声優のTARAKOさん急死 63歳 「ちびまる子ちゃん」を35年 最近までアフレコ参加
遺族から報告を受けたフジテレビ関係者は「TARAKOさんは今年に入って体調を崩した」と話した。「最近までアフレコに参加されていた。とにかく突然のことで、何があったのか…」と言葉を失った。今月22日に公開になるアニメ映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」にも出演しており、2月末にキャストが発表になった際には「ここまできたら根性決めます!私命をかけて演じますね」とコメントしていた。
「TARAKO」という個性的な芸名。学生時代に「サザエさん」のタラちゃんのような話し方だったことから、友人が呼んだことに由来すると言われる。デビューは1981年、アニメ「うる星やつら」の幼稚園児役。声優のイメージが強いが、活動の軸足は演劇畑で、演劇集団「WAKUプロデュース」を主宰。シンガー・ソングライターの肩書もあった。
芸能活動が一変したのは、やはり「ちびまる子ちゃん」への抜てきだった。1990年1月7日の初回放送から現在まで35年にわたりまる子を演じているが、実は当初、まる子役は別の声優に決まっていた。2018年に亡くなった原作者さくらももこさんが、自分の分身であるまる子のイメージと違うと再度オーディションを行い、自身の声に似ているTARAKOさんを選んだ。それ以来、独特の声でまる子を演じ続け「TARAKO=まる子」のイメージで国民的な人気者だった。
体調の急変と、突然の知らせに周囲は驚くばかりだが、昨夏に受けたインタビューでは「死生観」について語っていた。両親が急死だったことを明かし「死は怖くなくなった。天国に行けば、両親や、愛犬、愛猫に会える。天使になった友人たちにも会える」と吐露。自身の葬儀についても「喪服は着ないで。普段会う時のような服で」と要望し、自分が書いた演劇の脚本を追悼上演してほしいとも願っていた。
TARAKOさんは、さくらさんが亡くなった際「私がそっちにいったら似たような声でいっぱいいっぱいおしゃべりしてくださいね」とメッセージを送っていた。さくらさんと天国で再会し、どんな話をするのだろうか。
TARAKOさんが
ご逝去されたなんて
あまりに早いお別れに悲しみが止まりません
私がTARAKOさんの声を
意識したのは
ジブリ映画が最初でした
1984年『風の谷のナウシカ』少年役
1986年『天空の城ラピュタ』親方の娘マッジ
1988年『となりのトトロ』サツキの友人
私は耳がいいので
この声優さんは聞いたことがある
と
思ったらチェックするので
TARAKOさんは表記も目立っておられたので
いつの間にか
TARAKOさんの声を認識できるように
なっていたのです
『うる星やつら』とか
『めぞん一刻』でも何度も彼女の声が
起用されているのを認識していました
そして
1990年に
『ちびまる子ちゃん』が始まり
TARAKOさんの声が聞こえて
すぐ
「TARAKOさんだ!」と喜んだものでした
そして当時
1990年に朝のアニメで
『まじかる☆タルるートくん』が開始
弟が幼児で
タルるートくんが大好きになって
毎週日曜朝に一緒に見ていましたが
この主人公の声も
TARAKOさんだったのです
そして
『ちびまる子ちゃん』はその時から
今までずっと
毎週放送され続けてきました
TARAKOさんの声を
人生の大半
聞きながら生きてきたようなものです
『ちびまる子ちゃん』は
「りぼん」に連載されていましたから
アニメになる前にそこでずっと
愛読していました
だから
作家のさくらももこさんが
53歳の若さで急逝された時も
とてもショックでした
さくらももこさんが他界されてから
エッセイ朗読版が出来た時
そのナレーションを
TARAKOさんがされていたので
さくらさん=TARAKOさん
みたいなイメージすらあったので
お2人ともに
お若い年齢での急逝が
あまりに悲しいです
作品とお声は
永遠に生き続けます
そう思って
ご冥福をお祈りいたします
TARAKOさん
素敵な声をありがとうございました