蝉しぐれ
生目台(いきめだい)の公園に久し振りに寄った。
蝉の穴が沢山木の周りにあり、蟬しぐれの公園には、
夏休みの小学生が蝉とりの網で悪戦苦闘中。
宮崎番傘の初代会長、大矢左近太郎さんの句
油蝉終戦の日がよみがえる (左近太郎)
臨月の蝉時雨聞くおなかの子 (紋章)
木にピントが合ってしまいました。
ほおずき
真赤で大きなホオズキが届いた。西米良村の若い夫婦が作られている。
チルドの宅配で新鮮なまま、いま刈り取ったばかりのようだ。
子供の紅顔に例えて「ほほづき」と書いた説や、実を鳴らすときの
顔の様子から「頬突き」からきた説もある。
お盆に祖先の霊がお戻りになる時の足元を照らす提灯として
また目印として飾るという習慣がある。
福岡の愛宕神社では安全と幸せを願う花として
県の知事に毎年贈呈されている。
葉がし折れたら水切りしコップに立てて水揚げする。
実の下から息を吹きいれると形が整います。
元気がなくなったら逆さに吊るしドライフラワーにする。
冷房除湿の部屋だと2~3日できれいなドライフラワーになるそうだ。
宮崎番傘の元編集長の本田南柳さんの句
ほおずきの彩へけがれを知らぬ過去 (南 柳)
ほおずきを鳴らしてはしゃぐ帰省の子 (紋 章)
以前、西米良村長さんが河野宮崎県知事に贈呈された
ほおずきと同じ中武洋文さん生産のものです。(半袖方が知事)