酵母第一弾はサワー種。

全6回のコースで、予定のメニューは以下のとおりです。

バイセンミッシュブロート、

フロッケンセサム、

キュルビスブロート、

ゾンネンブロート、

チョコレートブロート、

ヨーグルトブロート、
川越style

フロッケンセサムの作例♪

という、happybreadmakingのパン作り紹介でした。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


さあ、ベーグルの発酵が終わって、だいぶ生地が膨らんできました。

沸騰したお湯に砂糖を溶かし、生地を両面約1分ずつ茹でます。

砂糖は三温糖でも構いません。

そして、ツヤを出すために、モラセスシロップを垂らす。

川越style


川越style

これをお湯を切って天板に並べる。焼成は、220度で約15分です。

いよいよ最後の工程、オーブンに入れました。


初めてのパン作り、どんなパンになるだろう。。。ドキドキワクワク。

気になるもう一つのパン、一次発酵が終わったこしょうパンはふっくらとした姿になっていました。
川越style

どーんと膨らんでいます。

こういうのが楽しいと思うんです。

時間とともに形が変わる様子が、生き物、自然を相手にしている感じがあって。

それに、発酵っていろんな食品に見られるけど、

「膨らむ」っていう発酵の仕方が、なんとも可愛らしいです。

↑指で穴を開ける、フィンガーテストもOKです。

(指を入れて穴が戻らないのは、発酵が進んでいる証拠)


これを8分割にして形を整えます。

そして、生地を寝かせるベンチタイムへ。
川越style

ベンチタイムが終わったら、生地を伸ばして二次発酵。

ここからの膨らみ具合もまた凄かった。
川越style


川越style

打ち粉を振りクープ入れをして、こちらもいよいよ焼成です。

ノリスケさんのクープ入れはさすが。

ノリスケさん、実は初心者ではなく、パン作り経験者でした。


オーブンに入れて、焼き上がりを待ちます。

二つのパンの焼き上がり、どうなるでしょうか。

パン作りって、人が全部コントロールできるわけではなく、

自然を味方にして、仕事してもらう感じがまた楽しい。

生地を寝かせるベンチタイムがあったり、

発酵を待つ時間があったり、

焼き上がりを待つ時間もある、

自然に働いてもらってる部分が大きくて、

自然との共同作業を感じます。

同じレシピでも、違う人が作れば同じパンにはならないし、

同じ人が違う日に作れば違うパンになったり。

一回一回、一個一個違うのがいいですね。


初めてのパン作り・・・

ついに焼きあがったみたいです。。。

きっと、この時だけ、この時にしかこうならなかったパンたち。
川越style

ブルーベリーベーグル完成!


川越style


川越style
こしょうパン完成。

食べてみたら、今まで食べた中で、一番美味しいパンでした。

もっちりしていて、噛みしめるごとに味わい深い。

happybreadmaking、川越にこういうパン教室があるのが新発見でした。

次回は、もう少し寒くなった頃に

シュトーレンを作ってみたいです。

潤子先生、またよろしくお願いします。!


「happybreadmaking」

http://sekainopan.jugem.jp/

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


番外編として。

レッスンで作った2つのパンの他に、

おやつパンとして作ったのがピザ。

作ったというか、作ってもらいました。。。
川越style
プロ二人に、目の前でピザを作ってもらう壮観な絵。

綺麗な円にするのは難しいはずですが、さすが二人とも上手です。
川越style


川越style

とても美味しかったです♪ご馳走様でした。


読者登録してね