薬剤師は「医者憧れ」「そいつが見たって薬変わらへん」 バラエティー出演芸人の発言に批判殺到 かまいたち濱家らが相次ぎ謝罪
同番組では、せっかちな関西人が“イライラする瞬間”をテーマに、濱家さん、相方の山内健司さん、お笑い芸人の馬場園梓さんらがトークを展開。
その中で、山内さんが医師の診察後に調剤薬局へ処方せんを持参したところ、薬剤師から「どうされたんですか? お熱もあるんですか?」と聞かれたことにイライラしたとコメント。病院での医師との問診と同内容を聞かれたことに苛立ったようで、「いや(薬剤師には)関係ないやん」「さっさと薬を渡してもらって帰りたいのに」「あれ全然いらん時間やと思っちゃって」とバッサリ切り捨てていました。
これに馬場園さんも「だってそいつ(薬剤師が)見たって薬変わらへんからな」と笑いながら共感。濱家さんも山内さんに同意しながら「薬剤師さんも医療に携わってるから、“医者憧れ”みたいなのがある」と持論を展開しました。
しかし、薬剤師が症状を聞き取りしたり処方された医薬品について説明したりすることは“服薬指導”といい、薬剤師が業務として行う義務として薬剤師法で規定されています。
同日には、現場で働く薬剤師や服薬指導の重要さを知る人からの批判がネット上で相次ぐ事態に。「さすがにないと思います」「あれこれ聞いてくるのがいらつく、ムダだと言ってるが、その発言にイラツキます」「薬剤師の仕事全然わかってなさすぎてイライラするわ」と非難の声が多数上がりました。
薬剤師が処方内容に疑問を感じた際に医師に確認する“疑義照会”は大変重要だという指摘も多く、「1回くらいは疑義で変更なったりしないとわからないですよねそりゃ」「一般の方だと『処方内容が間違っている可能性がある』という発想が無い方多いでしょうから……もどかしいですね」「病状確認は薬剤師の義務で、『うっかり全く別の薬が出ていた』という事態を避けるのが主目的なんですよ」といったコメントも見られました。
これを受け、馬場園さんは2月29日に「全然知らんかった! アホですいません!」「薬剤師の皆様、すいません!」とInstagramストーリーズに投稿。濱家さんも3月1日に「処方箋の件、考えなしに失礼な事言ってしまいました」「薬剤師の皆さん、本当にすみませんでした」とX(Twitter)を通じて謝罪しています。
薬剤師さんって
すごいんですよね
どれだけすごいかというと
命を預かっている職業であり
お薬=毒にもなるからこそ
最終段階のチェックはしつこくても
しなければならない義務があります
医者じゃないのに
紙に書かれたものを出せばいい
と
単純に思っている患者が世の中にいて
どれだけ薬剤師さんは
大変な思いをされているか
無知な人たちに知ってもらいたいですね
薬剤師さんは
その辺の通信教育で取れる資格ではなく
6年も学んで国家資格を取得した
時間・金・根気
すべてをクリアした選ばれた人しか
なれない職業
私立であれば
入学金が35万〜40万円程度で
6年間で約1240万円程度かかり
各大学でその差は100万円ほどあると
言います
国立大学でも6年間で約350万円
6年って本当に長いですよね💦
さらに
学費以外にも
実習が11週×2あるため
実習費がプラス60万円ほどかかると言います
とにかく
奨学金制度があったとしても
経済的に裕福でないとなれない
職業の一つです
服薬指導をしながら
患者さんが間違った投薬をしないよう
念押しをするのも
「命を守るため」に必要なお仕事
しかし
患者さんの都合は
「早く帰りたい」の一点です
病院で長時間待たされ
薬局で長時間待たされ
精神的肉体的に疲弊している最後の砦で
「今日はどうされましたか」
と
薬剤師に聞かれて
イラっとする人は少なくありません
熱があり
風邪を引いてやっとのことで
通院して薬をもらう段階で
話をすることすらしんどい
そんな時に聞かれるので
薬剤師に話しかけられるのがウザいという声が
たくさんあるのは事実です
また
私は20代で睡眠導入剤など
精神の薬をもらった時期がありますが
うつ病でなく
自律神経失調症で出された薬だったのですが
やはり
毎回確認はありましたし
再診が続けば
「体調はお変わりありませんか」
「その後具合はどうですか」
と
対応も変わっていきます
患者が薬のことを
どれだけ把握してるか
薬剤師さんは確認しないといけませんから
声をかけるのが「仕事」の大切な
ひとつなのですが
世間は「とにかく薬をさっさと渡して」
と
求めてしまう
薬剤師さんは
本当に気の毒です
💦
病院で待たされてイライラした
患者さんが
薬局で爆発することも
少なくないからです
「何分待たせるんだ」
「順番が俺の方が先だろ!」
<順番は前後する場合がございます>
それを見ながら
きっと
順番が後回しになった人は
「なんで自分が後なの」
と
やっぱり思ってしまうでしょう
で
20年前からあちこちの病院へ行き
あちこちの薬局を利用する私が思うに
薬剤師さんにも
千差万別で
いろんな性格の方がおられるということ
話上手な方もいれば
下手な人もいる
コミュニケーション力がある方もいれば
下手な人もいる
話が分かりにくい人も確かにおられます
端的に質問して
端的に説明してくれと思うこともあります
しかし
その中から
自分の合った薬剤師さんを見つければいい
今は
かかりつけ薬剤師制度もあります
便利だからと
自分の家に近い薬局や
病院のそばの薬局で
嫌な思いをされた方は
ちょっと離れた薬局に行くと
気に入った薬剤師さんに出会えることが
あると思います
薬剤師さんでも
ものすごく短い服薬指導をされる
ベテランさんもおられますし
若い方ほど
言葉が多いというのは印象としてあるので
薬局・薬剤師を選ぶのも
こちらに権限がありますから
薬剤師を恨むのではなく
自分には合わなかっただけと
他へ行ったらいいのです
薬剤師さんは医師が処方した薬を
責任を持って患者に渡して
丁寧に飲み方を説明しないといけないので
医師と話すのと同じで
患者側もしんどくても
応える義務があるということです
しんどいのに早く薬くれ
と
いうのは
患者失格なんですよね
薬剤師さんはそこまで
言えませんから
いつも悪くいわれっぱなし
😢
1000万円以上の学費をかけて
誰もがなれるわけではない
国家資格を取って
薬剤師となった方たちですが
私はかかりつけ薬剤師さんと
世間話が出来るほど仲良しなので
子供たちの具合が悪い時でも
いろいろ相談に乗ってくださいますし
接客も丁寧で親切ですし
その薬局にない薬の手配なども
素早いですし
いつも本当に助けられています
薬剤師さん
いつもありがとうございます
この報道を機に
全国の薬剤師さんに
がんばれとありがとうを言いたくなりました
病気をしたらお世話になる
薬剤師さんや
医師・看護師
そして
年を取ったらお世話になる
介護士・ヘルパーさん・社会福祉士など
介護関係のみなさん
人から虐げられたり
暴言を吐かれる職業の方たちこそ
実は
尊いお仕事をされていることに
普段お世話にならない人間は
気付くことがありません
コロナで
特に
医師・看護師・薬剤師
介護関係者の方たちが
どれだけ大変な環境で
耐え抜かれたか
私たちは感謝を忘れてはいけないな
と
改めて思いました
✴いつもありがとう✴