2007年06月24日
☆★☆ えっ、高齢者虐待 ☆★☆

 ドメスティックバイオレンス、児童虐待、家庭内暴力、高齢者虐待・・・

 健全な家族であれば、このような言葉そのものがあり得ないと思うだろうし、ましてや見たこともないということだろう。しかし最近のニュースを聞いている限り事件は確実に増えている。

 今回は高齢者虐待を少し考えてみた。「姥捨て山」という言葉があるよう、身内の高齢者を自分たちの生活と隔離することは歴史的にも実在したことで、平成になってからの事件ではない。しかし、平均寿命が延び、医療も発達することで、高齢者は日に日に増えている。仕事の第一線から退いた後、何十年もの生活が待っている。最近の日本人はこのような高齢化社会を生きていくノウハウは持っていないのだ。ましてや先輩たちも経験していないのだ。だからと言って家族を危めてもよいことではない。

 家族の中でだれもが気付かないうちに高齢者虐待の道に進んではいないだろうか、もし経験がないというのなら、家族だけでなく他人の意見を聴く余裕を自分に持ちながら、家族の在り方を勉強するしかない。

 高齢者虐待には次の5つの形に分類される。

 1.身体的虐待  2.世話の放棄・放任  3.心理的虐待  4.経済的虐待  5.性的虐待

★ 石川県庁 健康福祉部長寿社会課のホームページ
   

★ 早期発見に役立つ12のサイン

   財団法人厚生労働問題研究会発行の高齢者虐待防止の手引より

 1.身体に不自然な傷やアザがあり、説明もしどろもどろ
 2.脱水症を甘く見ることは禁物 十分な水分補給が必要
 3.部屋の中に衣類、おむつ、食べかけの食事、食べ残しが散乱
 4.外で食事するときに、一気に食べてしまう
 5.必要な薬を飲んでいない 服薬の介助をしていない
 6.強い無力感、抑うつ、あきらめ、投げやりな態度が見られる
 7.落ち着きがなく、動き回ったり異常によくおしゃべりする
 8.「年金を取り上げられた」と高齢者が訴える
 9.高齢者を介護している様子が乱暴に見える
10.家族が福祉・保健・介護関係の担当者を避ける
11.家の中から、家族の怒鳴り声や、高齢者の悲鳴が聞こえる
12.天気が悪くても、高齢者が長時間外にたたずんでいる