メリークリスマス!
こちらも、今日はとても寒い朝でした。
雪は降っていませんが、底冷えがして来たので
もうすぐ初雪でしょうか。
今日は、グレンツェンピアノコンクール動画本選の発表でした。
小学5年生のYちゃんが参加して、Cコースで準優秀賞を頂くことができました。
おめでとうございます!!
バロック期のフーガの曲で、ちょうどバッハのインベンションのように、
ノンレガートで弾くか、レガートで弾くか、フレーズは?
とにかく解釈に迷うことの多いバロックですが、
課題曲講座でのお話を聞いて、解釈や好みを考えすぎず、
何より自然に歌う事ができるよう、彼女の背中を押して音楽が前へと
進むように、一緒に楽しんで練習しました。
ちょうどクリスマスに聴きたい曲で、とても楽しませてもらい、
勉強になりました。教える立場では、終わってからが勉強です。
よく聴いて、コメントをよく読み、レッスンに活かしていきます。
Yちゃんはすでに3月の発表会で弾くショパンのワルツと、
私と連弾のロシアの曲が仕上がりつつあります。
生徒さん達に小学生時代~できれば中学生まで、私がコンクールを勧めるのは、
「いつまでに」「何を」「どう完成させる」
という目標のために、集中する「習慣」をつけるためです。
楽譜を読む習慣=教科書を読む(見る)習慣です。
大きい生徒さん達をみていると、
新しい楽譜を見ると、まず「全体」をつかもうとしています。
最後までざっと見て、曲の形式を見ているのです。
まず最初は、習慣をつけるだけで良いのです。
ピアノは1日何時間練習したら良いか?と私も昔は思っていました。
しかし、ピアノの練習は量より質でした。
伸びきった指の形で、ハノンの1番を10時間弾いても、
間違った形の基礎練習になってしまい、
弾きたい曲を一緒懸命練習しても、指が出来ていないので
指が転んでしまったり、回らなくなってしまいます。
でも大丈夫です。
気がついた時から、すぐに正しい奏法で練習すれば、
数ヶ月で指が出来てきます。
YouTubeなどを見ていると、大人になってから独学でピアノを
熱心に練習して見えるかたも多く、ご立派だなぁと感動しきりです。
正しい奏法で弾けば、ハノンの1番を3往復ぐらい
(スタッカートやリズム練習の変化も入れて)でかなり効果が
あると思います。
冬休みになりました。
ですが、普段忙しくてレッスンに来ることのできない
高校生さんや、大学生さんもこの機会に少しずつ3月の発表会の曲を決めて
練習を始めてくれています。
高校生の生徒さんは、心配していた修学旅行旅行にも無事に
行くことができたそうです。良かったね!
わざわざお土産をありがとうございます。なんくるないさー。ですね。
冬休み期間もレッスンは可能なので、まず連絡をくださいね。
基本、年末年始のお休みですが、今年も東京の妹家族は帰省できないので
お家で巣籠もりです。
冬休みも、どんどんピアノの練習をしに来て下さいね。
今年も大変お世話になりました。
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。