ご主人が京都から持ち帰ってきた

大祓いの茅(に乗っかっているおにさんの「神様」)は

どうも馬になりたいらしい。。。。

 

えーー。ころちゃん的には、茅の輪を作るために

もらってきてもらったのに。。。。悲

 

お願いされた晩はスルーしたけど、

次の日になっても、その次の日になっても、ウルサイ。

声の主に負けて、茅の輪は諦め、馬にすることにした。*

 

[*おそらく、「お兄さん」の神様は、ご主人が一緒に持ち帰ってきた、だるまっぽい「おじさん」の神様の従者か何かで、

「お兄さん」は「おじさん」のっける乗り物が欲しいってことなんだと思う・・・お盆のキュウリやナスの馬的な]

 

 

ころちゃん、茅細工なんてつくなったことないのに・・・汗

 

一生懸命調べてみたら、武蔵野の風習で「茅馬飾り」っていうのを見つけた

あと、七夕の千萱馬とか、長野の藁の馬とか、、、

そういえば、ころちゃん家の近所の神社も大祓いの日に馬飾りを作ってるっけ

(大祓いの後に昔は川に流してたんだって)

 

Youtubeで作り方を何とか見つけてお勉強して、大まかな作り方を頭に入れた。

あとは、茅が一本しかないから、足りるのかどうか。

まぁ、茅自身が「ウマニセヨ」って言ってるんだし、足りるよね?

失敗したら知らん、と見切り発車することにした。

 

馬づくりを決めた日の晩、

夕ご飯の後に作業にとりかかる

 

「ウマニセヨ」しか言ってこなかった「お兄さん」が饒舌になって

作業に口を出し始めた

 

やれ、「白い服」を羽織れだの → 仕方ないからユニクロの半袖ワイシャツ

やれ、床の上で作業しろだの → 床で作業

やれ、正座して作れだの →無視!

 

すっごくめんどくさい。。。

茅自体はしなやかで、手を切ってしまうこともなく、ことのほか扱いやすかった。

 

基本は動画でお勉強した手順で組み立てるんだけど

細かくて難しい結び目の部分なんかは、

なんと「お兄さん」が教えてくれる

 

「お兄さん」教えるの上手。。。

(まぁ、胴体の部分は乗り心地がいいよう

ちゃんと草をまけとかうるさかったけど)

 

本当に茅一本、ものの数十分で

お馬さんができてしまった。

ちゃんと自立してくれる

 

指定された方角に向かって

お馬さんを飾ったら

ころちゃんはお役御免になった。

 

飾った後に、作業を野次馬してたご主人が、

馬の向いてる方角をスマホのGPSで調べたら

西、、、ばっちり京都の左京区に向いていた

 

やっぱ、吉田神社に帰るんですかねぇ。。

(でも何しに来たんだろう?)

 

 

そんなわけで、馬作りは一件落着した。

ただ・・・・・・・

 

実は、馬を作っていた時、馬のクツワの部分だけ、どうしてもうまくできなかったんだよね。たぶん、嫌がっている。

作りながら感じたんだけど、形ができるうちに馬の「キャラ」みたいなのも同時に組み上がっていて

・・・なんか、プライドが高くて気性が激しそうなんだよね。競馬だったら、ゴルシ(ゴールドシップ)みたいな?

「お兄さん」ちゃんと乗りこなせるのかな。いや、多分、難しい気がする。

たぶん、だるまっぽい「おじさん」が何とかするんだろうけど、ドタバタだろうなぁ。

 

それから、我が家の茅の輪はできなかったわけで、

玄関、どうしよう。。

快適さのためにも結界の貼り方を考えなくちゃ。。。

 

あーめんどくさい。涙目