熱くなったの寒くなったりと寒暖差が激しいせいか、ダンナの咳き込みがうっとおしい(酷い)。
とりあえず熱はないし、ほかの症状もないのだが、せき込みだすと止まらないのだ。
それかなんていうか、「席を外す」とか「申し訳なさそうにする」感じじゃなくて、ゴホゴホと派手に咳き込んで、猫が逃げ出し、一通り咳き込んだ後で、
「もうダメかもしれない……」とつぶやく。
これって、
「そんなことないよ」
「大丈夫?」
って温かい言葉を期待しているのだろうか。
あいにく私はそういうタイプの妻ではないのだ。
熱もないなら、風邪じゃない。そうなるとアレルギーか何かだろうが、もしや今更猫アレルギー?
もなかをよそにやるか。
それはダンナが泣いて反対する。猫がいないと生きていけないらしい。
じゃあ、医者か薬だ。
実は職場とか電車の中でも咳き込む、というので、寒暖差アレルギーではないかと当たりをつけた。
布団に入ってしばらくすると咳き込むし。
ネットで検索したら咳止めのブロンがいいらしい。
ブロンだったら錠剤がうちにあるのだが、数年前に私か咳き込んだ時に購入したもので、結構年数がたっているが、消費期限は2025年までだ。
よし。ブロンを飲め。
それはそれとして、もなかは一度毛抜きをしなければならない。
温かくなってきたせいか、もなかの毛が抜け始めているらしく私の目がかゆくなっているのだ。
本当は丸洗いしたいところだが、そうもいかないので、ぬれタオルで拭いて、猫用コームでブラッシングして不要な毛を抜くことにした。
もなかは猫にしては珍しく、腹とか首のあたりを触っても嫌がらない。
なので、結構きつめにブラシをかけたが、喜んじゃって大変。
一方、ぬれたタオルで拭かれるのは嫌らしく、「やめろー」とくねっているが、当然やめない。
ずいぶんきれいになったが、首輪は外したままだ。
首輪を外すと鈴の音が鳴らないのでもなかの位置がわからない。
おーい。どこに行ったの?