二回連続で生理の話を書いたからか、おすすめ記事に妙な内容のプログが紹介されてくるようになった。


とはいえ、ブログ主様は大真面目なので質が悪いというか。


リブログも記事の貼り付けもしないので大体の内容は察してもらいたいが、



子宮頚がんの 原因は 性交渉が 原因とされているが 実は 女性生理用品の 毒素性症候群 が原因


この根拠としてはタンポンが原因で亡くなったアメリカの若い女性がいるらしい


ただし、彼女は子宮頚がんでなくなった訳じゃないけど。


ついでに言うと、この「タンポンショック」、タンポンを購入すると付いてくる説明書に書いてある。


別に昨日今日大発見された新事実でもない。


入れっぱなしにしないで時間を決めて交換してね、ってユニチャームからのお願いだ。

(割と説明書はしっかり主張読むタイプ)


で、仮にタンポンとか生理用品が原因で子宮頚がんになる可能性が証明されたとして(現時点ではされてないぞ)、性交渉による感染が原因、という従来説を否定する内容にはならないのだが。


結局、読み進めていくと、製紙会社が作るタンポンとかナプキンは合成物質から作られているので毒性があり、皮膚から吸収するので肌につけるのはよくない。


無添加の品を使うか布ナプキンを使えば子宮頚がんリスクを減らせる、ってことらしいんだが、アナタ、生理になったことないでしょ。


赤ちゃんのオムツでも「紙おむつは良くない」なんていう人がかつては居たわけだけれど、さすがに今はいないと信じたい。


オムツもナプキンも原材料は同じな訳だが、赤子の股に当ててるものが、成人女子の股にそこまで悪いとは常識的に考えがたい。


自分のブログでも書いたが、私はウィスパー(商品名)がかぶれるのでダメである。


まあ、合わない商品は仕方ないので他の商品を使うだけだが、別に毒性があるからって訳でもない。


吸収力には定評のあるナプキンなので、愛用なさっている方も多いはずだ。使えるのならうらやましい話だ。


まあ、いずれにしても、私たちの曾祖母くらいまでは、生理の際は手ぬぐいや、柔らかい紙等で手作りのナプキンをつくって、ピタテープも羽もないのでパンツに挟んだり、ベルト状のもので固定したり、ガーゼを固く丸めて内部に入れたり、と涙ぐましい工夫を凝らして生理を乗りきってきたのだ。


風呂にも入れずスポーツもできず、学校や仕事も休まなければならず、神社仏閣にいくのも遠慮して生理が終わるのを待ってた訳である。


それを思えばナプキンって、なんて便利なものを作ってくれたのか。


女性の社会進出とか進学率アップとか、女性アスリートの活躍なんかは生理用品の進化にずいぶん助けられていると思う。


まあね、タンポンの説明書に書いてあるくらいだから、使用することによって重大な病気になるリスクはゼロではない。


ただ、そのリスクって、道を歩いてて上から何かが、落ちてきて命中するリスクよりかなり低いのでは。


結局、その行為なり、ものなりを使わないとか止めるかどうかって、やることによるデメリットの確率の問題である。


なので明日はコロナのワクチンを打ちに行ってきます。