【単独】NewJeansの親がパン・シヒョクを信用しない理由...ADOR事件の発端①

【単独】NewJeansの親がパン・シヒョクを信用しない理由...ADOR事件の発端①

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真=ADOR提供

「パン・シヒョク会長はなぜメンバーの挨拶を知らないふりをして無視したのか不思議です」

いわゆる「ミン・ヒジン事件」と呼ばれるHYBEとADORのミン・ヒジン代表との間の紛争の始まりが、パン・シヒョクHYBE会長がNewJeansのメンバーたちの挨拶すら受け付けないなど、HYBEのNewJeans冷遇から始まったという状況が確認された。

13日、デイリースポーツが入手したADORが「NewJeansの両親が提案した内容をまとめてHYBEに送ったメール」で、メンバーの両親はHYBEがNewJeansのメンバーを明らかに差別しており、このような中、HYBEでNewJeansと似たコンセプトのガールズグループ000がデビューすると大きく不安になった。

彼らはキム・ミンジ、ハニ・ファム、カン・ヘリン、マーシュ・ダニエル、イ・ヘイン(以下、NewJeans)の親であり、法定代理人の資格で去る3月31日、ADORに「000のニュージーンズの盗作問題」等についての問題を提起した。

メール内容によると、NewJeansの両親は、HYBE傘下の他のレーベルでデビューしたあるグループ(000)が、NewJeansとコンセプト(写真、ミュージックビデオなど)、スタイリング、振り付けなどにおいて多くの類似点、論争が発生したことについて懸念を表明した。

NewJeansの両親は、このような類似性はHYBE(BELIFT LAB)の模倣を意図した企画の結果と思われるとし、NewJeansのデビュー後、わずか1年8ヶ月で同じ親会社を持つ他のレーベルから、NewJeansのデビュー当時を意図的に連想させるチームを企画できるのか、遺憾の意を表明した。

また、NewJeansの両親は、BELIFT LABが制作した独自のコンテンツが適切にフィルタリングされず、NewJeansを嘲笑する内容まで発見されたことに対して非常に遺憾の意を示しながら、「HYBE(BELIFT LAB)では、NewJeansと各メンバーのブランド価値を保護する考えがないのでしょうか」と問題を提起した。

NewJeansの両親は「(このような問題提起が)杞憂と思われないのは、とんでもない状況が頻繁にあったからだ」と指摘した。

NewJeansの両親は「NewJeansのメンバーが、社内でパン・シヒョク議長と遭遇するたびに、なぜパン議長がメンバーを知らないふりをして挨拶をそっぽを向いたのか不思議です」と伝えた。続けて、「最初は＜見分けがつかないのだろう＞と子供たちに聞いた内容を疑って何度も確認しました。しかし、そのようなことが何度もあり、それぞれ違う日付、違う場所で二人だけで会ったこともあったため、メンバーがNewJeansであることを認識するしかない状況でした」と打ち明けました。

保護者たちは「たとえNewJeansのメンバーであることを知らなかったとしても、誰かが先にあいさつをすれば受け入れるのが基本なのに、社内でお互いにあいさつを交わすことがそんなに難しいことだったのでしょうか」と指摘した。続けて「（NewJeansのメンバーが）無視されたのが嫌で、エレベーターの中でぼーっと立っていたとか、見て見ぬふりをした感じを感じたとか、わざと避けていく感じを受けたメンバーなど、一度や二度ではない事例を聞いてから、親としてこの幼稚で信じられない状況に驚き、子供たちに何も言うことができず困惑しました。たかが中学生、高校生ほどのメンバーにです」と残念な心境を吐露しました。

NewJeansの両親は、(HYBEの)理解できない処遇はこれだけではない」としながら、「NewJeansのメンバーは、過去にHYBEの最初のガールズグループという提案と約束を聞いて、SOURCE MUSICで練習生契約をした後、プロジェクトが遅れる期間、SOURCE MUSICから何の説明も聞かないまま、漠然と待たなければなりませんでした」と吐露した。

続けて、「そんな中、000、000の契約のニュースが聞こえてきました。結局、契約当時の私たちにした約束とは異なり、他のチームが最初のチームとしてデビューしました」とし、「過去のHYBEが破った最初のガールズグループに対する約束と、SOURCE MUSIC練習生時代のNewJeansのメンバーに対する無限待機、放置状態は忘れられない悪夢です。SOURCE MUSICでの過去の過程のせいで、デビューを諦めようとしたメンバーもいました」と付け加えました。

NewJeansの両親は「HYBEがNewJeansを尊重していないという情況が様々な事件で明らかになったので、今後HYBEがNewJeansをどのように利用し、NewJeansの何をまた模倣するのか心配です」とし、「このような悲惨な心境で、NewJeansのマネジメント契約を担当しているADORのミン・ヒジン代表取締役に、HYBE(BELIFT LAB)のNewJeansに対する侵害活動を止め、ブランド価値を保護してくれることを公式に要請します」と伝えた。

このようなNewJeansの両親の意見をまとめたADORは、4月3日、HYBEとBELIFT LABに対して、000の盗作疑惑によってNewJeansのブランド価値が毀損されたことに対する立場表明と是正措置を要求したことが確認された。

その後、ADORは4月16日、是正措置の要求に対してHYBEから再発防止などの約束を受けられなかったとして「NewJeansに対する業務妨害をやめて、倫理経営を実践してほしい」という内容の内部告発をした。HYBEは16日、ADORの4月3日の是正措置に対して「000のNewJeansの盗作疑惑提起は事実と異なる」という回答書を送った。

その後、HYBEは4月22日午前10時頃、ADORに2次メールに対する立場文を送り、同日午後、HYBEのADORの監査が開始され、そのようなニュースがすぐにマスコミを通じて伝えられた。

4月25日午前、HYBEが監査の中間結果を発表し、ミン・ヒジンADOR代表を告発する予定であることを知らせた。これにADOR側が昼12時頃、午後3時にミン・ヒジン代表の記者会見開催のニュースを伝えた。記者会見を20分前に、HYBEがADORの経営陣に送った監査質疑書の内容の一部を盛り込んだ資料を配布した。午後3時、ミン・ヒジン代表の記者会見が開かれた。

一方、このようなNewJeansの両親が送ったメールと関連し、HYBEの高位関係者は「まず、そのメールがNewJeansの両親が作成したものかどうかから確認しなければならない」とし、「関連する証拠を持っている」と反論した。続けて、「盗作提起の問題は事実と違うと4月16日に回答書をADORに送った。私たちが送ろうとした頃、ADORから突き返すなど様々な条項を盛り込んだ2次メールが来た。 1次メールに対する回答はその日に送ったので、2次メールに対する回答を22日午前10時ごろに送り、ミン・ヒジン代表が昼12時過ぎにその回答を読んだことが確認された。そしてこの日の午後、監査が行われたのだ」と付け加えた。

この関係者は「000が3月25日にデビューしたが、その前には先行公開されたティーザーなどで盗作疑惑の提起など、一部のネチズンの反応があったが、デビューした後は歌があまりにも良くて反応が熱く、そのような主張が消えた」とし、「だから急いで4月3日にメールを送ったのだ」と主張した。また、「NewJeansの『BubbleGum』の公開が4月27日なのに、4月3日に1次的にメールを送り、4月16日に2次メールを送ったということは、NewJeansのカムバックを控えてHYBEがミン・ヒジン代表のそのような主張を受け入れるしかないという判断の下で送ったものと思われる。誰がNewJeansを利用しているのかあまりにも明確だ」と強調した。

この関係者は、パン・シヒョク議長がNewJeansのメンバーの挨拶を受けないなど、冷遇を受けたという両親の問題提起については、「（ADOR側の）ナンセンスな主張にいちいち対応する必要はないだろう」とし、「（ADORの）1次メールに対する回答メールなどは、公式資料として公開する」と述べた。