松本人志の代理人は東京地検特捜部出身の「ヤメ検」その経歴にネットは注目「どこかで見た名前と思ったら…」「大丈夫か?」

 
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志が22日、性行為を強要したと報じた文藝春秋に対して損害賠償請求訴訟を起こしたと、所属する吉本興業が発表した。どのような裁判が展開となるかが注目が集まる中、ネット上では、代理人を務める田代政弘弁護士の「経歴」に着目した書き込みが挙がった。



 所属する八重洲総合法律事務所のホームページなどによると、田代氏は1967年1月生まれ。国学院久我山高、早稲田大社会学部を経て95年に司法試験に合格、98年に東京地検の検事になったいわゆる「ヤメ検」の弁護士。同事務所には2014年に入所した。

 田代氏は東京地検特捜部時代に、小沢一郎衆院議員の資金管理団体を巡る「陸山会事件」を担当。事実と異なる捜査報告書を作成したと刑事告発されたが、嫌疑不十分で不起訴に。減給6カ月の懲戒処分となり、辞職した経緯がある。

 X(旧ツイッター)上には、陸山会事件にからめた書き込みが目立ち、「どこかで見た名前と思ったら、陸山会事件でやめた人ね」「検事のときにチョンボやって、懲戒処分受けてるんだ。大丈夫か?」「どういう意図で彼に弁護を依頼したんだろう」「もっと高名な弁護士を雇えなかったのか?」などのコメントが挙がった。
 

 

 

 

陸山会事件とは

 

小沢一郎の資金管理団体「陸山会」を巡る事件

 

 

起訴誘導?陸山会捜査報告、特捜部長が大幅加筆

 陸山会事件の捜査報告書の虚偽記載問題を巡り、当時の東京地検特捜部長だった佐久間達哉検事(55)が、同部副部長が作成した別の捜査報告書について、政治資金規正法違反に問われた小沢一郎民主党元代表(69)(1審無罪)の関与を強く疑わせる部分にアンダーラインを引くなど大幅に加筆していたことが分かった。

 この報告書は、虚偽記載のあった報告書とともに、元代表を「起訴すべきだ」と議決した東京第5検察審査会に提出されていた。検察当局は、当時の特捜部などに同審査会を起訴議決に誘導する意図があったかどうか慎重に調べている。

 副部長が作成した報告書は、元特捜部の田代政弘検事(45)が2010年5月17日に元代表の秘書だった石川知裕衆院議員(38)(1審有罪、控訴)を任意で事情聴取した後に作成した虚偽記載のある報告書のほか、石川被告や元代表らの供述調書などの証拠を再評価したもの。

 関係者によると、報告書は全部で約20ページあり、政治資金収支報告書の虚偽記入について、元代表と石川被告らの共謀を肯定する要素と否定する要素の両論が併記されている。当時の副部長が特捜部長だった佐久間検事宛てに作成したが、佐久間検事は自ら、田代検事が作成した報告書の虚偽記載部分にアンダーラインを引いたり、供述内容を書き加えたりしたという。
(2012年5月5日11時36分 読売新聞)

起訴誘導?陸山会捜査報告、特捜部長が大幅加筆

 

田代は「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」から虚偽有印公文書作成・行使と偽証の容疑で2012年1月12日に告発された。さらに同会は、2012年6月27日に陸山会事件の捜査に関わった佐久間、木村匡良、大鶴基成、齋藤隆博、吉田正喜、堺徹の各検事を検察審査会に対する偽計業務妨害や虚偽有印公文書作成・行使、犯人隠避などで告発した。

 

 

政治家の裏金問題

 

今の日本で自民党の派閥が

信用を失うことばかりをされている中

 

 

10年以上前に

似たような事件に関わった

当時検事だった方が

 

松ちゃんの弁護を引き受けたというのが

奇妙な縁だなと思いました

 

 

韓国だと

大物芸能人が裁判沙汰になった場合

 

複数の弁護士のチームで

臨むことが多いですが

 

 

松ちゃんの場合

 

この弁護士さん一人

 

 

 

 

 

 

 

そして

告発されて不起訴になった

元検事さんが松ちゃんの弁護士ということで

話題になっています

 

 

ヤメ検を「腕利き」と見るか

 

いわくつきの弁護士さんしか依頼できる人が

すぐに見つからなかったと見るか

 

 

どちらかしらね

 

「行列」本村弁護士 松本人志の裁判「本当に裁判やるんですか?」 「松本→文春」提訴は「週刊誌の証明が結構簡単」「弁護士に相談しました?」

本村健太郎弁護士が14日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演。番組では松本人志の週刊誌報道を巡る騒動を取り上げた。

 本村弁護士は、今回松本側から「かなり早い段階で裁判をやるという方針が公表された」と指摘したうえで、「それでいいのかな?と正直思います」と語った。

 本村弁護士によると、被害を訴えている女性が松本を訴えた裁判であれば詳細な双方認識・主張なども争点となりうるが、松本が週刊誌を訴える裁判では、「そういう争点じゃない」「あくまで週刊誌の記事が本当なのかがメインの争点になる」と指摘。「記事の真実性が問題になり、だいたい書かれてあることが本当だと週刊誌側が立証すれば十分で、結構証明は簡単なんです」と語った。

 共演した元講談社編集長の藤谷英志氏も、自身が週刊誌側にいた経験から「個人としては、裁判やったら文春側のほうが有利だと思う」と語った。

 本村弁護士は「松本さんが勝つとしたら、週刊誌が被害を訴えている女性を法廷に連れてこられなかった、記事の内容が本当だと証言する人を連れてこられなかった、あるいは女性が記事の通りですと言えなかった、忘れましたとかあいまいな証言をしたり、証言の信用性が大きく揺らいだ時のみ」と述べた。

 「弁護士の立場から言わせてもらうと、裁判をやるんですか本当に、ってことなんですよ。まず本当に弁護士に相談しましたか?と聞きたい。最初に結論ありきではなかったか。裁判やるならこういうことになりますよと展開予測、見通しを聞いて、リスクありますよと。納得の上で裁判お願いします、ならいいけど」と語った。
 

 

 

 

 

裁判をしても

文春は何も失う物はない

 

そんな勢いでおられます

 

松本人志、文春に勝つには「女性との人間関係が必要…人はモノじゃない」 元テレ朝社員の弁護士が指摘

東大在学中に司法試験合格、アナウンサー、法務部長だった西脇亨輔氏
 
週刊文春が18日発売の最新号で、ダウンタウン松本人志(60)の性的行為強要疑惑第3弾を報じている。第6、7人目の告白者、アテンド役を務めたとする元芸人の証言内容も詳細に掲載。一方の松本は「裁判に注力するための活動休止」を宣言しているが、実際に提訴すると裁判はどう動くのか。昨年11月、テレビ朝日を退職した西脇亨輔弁護士が週刊文春の「報じ方」を分析し、裁判のポイントを示した。



 松本氏の性的行為強要疑惑。このニュースを見るたび、私は胸がざわつく。自分が名誉毀損裁判をしていた時の記憶が蘇るからだ。

 私は昨年まで、テレビ局の法務部で名誉毀損訴訟に対応していた。私生活では国際政治学者・三浦瑠麗氏を相手に名誉毀損・プライバシー侵害の訴訟を起こした。その裁判は最高裁まで争って勝訴したが、終わるまでに3年8か月を要した。

 三浦氏宛ての訴状を書いた時のことを思い出し、「自分が松本氏側だったらどんな訴状を書くだろう」と考えながら、週刊文春の記事を読み直してみた。そして、あることに気付いた。

 このニュースについて各メディアに駆け巡っている性的行為の「強要」「強制」という言葉が、週刊文春にはほぼ書かれていないのだ。初回記事に1回、松本氏への記者の質問の中に「ただ不倫だけならともかく、行為を強制したと」とあるだけだ(その後には「ちょっと待ってよ! それは酷いな。無茶苦茶やな」という松本氏の答えが続いている)。

 それを見て思った。「週刊文春は既に裁判の“最初の山場”に備えている」と。

 名誉毀損裁判での論争のポイントは「その記事が真実かどうか」(または「真実でなくても、真実と信じて報じたことが相当といえるくらいにきちんと取材したかどうか」)であることが多い。世間の目も記事が真実かどうかに注がれる。
 
 しかし、名誉毀損裁判での弁護士の闘いは「その前の段階」が、大きなカギを握っている。裁判の最初の山場、それは「その記事は何を書いたものだったのか」(専門用語では「摘示事実」)の認定だ。

 記事が真実かどうかを議論するためには、最初に「記事の内容は何か」を決めなければならない。裁判ではまず、その記事がどんな事実を伝えたのかを一般読者の理解を基準にして確定する。その後、内容が真実かどうかを判断するという順番になる。この時、名誉毀損を訴える側はできるだけ多くの事実が報道されたと主張し、報道機関側の真実の証明を難しくしようする。一方、報道機関側は報道内容を狭く主張し、真実の証明を簡単にしようとする。そのせめぎ合いが、裁判の「最初の山場」なのだ。

 では、週刊文春が報じた内容は何だったのか。

 記事を一言一句読んでいくと、冒頭に書いた通り、性的行為の「強制」「強要」という単語はほぼ出てこない。松本氏が大声を出したり、シャツを無理やり脱がそうとして女性に「迫り」「女性が恐怖を感じた」などと書かれている。

 見出しを見ると、初回記事は「ダウンタウン・松本人志(60)と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」として、松本氏個人の行為に焦点を当てていた。だが、第2弾では、性の「上納システム」を見出しにしている。そして、「後輩が松本氏のために女性を集め、松本氏はそれを利用して女性と性的行為をし、その際に女性の真意が尊重されていなかった」などと、仕組みの告発を前面に出している。第3弾の記事では、松本氏が調達して欲しい女性のタイプについて「指示書」を作っていたとも報じている。
 
「裁判での証明を考えて記事を組み立てた可能性が高い」
 とすると、記事の大まかな「摘示事実」は、以下のように整理できる。

(1)松本氏の接待のため、後輩芸人が詳細は説明せずに女性を高級ホテルに集め、「ゲーム」などによって、松本氏と女性が2人きりになるよう仕向けた。

(2)2人きりになると、松本氏は女性に強く迫って性的行為を行った。

(3)その際に女性は恐怖を感じたり、抵抗したりしており、性的行為に真の合意はなかった。

(4)そうした行為は各地で繰り返され、「システム」のようになっていた。

 単に松本氏が女性に性的行為を「強要した」という記事内容だったら、松本氏側も「強要なんかしていない」と反論しやすくなる。だが、「女性が逃げ道のない場を後輩がおぜん立てして作り上げ、松本氏がそれを利用して性的行為をした」ことが中心の記事だと、週刊文春側は、飲み会やゲームといった女性を追い詰める「システム」があったこと、その中で松本氏が「性的行為」を迫り、行ったことを証明すればよくなる。

 2人だけの密室で「強要」があったかどうかよりも、女性が真意を言えない「システム」があったことを主題にする。週刊文春は裁判での証明を考えて記事を組み立てた可能性が高い。私はそう思った。

 では、松本氏側が反論するとしたらどうするか。「そもそも飲み会も、ゲームも、性的行為も存在しない」。そう言えれば“強力な反論”になるだろう。

「飲み会はあったが、性的行為は合意の上だ」。この反論の場合は松本氏側の証拠集めの1つとして、集まりに参加した他の女性達から、その場の様子について証言を集めようとすることが考えられる。松本氏側の主張に沿う事実が出てくれば、大きな証拠になるかもしれない。

 ただ、そうした動きをするには「必要になること」がある。それは男性側と女性側に、今でも「きちんとした人間関係」があることだ。女性側へのアプローチが圧力のようになってはいけない。

 人はモノではないし、性行為は遊びではない。

 松本氏側がこれまで女性側とどう向き合い、どんな関係を築いていたのか。裁判になった場合の行方は、結局はこの点にかかっているのかもしれない。(元テレビ朝日法務部長、西脇亨輔弁護士)

□西脇亨輔(にしわき・きょうすけ)1970年10月5日、千葉・八千代市生まれ。東京大法学部在学中の92年に司法試験合格。司法修習を終えた後、95年4月にアナウンサーとしてテレビ朝日に入社。『ニュースステーション』『やじうま』『ワイドスクランブル』などの番組を担当した後、2007年に法務部へ異動。弁護士登録をし、社内問題解決などを担当。社外の刑事事件も担当し、詐欺罪、強制わいせつ罪、覚せい剤取締法違反の事件で弁護した被告を無罪に導いている。23年3月、国際政治学者の三浦瑠麗氏を提訴した名誉毀損裁判で勝訴確定。6月、『孤闘 三浦瑠麗裁判1345日』(幻冬舎刊)を上梓。7月、法務部長に昇進するも「木原事件」の取材を進めることも踏まえ、11月にテレビ朝日を自主退職。同月、西脇亨輔法律事務所を設立。

 

 

 

 

松ちゃんの味方をする人がどれくらいいて

女性側の証言を立証できる人間が

どれくらいいるかによって

裁判も変わって来る

 

 

文春は芸能界最高のお笑いの大物を

告発したのだから

 

それなりの自信と覚悟をもって

告発されている

 

 

莫大な利益を上げた今回の記事により

多少の損害を被るより

当然ながら

敗訴して信用失墜する方が痛いはず

 

 

ぼろ儲けして

敗訴する裁判を覚悟して告発するなんて

 

週刊誌として完全にアウトですもの

 

 

大物芸人の人生が

かかっている告発ですからね

 

 

 

だからこそ

 

上の記事のように文春は

裁判で証明できることだけを

巧妙に記事にしたとしか思えないのです

 

 

となれば

 

裁判をしても

松ちゃんは何も得られない可能性が

髙いと言うこと

 

 

 

さて

ヤメ検さんはそんな松ちゃんを

勝たせることが出来るのかしら?

 

 

 

そして

 

彼のファン以外の一般視聴者は

そんな松ちゃんを

また

お笑い芸人として戻ってきて欲しいと

願うかしら?

 

 

 

勝訴しても戻れるのかしら?