子供の頃は超偏食児だった。
給食も苦手な物が多くほとんど残してた。
ある日の夕方、その日も給食を丸残ししたせいか、夕方頃にどうにもお腹が減った。
当時小2で家に一人、自炊は未経験。
おやつは無い。
冷蔵庫を見たらそのまま食べれるのは豆腐しかない。
…豆腐は嫌い。
でもどう見ても食べれる物は豆腐しかない。
しばらく悩んだ末、空腹に耐えかねて豆腐をそのまま食べてみる。
「ん？美味しい！👀！」
嘘みたいに美味しかった。今まで苦手だったのが嘘のよう。
以降、豆腐嫌いは完全に克服できた。
幼い自分にとって『豆腐が食べれた、しかも美味しい！』と鮮明に記憶に残っている。
後日、他の好き嫌い克服の為に『空きっ腹に嫌いなもの食べるチャレンジ』
をしてみたが、全然うまく行かず、豆腐以外は好きになれなかった。
やはり、切羽詰まった状況でないと上手くいかないのだと、子供心に感じた出来事。
