①の続きです。
母ちゃんは反省したと同時に開き直りの境地に至りました
どんどんまるちゃんが落ち込んでいく一方で、それと反比例して母ちゃんは俄然やる気で燃えているというおかしな現象が我が家で起こっていました。笑
この日もまるちゃん安定の大泣きｗｗ
抱きしめて、両手を握って、少し話をしよう・・とまるちゃんに切り出しました。
母「よし！まるちゃん。いい？よく聞いて。
泣いてばかりいないで、前を向くよ！」
まるちゃん「できない！お父さんのせいで学校が嫌になった。日本の学校に行きたいの！！！」
母「残念だけど、それはできない。
まるちゃん、聞いて。
もう変えられない。まるちゃんに日本の学校という選択肢はない。
逃げることばかり考えないよ？
いい？
逃げられないなら考えよう。
逃げられないなら、じゃあ今いるこの場所でどうやったら今の状態から変わっていけるか一緒に考えよう」
まるちゃん「・・・いやだ、できない。したくない」
母「できない、できない言うな。出来ないって言った瞬間から弱くなるから二度とその言葉は口にするな
」
いい？まるちゃん。きいて。
大事なこというよ。
まるちゃんが今、クラスのみんなよりも出来ること考えていこう。
算数は？
算数は誰よりも出来ないと思う？」
まるちゃん「ううん」
母「じゃあ、体操は？体育の授業で自分の柔軟が誰かに負けてると思う？
みんながみんな全員跳び箱１０段以上を跳べると思う？」
まるちゃん「ううん」
母「じゃあ、ピアニカは？造形は？漢字は？九九は？」
まるちゃん「全部、僕のほうができると思う」
母「じゃあ、逆にまるちゃんの方ができないと思うことはなに？」
まるちゃん「英語」
母「その通り！！
じゃあ、聞くよ？
もしも英語ができるようになったら、まるちゃんは無敵？」
まるちゃん「うん」
母「そうだよ、まるちゃん。
できないことを数えるのやめて、できることを数えよう。
わかったこと。
英語できるようになったら無敵！！
やったじゃん」
まるちゃん「うん」
母「跳び箱も最初から１０段跳べたっけ？」
まるちゃん「ううん。」
母「最初は６段とかからスタートだったよね？
でも、練習したら跳べるようになったね」
まるちゃん「うん」
母「じゃあ、英語は練習もしないで急にできるようになると思う？」
まるちゃん「思わない」
母「そうだよね。
じゃあ、きいて、まるちゃん。
これからお母さんはまるちゃんに頑張ってほしいから鬼になります。
１日たくさん英語を教えます。
嫌でも泣いててもやらせます。
でも、信じて、まるちゃん。
３か月後には先生の言ってることが少し分かるようにさせてみせるから。
半年後には、自分の気持ちを伝えられるようにしてあげるから。
少しの間、確かに厳しくてつらいかもしれないけど、でも、長期間ずるずる負けが続くよりずっと良くない？
頑張れる？まるちゃん。
お母さんがまるちゃんを絶対に出来るようにさせるから。お母さんを信じてくれる？」
まるちゃん「・・・うん、わかった。
お母さんを信じる。
僕これから、何時間でも勉強する。」
まるちゃんの負けず嫌い気質が久々に刺激されたようです、、、
本当はもっと白熱して、ケンカ腰になったりもしたんですけどね(笑)
でも、こんな感じでまるちゃんとこれからのことを話し合いしました
これからの人生、もちろんダメになって腐っていくことだってあると思います。
人間だものｗ
例えばこれが、「いじめ」などによる登校拒否だったとしたら、「いいよ、やめなさい」と言ってあげられる親になりたいと思ってます
私もいじめられた経験があり、苦しかったので、「バカとは同じ土俵に立つな」「逃げるが勝ちだよ」と言ってあげるつもりです。
でも、今回のこれは、自分が頑張れば解決できること
だから、逃げないでほしい。
私だって、まるちゃんにこんな上から目線で偉そうなことばかり言ってますが、自分自身はダメダメです
わかってます。
私自身が嫌なことから逃げ続け、挑戦を避け続けてきた人間だからこそ、息子には・・・という思いが人一倍強いのかもしれません
まるちゃんには逃げ癖だけはつけてほしくないんですよね
私みたいになってほしくない・・・(笑)
この学校を受験するかもしれないと考えた瞬間から、まるちゃんを強くしないと大変なことになると感じて、それはそれは厳しく(笑)、受験勉強にも付き合い、跳び箱の練習にも付き合い、やればできるの精神を鍛えてきたつもりです。（そう、自分のことは棚に上げてｗ
）
なので。
今回のまるちゃんの言葉は本当に嬉しかったです
まるちゃんが「信じる」と言ってくれた時、本当になんとかしてあげなければいけないと思いました。
私は気が強いし、いつもやたらと前向きなので、あまり人前で泣いたりはしません
でも、この時ばかりは、、、涙をこらえることができませんでした。
小さい手で、泣きながら震える手で、私の手を握り返して「信じる」と言ってくれたまるちゃんの気持ちを考えると、涙が止まりませんでした
ありがとうね、まるちゃん。
やっぱり貴方は心が強い
私なんかを信じてくれてありがとう。
泣いたっていい。
家でどんどん毒を吐け！！！
でも、ちょっとずつでも何か変わっていけるといいなと思います。
そして。。。。
やること決まったら、話は早い。
二人の気持ちが同じ方向を向いたことで、我々パワーアップです！！(笑)
単純野郎です、我らｗｗ
またまた続きます。
暇な方だけお付き合いください