金曜日は嵐かと思うような大雨で、関東も雨入りしたらしいのだが、私はその大雨の中、バッグのバーゲンに行ってきたのだった。

 

バックはそこそこ持っているのでわざわざ行く必要はないのだが、このバーゲン、前回体調不良で見送ったので、今回はどうしても行きたい。

 

金曜日行けなかったら、土曜日にダンナが同行してくれる、というのであるが、バーゲンにダンナを連れて行っても特段楽しくはないし、通院とかならともかく、自分の欲の為に家族の手を煩わせるのもなんだかなあ、と思ったので、自力でバーゲン会場まで行くことにしたのだ(偉い)←別に偉くはない。

 

なかなかの横殴りの大雨だったのだが、バーゲン会場までは実はバスがある。

 

バス停が会場の真ん前なのでうまく行けば楽に到着するはずである。

 

幸い、座ることもできたし、難なく会場に入れた。

 

さすがに大雨とあってそこそこ空いていてラッキー。

 

ここのバーゲン、もう30年くらい通っているのだが、整理券が出るほど並ぶのだ。

 

何を売っているのかというと、普通のブランドバックもあるのだが、目当てはデパートとかで見本品となっていたバッグ、後は財布とかの小物である。

 

状態が良ければ現品処分としてデパートで売るのだろうが、ちょっと傷がついたり汚れたりすると売り物にはならないので破格値でバーゲン品となるのだ。

 

ただし、これらの品は「セミプロ」と見うけられるおばちゃんたちが整理券を手に入れ、徒党を組んで会場に並び、ほぼ独占的に袋詰めされる。

 

それでも全部買い占めるほどの財力はないのか、欲しいものを分別したのち、またバーゲンかごに戻されるのである。

 

アマチュアおばさんはそこを狙うのだ。

 

 

 

 

 

まあ、お遊びなので、そこまで真剣に狙ってはいないんだが。体力もないし。

いまの財布がまだ使えるのでこの財布はしばらく取っておくかな。

 

今回の本当のお目当ては「傘」である。

 

ダンナは慎重な性格なので「失くす」ということは滅多にないのだが、折り畳み傘は消耗品なので結構「壊す」のである。

 

今回も壊してきたので、私の手持ちの傘で紺色のものを譲渡したのだが、やはり予備は必要。

バーゲンでいくつか手に入れようと思ってきたのだ。

 

折り畳傘を2本と、格安のピンクの財布、黒のバッグをパパっと購入して帰りのバスに乗った。

いい買い物ができた。

 

バーゲンに行っている間に、友人から着電があったのだが、気づかなかったが、ついに、念願の子犬が家に到着したらしい。

 

子犬には新しい名前を付けたのであるが、私が独身時代に実家で買っていた犬は代々同じ名前だった。

 

友人が名づけに悩んでいたので「前の犬と同じ名前にすれば~」というと

 

「そんな雑なことはしない。この犬は前の犬とは違うもの」

 

と言って新しい名前を付けたのだが、いざ、子犬が家に来てみると、友人も友人ダンナもついい前の犬の名前で呼んでいる(笑)

 

前の犬と同じメスだし、犬種も同じ、色合いも同じなので、見た目はほぼ同じなのだ。

 

そりゃあついつい呼んじゃうよね。

 

我が家も前の猫が21歳で天寿を全うした後、同じ柄の雌猫(キジトラなので一杯いる)を探して譲渡会に行ったのだが、音猫で柄も違うもなかさんを気に入ってしまったので、その場で貰うことを決定した。

 

見た目も違えば性格も違うので、前の猫と呼び間違うことはない。

 

まあ、なんと呼ばれようが、ちゃんとお世話してあげて、大事に飼っていれば、犬猫はそれでいいのでは。

そういえば、亡くなった父親の名前は、赤ちゃんの時に亡くなった兄と同じ名前だったっけ。

昔のことなので、乳幼児死亡率が高く、その後に生まれた子供にそのまま同じ名前を付けたわけだが、

「早くに死んだ子の名前つけるなんて」と父親はちょっと不満げ。

 

ただ、父が亡くなったのは85才だったから、そこそこ長生きだったのではなかろうか。

父親の名前自体は(当時としては)ハイカラないい名前である。