「椎間板」が老化して固くなり、外に突き出たり、椎間板内の「髄核」が外に噴出したりする病気。
激しい運動や肥満などによって、椎間板への負担が大きくなった時に起こる病気。
ビーグル、シーズー、ダックスフント、フレンチブルドックなどの犬種に多い
ダックスやペキニーズ、プードルなどの軟骨異栄養症性犬種では、若い頃から発症しやすい傾向にある。
※軟骨異栄養症性犬種・・・生まれつき軟骨異栄養症の素因(遺伝子)を持っている犬種
 治療方法
治療方法内科的治療
症状が軽い場合は、副腎皮質ホルモンなどの内科的治療
症状が軽い場合は、副腎皮質ホルモンなどの内科的治療
  温浴療法(温かいお風呂に20分程度入れる)、
外科的手術
骨の一部を除去するなど
骨の一部を除去するなど
 予防法
予防法日頃から体重管理。
床は滑りにくい素材のものを敷いてあげる。
足の裏の毛が伸びていると滑るため、足の裏の毛を短くカットする。 
ソファへの飛び乗り・降りなどのジャンプや過度な運動をさせない。
抱く時も背骨に負担がかからないような抱き方をする。
外で走ったり散歩することで、背骨を初め様々な骨格を支える筋肉を鍛えることが重要。
無理のない運動を小まめにさせることがいいそうです。
また、十分なカルシウムを与え、丈夫な骨を作ってあげる。
または、サプリなどで補ってあげる。
 椎間板ヘルニアのリハビリ方法
椎間板ヘルニアのリハビリ方法マッサージ(四肢や幹部を擦るようにマッサージ)
屈伸運動(足をゆっくり屈伸させる)
タオル歩行(タオルで支えて歩行訓練)
温浴リハビリ(温浴に浸かりながら徐々に足を動かしてあげる)
指圧(幹部を刺激する程度)
肉球指圧(足裏の肉球を優しく揉んであげる)
いずれも医師と相談して行って下さい。
 早期発見・・・サインが出ているそうです
早期発見・・・サインが出ているそうです
腰が左右に揺れ、よたよた歩く。
ひとりで遊んでいる時や体(特に背中や首)を撫でると、キャンと鳴くことがある。
段差を嫌がる、散歩の途中で帰りたがる・動かなくなる、ソファに飛び乗らなくなる。
元気がなく、首をうなだれて歩いたり、背中を丸めて歩く。
違う病気でも似たような症状が出ると思います。
少しでも異変に気付いたら、よく観察して見る事をお勧めします。
猫の時に経験しましたが、ちょっとした異変に気付くのって難しいです
あ、と思ってすぐ連れて行っても、すでに病気が進行してたりします。
進行して初めて気づくと言うほうが正しいかも。

