テーマのカテゴリー初めての、六法全書編です。
どうぞ宜しくお願いします。
私は文系は大得意でしたが、理系(数学)が本当に苦手でした。
文系だけならどの高校にも入れるのに、と担任の先生に言われ、
頑張ってもできない辛さを噛み締めました。
父が突然、家庭教師の先生を連れて来ました。
私が中学3年生の秋頃です。
ニャゴヤ🐱大学の法学部卒の先生でした。
とても頭の良さそうな方でした。
「倍率10倍でも、僕なら受かると思って堂々と受けるけどなー」
自信に満ち溢れたご発言に、反抗期の私はむくれていましたが、
この先生のおかげで、何ともできないほど苦手だった数学が、
少しずつ出来るようになりました。
原因は、分からないところをずっとそのままにしてきたからでした。
ようやく平均点になりました。
それから数十年後、音楽の道へ進み、何を思ったか急に六法全書を購入して、
文章に吸い込まれるように、毎日読んでいきました。
世間知らずというのか、身の程知らずというのか
超難関の司法書士試験に、独学で挑戦。
市販のテキスト、問題集のみで勉強しました。
もちろん、全てを勉強出来なかったので記念受験ですが、
霞が関は本当にありました！(論点はそこではありません)😊
合格率2～３%の試験のためか、結果には点数のみで合否は書かれて
いません。受験生の気持ちに配慮してくれているのでしょうか。
法務省ホームページを見ると、合格者の番号が書かれていると
いう発表方法です。
試験の翌日には、だいたい合格の基準点がわかるようです。
合格ラインの方にとっては、発表までの数ヶ月がとても
長いそうです。
私の場合、この時、午後の部の問題が意味も分からず
待つ心配もなかったのですが、後々、法律と音楽の掛け持ちの
3年間を過ごすことになるとは、思いもよらなかったのです。