昨日は重い腰(物理)をあげて近所の眼科に行ってきた。

 

白内障の手術後の経過観察である。


別にもういいんじゃね?って感じもしているのだが、私、眼圧正常範囲の隅角緑内障の恐れあり、らしいので、目薬はささないとならないらしい。

 

大学病院で白内障の手術するときに、目の検査はやりつくされた感があったのだが、ここに来て新たな病気を言われるとは全く思っていなかったんだけれど。


まあ、目薬だけならさしますとも。

 

住宅街の中にある個人病院なので、予約制度とかはないのだが、基本的に混んでないし、仮に混んでいたとしても自宅から自転車で5分なので出直せばいいだけである。(大学病院に通院するのと比較したらなんて楽)

 

9時半ごろのこのこ行くと、患者はおらず、受付から見える診察室に先生がデン、っと座って客(患者)を待ち構えていた。

 

ヤダ、時間かかりそう。(先生、お暇みたい)

 

案の定、視野検査を入れられた。

 

視野検査、というのは、ちっちゃなプラネタリウム、というか半円形の洗面器のような大きさのドームに顔を固定されて片目ずつドームの中に光が点ったらボタンを押す、という地道な検査である。

 

これによって、視野のどのあたりが欠けているかを測るのであるが、暗幕垂らして真っ暗にしたうえで、洗面器に頭を固定されてそこそこ長い時間ボタンを押し続ける、という閉所恐怖症の人にはつらい検査だ。

 

私は閉所恐怖症ではないが、結構短気なので「まだ終わらんのかーーー」とイライラしてしまう。

 

前回、両目とも視野が見えにくくなっている個所がある、と指摘はされたのだが、正直自覚が全くない。

 

で、今回、左目は正常範囲内、で右目は見えにくくなっている個所があるらしい。

 

この「見えにくい」というのがみそで、一応全部見えているんだが、明かりの点り方に強弱があって、弱い光だと反応しない箇所がある、ということである。

 

眼圧を下げる目薬を処方されるが、私、最初から眼圧は正常範囲内なんである。ホントにいるのかこの薬。

まあ、いいか。

 

老先生のお父様も眼医者で、東大眼科出身。そのまたお父様も東大。


3代続く東大出身医師は眼科では3家系のみだそうだが、老先生自身は東大に入り損ねたので、3代続かなかったとのこと。


まあ眼科医は継承しているし、別の国立大卒ではあるのだが。

 

なんて話を拝聴しながら、診察を終えた。

本日のお会計は3740円。地味に高い。

やっぱり視野検査が響いている(笑)。

 

 

タイトルの眼科二連発、というのは、別の眼科にも行ってきたのだ。

 

こちらの眼科はコンタクトレンズショップと提携していて、駅前にあるため、患者の7割くらいがコンタクトレンズの処方箋作りに来ている。

なので、派手な感じの若いお嬢さんとかが多い。

 

大学病院とも老教授の眼科とも全く雰囲気が違う。


なんていうか、病気を治しに来ているのか、そうじゃないかの違い、というか。

 

ただ、残りの3割は白内障とかの手術のためのお年寄りだ。


そう、ここの眼科も白内障の日帰り手術をしているのだ。

 

元々、コンタクトのためにここの眼科には年に何回か通っていて、ついで(というわけでもないが)に糖尿病なので眼底検査もしてもらっていた。白内障を指摘されたのはここの眼科である。

 

なのでこの眼科で白内障手術をする、という選択肢もあったのだが、なんか雰囲気がコンタクトショップの延長的なので、大学病院の信頼感が勝った。

 

実際、手術中に血圧上がったりしたので、大学病院で正解だったと思う。

 

で、今回は眼科の主治医(元教授)から「コンタクト作っていいよ」と許可も得たので、コンタクトを作ろうかとショップに行ったわけだ。

 

節約系のとあるブロガーさんの中学生と高校生の娘さんが使い捨てコンタクトを利用していて、乱視矯正も入っているのでそれが片目で一か月6800円、と嘆かれていたが、使い捨てコンタクトも最近はお高い。

家計が厳しくてまだ学生だったら、眼鏡でいいじゃん、と思うオバサンであった。

 

私の場合、乱視はそれほど強度ではないので、コンタクトでは矯正しないが、今度は高酸素透過性とかやらのグレードによって、一箱3500円~6000円まで幅がある。当然最安値希望ではあるのだが、そこは見栄もあるので、候補を3種類くらいチョイス。

 

コンタクト購入の流れとしては、まず、ショップに先に行って欲しいコンタクトの種類を選ぶ。オーダー票を持たされて眼科に行き、そこで視力を測ってもらい、コンタクトの試着をしてコンタクトの種類と度数を決める。


最後に眼科医に診療して貰って終了、という流れだ。

 

私は手術するまで、ずーっと使い捨てコンタクトを愛用してきたのだが、実はネット通販で買っていた。


ネット通販だと、一箱1400円から購入可能。まあ使い勝手もあるので、一箱1600円程度のものを愛用していたが、それでも店舗型ショップで購入するよりはかなり安い。

 

ただ、ネットショップは視力は測ってくれないので、今回の私のように白内障手術で視力が変化した場合は、眼科で測定して貰わなければならないわけだ。

 

術前のコンタクトの度数は5.00と5.25。さて今回は。

 

1.5と1.75だった。

おお。なんだかわからないが大分視力は上がったんじゃなかろうか。

 

ちょっと試してみたかった、遠近両用コンタクトは左目の乱視かあるため適用外。残念。


眼鏡で作ってみようかな。確か、度数変更は後一回無料で調整可能なはずだ。

 

で、通り一遍の医師の診察を終えた後、ショップに戻りコンタクトと購入なんだか、ここからがちょっとめんどくさかった。


片目一箱3500円なんだが、初回割引だったら40パーセントオフである。2年ぶりとはいえ、「初回」ではないので、アプリ会員になると25%オフ。


仕方ないのでその場でアプリ会員の登録をする。めんどくさい。


さらに、ショップが入っている商業ビルのカード会員になるとポイントが付くのでそれも会員になる。

 

これで二箱で5500円まで減額して、お会計の時にTポイントを提示すると、「5250円」貯まっているというので、最終的に支払った金額は250円だった。なんだか労力が報われた気分だ。

 

でも今後はネットで買うけどね。