声楽家でお笑いもやる女性タレントさんが47歳で子宮体癌で亡くなられたそうで、ご冥福をお祈りします。

 

彼女の訃報ではネット上でいろいろコメントがついているのだが、気になっているのは2点。

 

「健診をちゃんと受けていれば早期発見できていたのでは。みんな子宮がん検診はちゃんと受けよう」

 

がん検診は受けた方がいのは確かなんだけれど、特に指定しなければ、普通の健診で行っているのは子宮頸がんの健診のみ。

体癌の健診は無いのだ。

 

理由はよくわからないけれど、多分体癌の検査はものすごく痛いので病気の疑いもない人に全員やるような検査じゃないのかと思われる。

 

次に、「子宮体癌の検査は痛いのか」

 

って話で、多くの経験者は「ものすごく痛い」と書き込んでいるのだが、ちょいちょい、「あっという間に終わった」「全然痛くなかった」って方がいる。

 

本当に?

 

私はとても痛くて、初診のレディースクリニックではあまりに痛くて検査を断念。

頸部の検体+MRI+血液検査で、「絶対子宮体癌」と言われ、大学病院を受診することになった。

MRIでもなんかある、ってのはわかるらしい。

 

老女医先生は、「手術すれば治るから、とにかく早く手術するんだよ」

と送り出してくれたので、毎度おなじみの大学病院の婦人科に予約外で受診。

 

その時初診の先生が、手術も担当してくれ、今も外来で見てくださっている先生なのだが、やはり、子宮体癌であることはほぼ確定らしい。

 

ただ、内診して子宮内部の組織を採ってそれを病理に回して初めて子宮体癌確定となるので、組織診は避けて通れない。

 

町医者で痛くてできなかった検査なので、そのことを告げると、

「痛いよ。麻酔して検査することもできるけれど、その場合は麻酔つかうので入院扱いになる。それでもいいけれと、今から予約取って手続して、となるので、ちょっとめんどくさいよね。」

 

私はこの大学病院で、甲状腺の手術もしているので、入院前に「血液検査」「レントゲン」「呼吸器の検査」今はもうないかもだが、新型コロナの検査をすることは知っている。

検査項目も多いので一日仕事だし、書類も結構多いのだ。

めんどくささはちょっとなんてもんじゃない。

 

それにモタモタしていたら、手術までたどりつくのが遅れる。

 

主治医と相談のうえ、痛み止めの座薬を事前に入れて、痛いのは我慢して検査する、という方針になった。

 

一応、座薬は入れてもらったのだが、まあ、痛い。

 

痛いだけじゃなくて、時間も長い。

 

なんか子宮内の何か所かこすっているみたいだし、ついでにエコーやら、撮影やらもしているようで、体感的に20分くらいは我慢したような記憶がある。

 

この検査で、子宮体癌であることが確定し、ステージⅡ(仮)グレード1と診断された。

ステージはともかく、グレードが1だったので、そこは良かった、と言われるが、ガンである時点で良くはない。

ただ、慌てて手術しなくても進行はそこまで早くないらしい。

 

この診断が出たので次はPET検査に進む。

 

別に診断が出なくてもPET検査はできるのだが、ガンが確定すると保険が効くので、24000円で済むのだ。

PET検査はどこの病院でも25000円~30000円くらい。自費で検査する場合は10万を超える。

 

ガン、ということになると、予約も優先的に入れてはくれるのだが、大学病院なので、ガン患者も多い。主治医は早く確定させて検査予約を入れたかったんだと思う。

 

なので、初診の当日に痛みを我慢して検査をしたのは大正解で、時間が巻き戻っても同じ選択をすると思うが、とにかく痛かった。

 

あれが痛くない、って言っている人が信じられない。

 

中には、「上手な医師だと痛くないのでは」

なんて仮説を立てる方も出てくるわけだが、私の主治医は私的には名医だと思っているので、彼が「へたくそ」とは思わない。

 

痛い可能性として一つ思いつくのは、子宮体癌は50代~60代の閉経下マダムがかかりやすいガンなので、膣も委縮しているわけである。

ようわからんが、子宮口も硬くなっているのでは?

 

少なくとも私に関する限りでは、20代30代は内診が痛いってことはなかったのだか、50代になってからは、体癌の検査じゃなくても痛いことは痛い。

 

したがって今も2か月に一度経過観察で内診しているが、そこそこ痛い。

ただ、痛いって言っても耐えられる範囲で悶絶するわけでもないし、5分くらいで終了するので、騒ぐほどのこともない。

 

と、なるとやっぱり子宮体癌の検査は別物の痛さなのかな。

 

とにかく痛いので、なんの症状も無いのに、毎年がん検診するなんてのは私は無理だったが、症状があったらすぐ婦人科を受診すればよかった、とは思ってる。

 

症状というのは「過多月経」「月経の周期の乱れ」「不正出血」なのだが、これって、更年期の症状と当てはまっちゃうので、素人判断でこんなもんか、って放置しがちなんだよね。実際私も数年放置してた。

 

主治医によれば、私のガンは出来てから半年くらい、とのことなので、症状があってもガンじゃなかった時期もあるわけだが、女50歳になったら、こまめにメンテナンスした方が良いと思う。

 

なので、これから子宮体癌疑いで検査なさる方はそこそこ痛い可能性は高い。

私は麻酔は選ばなかったが、麻酔してもらって検査するのも悪くはないと思う。

 

主治医推奨の「座薬」は効いてあれだったのか、効いてなかったのかはわからないけれど、ないよりはあった方がましだと思うので、麻酔しないなら交渉の余地ありだと思う。

 

ただ、検査は痛いのだけれど、終わってしまえば、痛みはそこまで残らない。血はそこそこ出るので、ナプキン持参が良いと思う(頼めば病院でもくれる)。