壷 第6号 (2016・9・10)

 熊本お茶の間川柳会(黒川孤遊

壺のいわれ

句会の会場は、中央区坪井にある。南へ500メートル

行くと種田山頭火が得度した報恩禅寺に行きつく。

その境内に坪井の名の謂れとなった壺型をした井戸跡が

残されている。2015年4月に発足。

 

巻頭言 「他流試合の勧め」 ・・ 黒川孤遊

 どんなベテランでも最初は全没の経験がある。

他流試合を積極的にしてもいい。

 

壷の詩 ・・ 黒川孤遊 選

冷蔵庫自惚れちょうど冷えたころ (村上哲子)

石畳むかしの話したくなる (岡村美智子)

真っ向から攻め込んで来る唐辛子 (井 美和子)

 

乙女のトキメキ

「使う」と「遣う」が混同して使用されている例が

増えた。

「使う」 人を使う、金を使う、頭を使う。等々

「遣う」 あやつる、思い通りに動かす、工夫して動く。

 

スーツ 私の川柳創世記・・古谷龍太郎(くろがね川柳吟社)

 逆立ちをするとあなたがよく見える

 

ふんわりリボン 現代川柳を遡る

阪井久良岐と井上剣花坊

 

札束 一冊 200円 熊本お茶の間川柳会 事務局

         ☎/Fax 096-371-5670