秋になって空気がカラリとしてくると、
勝手に心が求め出す曲とか音というのがあって…
それはヴェルヴェットアンダーグラウンドの「Sunday Morning」だったりJ Sバッハの「パルティータ6番(BWV830)」だったりするわけだけれど
今はフィンガー5の「Go Away Litlle Girl」。
スッと通り抜けて行ってしまう時もあるけれど…今はこの曲*・゜゚・*:.。..。.:*・'.。.:*・゜゚・*
1962年、1971年にビルボードで1位を記録したという原曲。
アキラ君は1974年にダニー・オズモンドのバージョンとほぼ同じアレンジとキーでカバーしている。
アキラ君、まだ少年の声なんだけれど曲想の捉え方とか歌唱の技巧が到底コドモのものと思えなくて…そのギャップに惑わされる。
ダニー・オズモンドも一回ブレスしていると見受けられる長いフレーズをアキラ君はワンブレスでまとめている。勿論らくらくで苦しい感ゼロ。
高音は個性的なアキラビブラートが炸裂している。
ボーイソプラノなのだけれどキレイなだけではない「決然感」「力強さ」が漂っていて驚かされる。ならばボーイソプラノ特有の「透明感」「繊細さ」が無いのかというと…たっぷりある。
何度聴いても優れ過ぎていて奇跡を感じる。
この時代のアキラ君、華奢に見えるけれど背筋力はすごくあったのではないかと勝手に想像しています。
フィンガー5 ありがとうございます。