ご主人が京都にいたころ
ころちゃんはよく
吉田山をお散歩したよ

北側からは
大文字や静かな神楽岡
鹿ヶ谷を抱く東山

吉田神社がわからは
大学と街を囲う山々
光にてらされて

吉田山は
見晴らしがよくて
きれいな
ちいさな山

吉田神社のあたりは
空気がよいけど、
吉田山は
空間がツギハギ

聖域がいくつか混在してて
所々、綻びもある
とても難しいの

宗忠神社や大元宮あたりは
まだ大丈夫

でも、竹中稲荷は
「気」が古くて濃いうえに
流れが整ってないから
フラフラしちゃう

見晴らしの台には
大柄な「甲冑を着た人」たち
(悪いひとたちじゃないよ!) 

古いお屋敷がのこってる
森は、、「わからないもの」
多分、「獣」の類の気配でいっぱい

今出川通りから
山を通る参道のほうは、
「歪み」があちこちにあるから
近づかないほうが、
無難かな

「霧」をみたことがある

あと、
山のなかにも
「神さま」がいるよ

もともと土地にいた「神さま」
じゃなくて
遠くからもってこられた
感じがする

アイヌ??
アジアっぽい
民族衣装を着てるから
ころちゃんは
「アイヌのひと」って
呼んでるよ

なんでここにいるか…
よくわからないけど

いまだけ
ここにいる感じ

早く帰れるといいね