これは今クールの土曜ドラマ「屋根裏の恋人」の脚本家、旺季しずか先生の著書です
ストロベリーナイトやカラマーゾフの兄弟を手掛ける脚本家の初小説!
読んでみなければ!!と読んでみました
物語は青い髪を持つ男の子キラが主人公です。
アニメの世界なら青い髪ピンクの髪でも自然と受け入れられますが、この話の舞台は現実という設定です。外国人の父親をもってしても青い髪の子供が生まれたルーツは分からず、それを受け入れることができない父親はキラと母親を置いて出ていきます。
自分ではどうしようもないことのせいで、でもが原因で周りが変わってしまうとは辛いことですよね
どうしようもできない髪の色を染めながら、自分を隠しながら生きていたキラがひょんなことから勇者になるための冒険に出るというお話で、途中途中に自分を偽るキラがだんだん自分を取り戻して強くなるエピソードが入ってきます。
導いてくれるのはカエル。の姿をしたキャラクターで、徳島弁を話します
この徳島弁がかわいくてかなりツボでした
自分との向き合い方がよくわかる一冊だと思います
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私の本棚の本は、我が子が中学生くらいで読んでほしい本を選んでいるのですが(過去記事:私の本棚には参照)、これは小学生のうちに読んでほしいな。。と思っています
主人公が小学生だし内容が冒険モノだし
夏休みにでも読んでみるよう言おうかなと、考え中
