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昨日は婦人科外来だった。
1月末に子宮体癌手術後、数回目の経過観察で細胞診と採血をし、結果を聞きに行ったのだが、実は結果はすでに知っていた。
内診の時点で、婦人科主治医から、「ナカはきれいでなんともない。多分大丈夫」と言われていた。
私は一年前に再発しているわけだが、その時は膣内に3か所腫瘍ができていた。
そこをレーザーメスで焼き切って治療しているので、腫瘍跡地に何もできていないかどうかの確認である。
後は腫瘍マーカーの結果なのだが、私の通院している大学病院では、結果は外来で主治医から聞かなきゃならない。
皆様のブログとか見ていると病院によっては、電話とか郵送で結果を知らせてくれるとこもあるもみたいなのだが、私の病院は医師から直接告げられるわけだ。
ただ、今回は事前に知っていた。
何故か、というと、2月14日と15日に内科とリハビリ科を受診しているのである。
で、内科の美人先生に
「婦人科の血液検査の結果を見せてくださいなー」
とお願いして、画面上で見せてもらったのだった。
本当はダメらしいが、患者の検査結果は医師であれば、すべての科を閲覧できるので、別に内科の医師でもいいわけだ。
なので、「大丈夫だった」ことは知ったうえで、結果を聞きにわざわざ病院まで行ったわけで。(面倒くさい)
子宮体癌と知ったときは、ちょっと脳内に「生きるか死ぬか」的なスイッチが入って、外来でも結構緊張していたわけだが、ちょっといい感じに気は抜けている。
これまで2か月に1度の受診で、検査して、結果を聞く、を繰り返していたわけだが、次回は3か月後に受診となった。
つまり、6か月に一度の検査、ってことである。
一歩前進、か。
何か気になることがあったら、予約外でも診察するよ、ってことになった。
そうならないことを祈る。
もちろん、女優の古村比呂さんの7年目に再発、ってニュースは震えながら読んだし、術後まだ1年半。まだまだ再発リスクはあるわけだが、ドキドキしながら生活しても、のほほんと時を過ごしても、結果に大した変わりはないなら、病気になる前と同じスタンスで生活した方が良いに決まっている。
と、なってくると、病気はガンだけじゃない、ってことをしみじみ我が身に感じている。
糖尿病はもとより、「ガン」というキラーワードを優先していろいろ後回しにしてきた体の不調とかメンテナンスを順番に片づけていかなければならない。
取りあえず白内障の手術はした。その後、緑内障も指摘されたので、現在目薬で治療中。
一昨日は皮膚科に行って、頭皮湿疹と太もものタコ(いまだに本当か、と疑ってはいる)を見てもらった。
これも結構前から患っていたのだが、なんか放置していた。
実はまだ放置中の箇所が一つあって、それは「歯」である。
右上の奥歯が欠損しているのだが、隣の歯もぐらついている関係で、ブリッジもできず、部分入れ歯も位置的に使い勝手がよくない。インプラントしか方法がないが、私が通っている歯医者ではインプラントは扱っておらず、ほかの歯医者に行ってくれ、と言われていたのだ。
これがかれこれ3年前。
そうこうしているうちに、コロナ自粛が始まり、歯医者への足も遠のいてしまった。
何といっても、全く痛くもなんともないし、食事も問題なく噛めている。
ただ、上の歯がないと、下の歯が伸びてくるらしい。
なので歯医者に通いだすとものすごく面倒、というか長期間でかつお金もかかりそうな予感がする。
マーチの修理代どころじゃないかも。
そして、ガンになってしまったので、歯医者は後回し、と放置しているわけだが、インプラントとかしなくても、歯石取りだけでもした方がいいんじゃないか、と気になってきた。
今までは半年に一度は歯のチェックに行って歯石をがりがりと削ってもらっていたのだ。
子宮体癌と糖尿病、リンパ浮腫に加え目と歯と皮膚か。
いろいろ悪いところがありすぎて、もうなんとも言えない。
なんでこんなになっちゃったのかなあ、とちょっと呆然とするが、決定的に不自由じゃないので、なんかなあなあになっている。
人生後半戦になってきて、病気がモグラ叩きの様相になってきた。
とりあえずは、頭皮湿疹とタコに塗り薬を塗っている。
目がしぱしぱするのは花粉症か。
生きていくって結構大変。