君が眠る隣りで僕は腕を差し出しそっと髪を撫でる。
痩せた月夜の光が僕らを照らし、久遠に続くハズなんだ…。

訳も無く時刻は流れ…僕達を引き離して行くよ…。


窓辺で星を眺めた僕らはどれだけの時刻を過ごしたのだろうか…
綺麗な夜空の星屑集めて君に贈ったよね…。
寄り添う事しか出来ない僕は君に一体何が出来ただろう…。



身体重ね、くちづけ交し
好きだと言った日々を…
浅はかだとしても幸せな日々だった。
部屋の隅に置かれたカバン…
もう…会えないのかな…



出会った時から僕らは輝き
くちづけ交して抱き合ったよね。
どれだけの日々を君と送ったのかな…
君と過ごした日々は掛替えのない大切な宝物…。
頬を伝う涙が星屑となり、願いを叶える為に降注ぐ…。


君を想い願うよ。
何度でも…


君を大切に想い…
何度も抱き締め、愛し
心から好きだと言えたよ…
今では君を抱き寄せられないけれど
君が望むなら何度でも抱き締めてあげるよ…。
それしか僕は出来ないから……。
この先一体何があるだろう…
悲しみしか残らぬこの人生を…
ただひたすら歩いてく…。
悲しみの果てに何を見るのだろう…。

幾千もの出会い 別れ…
別れの度に涙し、悲観し、自分を呪った…。
何故救えないのか…何故守れなかったのか…
変わり行く季節…気がつけば空が涙する季節……。


紫陽花咲き乱れしこの季節
空が泣き 私も泣き
大地は少し湿っぽい…。
悲しみ背負って生きて行くなら…この命捨てて終おう水無月の季節に……。
カチカチカチカチ時計は進む…。
ゆっくりゆっくり時間は過ぎる。
過ぎる日々を振り返りながら、ゆっくり時計は針を進める。

戻る事なんかない。
ただ進むだけ…
出来る事なら時計の針を戻して…



あの頃へ帰りたい…
戻りたい…
愛しくて…
過去の過ち無くしたくて…
何度も何度も針をクルクル戻す。

決して戻る事などない。
進むしかないこんな世の中なんか大嫌い…。