「名声に泥を塗っている」コーチェラの舞台に立ったLE SSERAFIM、“歌唱力”に疑問符がつき議論に

ガールズグループLE SSERAFIMがアメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ」に出演したが、議論が浮上している。

 

 

争点となっているのは、歌唱力だ。

 

先立って4月13日(現地時間)、アメリカ最大級の音楽フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival」が開催された。

BLACKPINK以来、K-POPガールズグループとしては2番目に同舞台に立ったLE SSERAFIM。彼女たちは『ANTIFRAGILE』『FEARLESS』『The Great Mermaid』『UNFORGIVEN』『Perfect Night』『Smart』『EASY』『Fire in the belly』などを披露し、40分間のステージを盛り上げた。

 

さらには未公開曲『1-800-hot-n-fun』まで披露して、存在感を示した。

 

初めてコーチェラのステージを満喫したLE SSERAFIMメンバーは、「良い思い出を作ってくれて感謝する。コーチェラの熱気は本当にすごかった」とし、「絶対にこの世を忘れないと思う。今日はまさに私たちの夢が叶った日だ」と感想を残した。

 

LE SSERAFIM
(画像提供=SOURCE MUSIC)コーチェラのステージに立ったLE SSERAFIM

歌唱力に疑問符「がっかり」

しかし一部からは、今回のコーチェラのステージで披露したLE SSERAFIMの歌唱力を批判する声が上がっている。

 

ステージの序盤こそ、強力なパフォーマンスのなかでもボーカルに神経を使っていたが、時が経つにつれて歌唱力が怪しかったという評価だ。

 

オンライン上では、LE SSERAFIMのとあるメンバーが今回のステージで歌う姿を10秒ほどの短い動画で切り取り、「音離脱」とタイトルをつけて批判したりもした。また、失敗シーンだけを切り取って編集された映像も見られた。

 

それに対して「がっかりする」「これが最善だったのか」「かなり緊張したようだ」「BTSを育てたHYBEの名声に泥を塗っている」「以前からライブの実力は議論になっていたが、振り付けを減らしてでもボーカルに気を使うべきだったのではないか」といった意見が散見された。

 

ただ一方で、「批判されるほどではない」「ライブ感があったのでむしろ良かった」とし、パフォーマンスをしながら歌うことの難しさを理由に擁護する声もあった。

LE SSERAFIM
(写真提供=OSEN)LE SSERAFIM

それでもコーチェラという世界的な舞台での“歌唱力不足”という指摘は、K-POPガールズグループのなかでも屈指の人気を誇るLE SSERAFIMとって屈辱以外の何物でもないだろう。

 

LE SSERAFIMは来る4月30日に再びコーチェラに出演する。今回の議論を払拭するステージを期待したい。

 

◇LE SSERAFIMとは?

BTSらを擁する韓国の大手芸能事務所HYBEが傘下レーベルSOURCE MUSICと共にローンチした初のガールズグループ。IZ*ONEメンバーとして活躍したキム・チェウォンと宮脇咲良を筆頭に、カズハ(日本人メンバー)、ホ・ユンジン、ホン・ウンチェらで構成された。2022年5月2日にデビューアルバム『FEARLESS』をリリースしてデビュー。直後にメンバーが1人脱退して5人組となったが、韓国はもちろん、年末にはNHK紅白歌合戦にも出場するなど日本でも話題となった。2023年1月25日、正式に日本デビューを果たした。

 

 

 

「LE SSERAFIM」SAKURA(宮脇咲良)、「コーチェラ」最高のステージ…ライブ論争で正面突破

「LE SSERAFIM」SAKURA(宮脇咲良)、「コーチェラ」最高のステージ…ライブ論争で正面突破

 

グループ「LE SSERAFIM」のSAKURAが「コーチェラヴァレー・ミュージック&アートフェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)」(以下、コーチェラ)の初ステージを終えた感想を伝えた。



15日、SAKURAはグローバルファンプラットフォームのWeverseを通じて長文の文を日本語で掲載した。 SAKURAは「コーチェラの準備からステージ当日まで多くのことを学んだ」とし「私はこのステージを私たちを知らない人たち、曲を初めて聴く人たちにも『とにかく楽しかった』『きょうという日が忘れられない素敵な一日だった』と感じられるような舞台にしたかった」と語った。

続いて「そして、きっと、その覚悟は伝わってきて、最高のステージができたと思う。 デビューして2年も経っていない、ツアーも一度しかやったことのない私たちが、コーチェラという舞台で胸を張って楽しんで、心からこの舞台に全力を注いだ。 それだけで、まさに人生であり、『LE SSERAFIM』だと感じる一日だった」とし、「FEARNOT(ファンダム名)も生きながら様々な困難に立ち向かって様々な不合理さに出会うだろう。 しかし、自分がやってきたことを確実に知っているのは自分だけだ。 私は、このステージのために、心から準備をして、その中で苦しみ、そして楽しみながら、本番当日、そのすべてを見せられたと思う」と語った。


さらに、「誰かの目には未熟かもしれない。 しかし、完璧な人はおらず、私たちが見せたステージの中で最高のステージだったということは揺るぎない事実だ。 それでこれからもっと、もっと良いチームになれるというのがとても楽しみで、もっと頑張らなきゃという気持ちから湧き出る舞台だった」などと満足感を表わした。


SAKURAはコーチェラ広場を歩いていて観客が伝えた言葉に感無量だったとし「誰がどう思おうが、私は私が感じたことを信じる。 だからここまで来た。 私は私を裏切ることはなく、今後も私を信じている」と述べた。



続けて「今回のステージを作るために助けてくれたスタッフの方々、ダンサーの方々、バンドの方々、すべての方々に感謝がいっぱいだ。 そして現場に駆けつけてくれたFEARNOT、番組で見守ってくれたFEARNOT、本当にありがとうございました。 FEARNOTがいてくれて胸を張ってできた」とし「本当にありがとう。 そして今後も想像できない景色を見せるよう努力するので、引き続き応援してほしい」と呼びかけた。

最後にSAKURAは「来週も、頑張る」として20日に開かれる「コーチェラ」2回目の公演に言及したりもした。

13日(現地時間)、「LE SSERAFIM」は「コーチェラ」の2日目のステージに立ち未公開曲「1-800-hot-n-fun」を含め、「ANTIFRAGILE」「FEARLESS」「Perfect Night」など計10曲のステージを披露した。 しかし、ライブを巡る議論に巻き込まれた。

 

 

 

 

 

誰かにとっては未熟であっても

誰かにとっては「努力の人・咲良」

 

 

10代前半から

K-POPアイドルになるため

基本を叩きこまれてステージに立った人

 

20代に入ってから日本のアイドルから

K-POPアイドルに転身した人とでは

 

違いがあって当たり前だと思う

 

 

 

だからこそ

多くのファンは咲良ちゃんが

どれだけ努力して今の地位を手に入れたら

よくご存じなのである

 

 

 

誰かにとっては未熟でも

誰かにとっては「ライブ感があっていい」

 

それでもまた

彼女は向上心でステップアップしてくれる

 

 

そんな期待さえ持たせてくれるのが

咲良ちゃんだから

 

 

みたいな

 

 

 

 

 

 

日本の音楽業界でも

K-POPに関しても

昔から

生放送での歌い方・聴かせ方には

論争がありました

 

 

口パクのリップシンクは当たり前だった時代

 

いきなり生で歌ったら

かなり下手だったなんて

踊らない歌手でも日本ではありました

 

 

でも

安室奈美恵ちゃんら

Danceしながら歌うアーティストが

出て来てから

 

リップシンクが減り

被せ(かぶせ)を行う傾向が増えました

 

被せとは

音源に歌う声を混ぜておいて

そこに生歌をかぶせて披露する手法

 

 

なので

ライブでは

本人の声とうっすら音源に録音された声が

一緒に流れるわけで

 

多少の音程のずれや

息の荒さを軽減して聞こえる効果が

期待されるわけです

 

被せ上手だと

被せていないようにものすごく安定して

聴こえたりもしますし

 

これはひとつの技術的なものもあり

パフォーマンス力が上がることもあって

K-POPではかぶせが基本に

なっているようです

 

 

一方

 

海外でも口パクのアーティストは

多くからプロ失格と批判され

 

音源の声が大きい「かぶせ」も

実際の生歌じゃないと

批判の対象になります

 

 

そういう意味で

今回LE SSERAFIMのライブの生歌が

何か言われたのだとしたら

 

 

プロ意識を高める生歌にこだわった証

とも

受け取れます

 

 

「勝負に出た」

とね

 

 

でも

それが未熟であったのなら

仕方がないということで

ご本人が受け入れておられるのでしょう

 

 

 

Danceメインに魅せるか

歌メインに聴かせるか

 

 

そりゃ

理想は

生歌・生ダンスを完璧に

魅せることでしょうけれど

 

 

K-POPアイドルのダンスって

1曲あたり20kcalほどで

1時間あたり約400~500kcalを消費すると

言われていますから

 

肉体疲労がものすごいことが

知られています

 

 

咲良ちゃんは26歳です

 

 

だから

厳しいことをずっと

挑戦されているのだと私には見えるのです

 

 

 

 

本人の言う通り

「完璧な人はいない」

 

アーティストは言われてナンボ

 

何をしても批判はされる

 

 

完璧になった瞬間があっても

ミスをしてまた叩かれる

 

 

長い目で見て

大きな舞台に立てば立つほど

厳しい目を向けられるのは避けられない

運命のようなもの

 

 

それでも

彼女らが自己満足しているならいいじゃん

思うのか

 

 

彼女らが

「まだまだだけど向上していく」

思っているのか

 

 

私たちの応援する姿勢や目も

変わっていくような気がします

 

 

 

かつて

BLACKPINK・JENNIEちゃんが

ダンスがいい加減と批判をされた時

 

メディアに応えた彼女に

記事では

 

 

「ジェニーはプロらしくないという指摘を受けたが、実はほとんどの西欧のアーティストより高い基準を維持している、とBBCはコメントした」

 

 

 

プロ論争について

自身で終止符を打たれていました

 

 

 

 

 

K-POPアイドルは

常に批判をされる

 

 

BTSでさえ

アンチではない人たちに

歌唱についてあれこれ意見をぶつけられる

 

 

完璧なステージを披露しても

誰かにとっては完璧ではないからです

 

 

 

だけど

メディアが太鼓判を打つステージが

そのうちの何度かにあれば

 

大衆はさすがプロだと認めるしかなくなる

 

 

 

彼ら彼女らは

それでも

体を酷使してステージを披露し続ける

 

 

簡単なことじゃないからこそ

彼らの努力だけは

認めてあげたいと思うし

 

それでも

 

レベルがどんどん高くなっていく中

批判を受けるアイドルは

やはり

他のメンバーと比べて劣っているなら

プロ失格と言われていくのは

仕方のない運命だということ

 

 

LE SSERAFIMには

ユンジンちゃん

チェウォンちゃん

圧倒的な歌唱力を持っており

 

素人がダンスが巧いと思うのは

やはり

チェウォンちゃん

カズハちゃん

ユンジンちゃん

だったりします

 

 

咲良ちゃんに厳しい目が向けられるのは

他のメンバーのレベルが非常に高いのも

あるでしょう

 

 

だから

ずっと「厳しい声・厳しい目」の中

彼女は努力をし続けてきたのを

ファンは知っているわけですが

 

 

 

 

先日

 

私が夫のことで言ったことと

同じだと思うんです

 

 

「圧倒的な長所があれば短所が気にならない」

 

 

誰しも長所・短所があって

短所は「長所」で補えるという考え方です

 

 

 

咲良ちゃんの歌唱力不足は

かなりの多くが認識していることです

 

K-POPアイドル全体のレベルでいったら

話です

 


 

それでも

彼女は努力を誰より継続してきたから

その短所は十分補えているという考え方

 

 

 

そんなアイドルがいても

いいのではないでしょうか

 

 

 

 

まさに

彼女の主張通り

 

完璧な人はいない

だから

 

 

 

HYBEがそんな彼女を

日本からわざわざ招き入れて

トップアイドルグループメンバーに

抜擢したのだから

 

 

すべて

HYBEの責任ということで

彼女は批判されるべきではないという

考え方もありますしね