「IVE」チャン・ウォニョン側、「脱オタク研究所」の身元把握のために米裁判所の門を叩く…勝訴に導いた背景
最近、YouTubeチャンネル「SUBUSU NEWS」には、チャン・ウォニョン側の法律代理人のチョン・ギョンソク弁護士とのインタビュー映像が掲載された。これに先立ち、チャン・ウォニョンはサイバーレッカーとして知られたYouTuber「脱オタク研究所」を相手に損害賠償請求訴訟を提起し、1審で勝訴した。
「脱オタク研究所」は、K-POPアーティストの虚偽事実を悪意的に編集して、約2年以上配布してきた。これに、「IVE」のチャン・ウォニョンの所属事務所STARSHIPエンターテインメントは措置をして、2022年11月に初の訴訟を提起した。
チョン弁護士は「脱オタク研究所」を相手に、民事・刑事訴訟を提起したことに対して、「被害が深刻であるにもかかわらず、チャンネル運営を中断させることができず、民事であれ刑事であれ、法が許容する最大限度の責任を問うために、さまざまな訴訟を進行するほかなかった」と述べた。
今回の勝訴は異例的なこと。それもそのはず、YouTubeのサーバーが韓国国内になく、サイバーレッカーがチャンネルの身元を把握するのに困難があり、告訴をするといっても進行自体が難しかったため。
しかしSTARSHIPエンターテインメントの法律代理人側は、「脱オタク研究所」の身元把握のために、アメリカの裁判所を門を叩いた。チョン弁護士は「Google本社があるアメリカの裁判所に情報公開命令を申請し、その後引用されて、Googleから運営者情報を得ることができた」と説明した。
命令が引用されるまで過程は順調ではなかった。チョン弁護士は「このチャンネルの映像をキャプチャーして問題となる部分がどこなのか、それがどうして名誉毀損(きそん)になるのが、すべて英語で翻訳して、そのすべての資料をすべて保管した。所属事務所で整理をよくしてくださった」とし、「必ず明らかにするという目的を持って全社的に経営陣や担当職員たちまで、皆、物心両面で助けた」と述べた。
2022年11月の初訴訟後3か月間、証拠資料を集め、2023年5月にアメリカの裁判所に情報公開命令を申請し、7月にGoogleから身元を受け取った末に昨年12月、韓国の裁判所でチャン・ウォニョンに1億ウォン(約1千万円)の賠償判決を受けた人々。
チョン弁護士は「慰謝料の金額が何億ウォンも出ていない。しかしYouTubeチャンネルの匿名性の後ろに隠れて、不法な内容をアップロードされたいわゆるサイバーレッカーも身元の確認、法的責任を問える点で意味がある」と強調した。
しかし「脱オタク研究所」は1審の勝訴報道後、控訴を提起した。誹謗が目的ではなく、経済的利得を得ることができなかったということがその理由。これにチョン弁護士は「アカウントを削除したからといって、過去にした行為がなくなるわけでない。われわれがすべて証拠資料を持っているために、責任はなくならない」と、法的な行為に警告を飛ばした。
訴訟提起後約1年1か月間の努力の末に勝訴し、有意義な成果を収めたチャン・ウォニョン側。今後「脱オタク研究所」が提起した控訴がどのような成果を生むか、皆の注目が集中している。
STARSHIPエンターテインメント
本当にすごいですね
Google本社のある
アメリカまで行って案件を持ち込んで
訴えるとは
それで
これまでの経緯を見てみます
IVEへの誹謗中傷・デマの拡散まで…STARSHIP、炎上系YouTuberに宣戦布告「最後まで責任を問う」
Newsen |
IVEの所属事務所が、サイバーレッカー(再生回数や利益を目的にゴシップなどを扱う炎上系YouTuberの通称)との戦争を宣言した。
STARSHIPエンターテインメントは本日(25日)、オンラインとSNS上で流布されている所属アーティストに関する悪質な誹謗中傷、虚偽事実の流布、人身攻撃的な書き込み、名誉毀損の書き込みと悪質なコメントに対する厳正な対応策を公開した。
その中で、IVEに対して継続的に虚偽事実を流布したYouTubeチャンネル「タルドク(脱オタク)収容所」の運営者に関する情報を入手したとし、「『タルドク(脱オタク)収容所』の謝罪文の真偽、及び真意かどうかに関係なく、過去の違法行為については現在進行中の訴訟を通じて、民事・刑事上の責任を最後まで問う」と明らかにした。
また、「当社は、法務法人リウと共に、既存の訴訟とは違って身元の把握が相当可能な措置を講じ、これにより『タルドク(脱オタク)収容所』をはじめとするサイバーレッカーの運営者に対しても責任を問うつもりだ」と語った。
【STARSHIPエンターテインメント 公式コメント全文】
STARSHIPエンターテインメントです。
STARSHIPエンターテインメント所属のアーティストの権利侵害に対する法的対応について、ご案内申し上げます。
当社は、オンラインとSNS上で流布されている所属アーティストに関する悪質な誹謗中傷、虚偽事実の流布、人身攻撃的な書き込み、名誉毀損の書き込みと悪質なコメントの事例に対して、法的に厳正な対応を取ってきています。
2022年10月、悪質な書き込みを残す人々に対する告訴を行い、懲役6ヶ月、就職制限、性犯罪サイトへの記載などの判決を受けさせたことがあります。2022年11月からは、法務法人リウ(担当弁護士:チョン・ギョンソク)を通じて、「タルドク(脱オタク)収容所」を相手にした民事・刑事訴訟と海外での訴訟を進行しています。
2023年5月、米国の裁判所(US DISTRICT COURT FOR THE NORTHERN DISTRICT OF CALIFORNIA)から情報提供命令を受け、2023年7月に米国google本社から「タルドク(脱オタク)収容所」の運営者に対する有意義な情報を入手することになりました。
しかし、gooleから「タルドク(脱オタク)収容所」の運営者に情報提供命令に対する通知が行われた頃、「タルドク(脱オタク)収容所」が突然ハッキングされたとして、チャンネル内の既存の動画が削除され、アカウントそのものも消え、謝罪のお知らせがアップされました。
「タルドク(脱オタク)収容所」が当社のアーティストIVEのメンバーに対する継続的な虚偽事実の流布で深刻な名誉毀損をしており、それにより当社の業務に対する妨害があったことは周知の事実であり、今回のNATE PANNにアップされた「タルドク(脱オタク)収容所」の運営者という投稿でも、これを自ら認めています。STARSHIPは、タルドク(脱オタク)収容所の謝罪文の真偽、及び真意かどうかに関係なく、過去の違法行為については現在進行中の訴訟を通じて、民事・刑事上の責任を最後まで問います。
当社は現在、法的手続きを通じて、「タルドク(脱オタク)収容所」をはじめとする「サイバーレッカー」運営者に対する身元情報を追加的に確認中です。既存のサイバーレッカーに対する法的措置がなかったわけではありませんが、結局、身元を把握することができず、中断されたケースが多くありました。しかし、当社は法務法人リウと共に、既存の訴訟とは違って身元の把握が相当可能な措置を講じ、これにより「タルドク(脱オタク)収容所」をはじめとするサイバーレッカーの運営者に対して、責任を問うつもりです。
当社は、所属アーティストの名誉とプライバシー、人格などの権利を保護するために常時モニタリングシステムを運用しており、アーティストの名誉毀損及び追加的な被害事例に対し、今後も合意なしに可能な限りの法的措置を取るつもりです。
ファンの皆様が教えてくださる報告や資料が、当社の法的な準備や対応に大きく役立っているので、継続的な報告をお願いいたします。ありがとうございます。
IVE ウォニョン、炎上系YouTuberに「勝訴」…約1000万円の損害賠償訴訟で
TVREPORT |
STARSHIPエンターテインメント(以下、STARSHIP)が、サイバーレッカー(再生回数や利益を目的にゴシップなどを扱う炎上系YouTuberの通称)「タルドク(脱オタク)収容所」に対する訴訟の進行状況を公開した。
STARSHIPは、所属アーティストに関する虚位事実を流布したサイバーレッカーチャンネル「タルドク収容所」を相手に2022年11月から、韓国での民刑事訴訟と海外での訴訟を行っている。
同社は本日(17日)「『タルドク収容所』は持続的な虚位事実の流布で深刻な名誉棄損をし、これによって当社の業務を妨害しただけでなく、アーティストとファンに深刻な苦痛を与えた。これを受け当社は、現在進行中の訴訟を通じて民刑事上の責任を最後まで問うために最善を尽くしている」と明かした。
「タルドク収容所」に対する刑事告訴は最近、検察に送致された状態だ。これとは別にSTARSHIPは「タルドク収容所」に2件の民事訴訟を提起した。
STARSHIPは「当社が提起した民事訴訟は、1月中に弁論予定を控えており、アーティストのチャン・ウォニョン本人が提起した訴訟は相手が応訴せず、擬制自白で勝訴判決が下された」とし、「すべての法的審判が終わった後、公式コメントを通じて改めてお知らせする予定だ」と伝えた。
所属アーティストの名誉とプライバシー、人格などの権利を保護するために常時モニタリングシステムを運営しているというSTARSHIPは、最後に「アーティストの名誉棄損および追加の被害事例に対して、今後も合意することなく、可能な限りすべての法的措置を取る予定だ」と明かした。
この日、法律新聞の報道によると、ソウル地位方裁判所第210民事単独は先月21日、チャン・ウォニョンとSTARSHIPが「タルドク収容所」を相手に提起した1億ウォン(約1000万円)の損害賠償訴訟で、原告の一部勝訴を宣告した。
STARSHIPには歌手のK.will、Brother Su、宇宙少女、チョン・セウン、MONSTA X、CRAVITY、IVEなどが所属している。
IVE ウォニョンへの賠償命令に不服…炎上系YouTuberが控訴
TVREPORT |
IVEのウォニョンが、サイバーレッカー(再生回数や利益を目的にゴシップなどを扱う炎上系YouTuberの通称)「タルドク(脱オタク)収容所」に対する損害賠償訴訟で勝訴した中、運営者のA氏が控訴状を提出した。
ソウル中央地方裁判所第210民事単独は先月21日、ウォニョンとSTARSHIPが「タルドク収容所」を相手に提起した1億ウォン(約1,000万円)の損害賠償訴訟で、原告の一部勝訴を宣告した。
ウォニョンは昨年10月、A氏を相手に1億ウォンの損害賠償を提議。A氏は裁判部の答弁書要求に応じず、裁判部は書類の送達を受け取りながらも、答弁書を提出しなかったとみて、弁論手続きを省略し、原告の請求を受け入れた。
A氏は1億ウォンを全て返済する日まで、年12%の各比率で計算したお金を支給しなければならず、訴訟中に裁判にかかった費用も別途負担しなければならない。
ウォニョンとSTARSHIPは、損害賠償請求の他にもA氏を名誉棄損および侮辱罪などで告訴。また、ウォニョンに対する虚偽事実で、STARSHIPの業務を妨害したことに対しても別途の訴訟が行われている。
判決に不服を示したA氏は、法律代理人を通じて控訴状を提出。ウォニョン側は18日、JTBC「事件班長」とのインタビューを通じて「A氏は1976年生まれではなく、1988年生まれだ」とし「判決の報道が出た後、A氏側が控訴状を出した」と明かした。
また「(相手が)判決が出たことを知らなかったかもしれない」とし「報道が出た後、控訴状を提出した。遅れて宣告事実を知って、控訴したとみられる」と説明した。
まだ
相手が控訴したことで
裁判は終わってはいませんが
相手を追い詰めたことで
逃げられない状態であるのは確か
アカウントを消して
身元が分からないようにしつつ
謝罪して逃げようとされていたようですが
事務所側は逃がさないという立場で
追い詰められました
で
この「脱オタク収容所」は
IVEだけを狙撃していたのでは
ありません
2022-12-18
これまでに
多くのスターの悪質配信を繰り返し
訴えられていたとあるのですが
アカウントはずっと残ったままで
処分などされていないと
感じていたところ
STARSHIPエンターテインメントの裁判で
初めて
このYouTuberが処罰を受ける対象として
実際に検挙されたことを
知ることになりました
YouTuberを訴えるのが
どれだけ難しいのか
既存のサイバーレッカーに対する法的措置が
なかったわけではないけれど
身元を把握することができずに
中断されたケースが多くあったと
しかし
STARSHIPエンターテインメントのように
事務所が真剣に訴える覚悟を決めれば
こうして相手を追い詰めることが
出来るのですね
悪質YouTuberを排除するため
尽力された
STARSHIPエンターテインメントの
職員の方々に
敬意を表します
それでこそ
安心してアイドルが
活動できますものね