『サイコだけど大丈夫』女優ソ・イェジ主演の映画がフィレンツェ韓国映画祭で観客賞受賞、監督は喜びをあらわ

◎ドラマ『サイコだけど大丈夫』で知られる女優ソ・イェジ主演の映画『明日の記憶』(原題、ソ・ユミン監督)が、フィレンツェ韓国映画祭で観客賞を受賞した。


6月4日、配給会社iFilm CorporationとCJ CGVは、『明日の記憶』がフィレンツェ韓国映画祭で観客賞を受賞する栄誉に輝いた。本作は、記憶を失ったとによって未来が見え始めたスジン(演者ソ・イェジ)が混乱する記憶のパズルを組み合わせながら、夫ジフン(演者キム・ガンウ)の衝撃的な実体に直面するミステリースリラーだ。ソ・ユミン監督の初の演出作であり、俳優キム・ガンウとソ・イェジの共演で関心を集めた。

フィレンツェ韓国映画祭は有望な若手韓国人映画監督たちの情熱を、イタリアに紹介するために始まった映画祭だ。今年で19周年を迎え、長い間韓国とイタリアによる文化交流の場を形成してきた。



『明日の記憶』は本映画祭の「オリゾンティ部門」で、『バーニング 劇場版』(イ・チャンドン監督)、『工作 黒金星と呼ばれた男』(ユン・ジョンビン監督)とともにイタリアの観客から好評を博し、観客賞を受賞する快挙を成し遂げた。

受賞についてソ・ユミン監督は、「学生時代からイタリア映画が本当に好きだった。素晴らしい映画の国イタリアで、『明日の記憶』が観客賞を受賞したということはとても意義深く、嬉しい」と感想を伝えた。

 

 

 

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※『バーニング 劇場版』は、ユ・アイン主演映画で、村上春樹の短編小説『納屋を焼く』を原作とした作品ですよね。スティーヴン・ユァンssiも出演していて、彼はユン・ヨジョンssiがオスカーを受賞した『ミナリ』に出演していて、さらに世界から注目を集めた話題の俳優さん。

 

 

また、『工作 黒金星と呼ばれた男』はチュ・ジフン君が「第6回 BIFF マリ・クレール アジアスターアワード」のアジアスター賞を受賞した映画です。「第55回大鐘賞」で主演男優賞をファン・ジョンミンssiとイ・ソンミンssiが共に受賞した話題の映画。

 

ジフニに至っては、「第39回青龍映画賞」で人気スター賞、

「第27回釜日映画賞」で助演男優賞を、

「第38回韓国映画評論家協会賞」で助演男優賞を、

「第2回ザ・ソウルアワード」の映画部門で助演男優賞を、

 

そして「第10回今年の映画賞」で助演男優賞を受賞し、当時・・・この映画によって多くの賞を受賞したとても意味深い映画なのですね。

 

この「オリゾンティ部門」で観客賞を受賞した『明日の記憶』。

 

 

この監督さんは、韓国上映時にとても大変な被害を受けて、とても気の毒な目に遭いましたが・・・海外でこのように作品が評価されて・・・本当に名誉なことだと思います。

 

この監督さんはソ・イェジちゃんを主演として起用し、彼女と接してきて「ソ・イェジ」という女優のことをしっかり把握した女性監督です。

 

ソン・イェジンちゃん主演映画『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』(2017年)ではホ・ジノ監督と共に脚本に参加されている実力派の女流監督なのですね。

 

彼女が今回、ソ・イェジちゃんのことで被害を受けて「キム・ジョンヒョン騒動」のせいで迷惑が掛かったことで、監督さん自ら「(脚本を)変えてと(恋人から)言われて変える人(キム・ジョンヒョン)の方が問題じゃないか」と語ったことで、批判を受けてしまったわけですが。

 

前も言ったけれど、私はどう考えても・・・『時間』の現場の話を聞く限りは、キム・ジョンヒョンくんの態度はソ・イェジちゃんの指示よりも、「比重」として罪が重いと思います。

 

 

それが、なぜか・・・韓国では比重が「キム・ジョンヒョン<ソ・イェジ」で彼女の方が悪いという流れになっていったものだから・・・驚いていました。

 

彼女こそ、当て逃げされて被害を受けた立場だと思いますけれどね。問題を起こしたのは、そもそもの発端が「キム・ジョンヒョン」の事務所騒動からなのだから。

 

 

『時間』の脚本家さんは、撮影当時・・・入院中だったんです。その入院理由は明かされていませんが、チュ・ジフン君主演ドラマ『仮面』の脚本を書いた有名作家さんに対して、台本を何度も修正させて・・・苦労をかけて・・・入院されている人に対して与えた苦痛は計り知れないわけですね。

 

DisPatchによると、「チェ・ホチョル作家は放送半ばで盲腸が破裂して、腸炎を患ったんだ。フィットポケットで冷たいままに作業室で働いていたんだ。みんな、命がけだったんだよ」(現場関係者)とあるので、腸炎で体調がかなり悪い状態で台本を何度も修正させられたんですね。

 

 

 

監督さんは、それに合わせて撮り直しをすればいいだけなのですが・・・ホントの被害者は「チェ・ホチョル作家さん」だと思うのです。

 

 

そういう脚本家へ与えた負担を思って・・・このソ・ユミン監督(『明日の記憶』)さんは脚本を書くこともされる立場として・・・キム・ジョンヒョン君を批判されたわけです。

 

 

作家に台本を何度も修正させるということは、俳優としてとても横柄なことで大ごとなのだと。それが彼女から指示されたからと言って、台本を何度も修正させるなんて・・・脚本家として女性としては「ありえない」ことだと思ったからこそ、監督さんは「変えろと言われて変える人の方が問題」だと主張されたのですよ。

 

 

キム・ジョンヒョンくんが悪いと言ったら、批判された監督さん。

 

韓国は、人気のある人や病気の人をかばう傾向があります。そして、ソ・イェジちゃんは「性格が悪い」と叩かれていた最中でもありました。

 

その流れは、この監督さんの意見さえ・・・踏みつぶしてしまったんですね。

 

 

 

だから、監督さんはとてもツラかったと思います。悔しかったはずです。なぜ、自分が批判の対象にならなければいけないのか・・・と。キム・ジョンヒョンくんのことを質問されたから答えただけなのに・・・って。

 

そんな監督さんの作品が・・・映画祭で賞を取られたということなのですね。

 

 

なので、苦労が報われ・・・悔しさも少しは晴れたのではないかと・・・良かったですねと言いたかったのです。

 

 

キム・ガンウssiにも、良かったねと言ってあげたいです。映画が評価されたのだから。ソ・イェジちゃんにも、元気を出して・・・と言いたいですね。そして、謝るべきことがあるなら謝り、過ちを正さなければいけないことは正し・・・もう、何も正すことがないのであれば・・・堂々と表舞台に出てきて欲しいです。

 

この監督さんと組んで・・・また映画に出ても良いのではないでしょうか。

 

ソン・イェジンちゃんの『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』の脚本を手掛けた一人として知名度も実力もありますから・・・。

 

あと、ヨン様とソン・イェジンちゃんの『四月の雪』の助監督さんで脚本の手掛けた方でもあります。ホ・ジノ監督とタッグを組んでお仕事をされるほどの方なんですよね。

 

なので、ソ・イェジちゃんは映画から復帰していける可能性は高いです。

 

 

なんとか、彼女が復帰して行けたらいいのになぁって思うんですけれどね・・・。韓国の雰囲気だと・・・かなり厳しそうで可哀想です。